ライツ社の本

マイノリティデザインー弱さを生かせる社会をつくろう

マイノリティデザインー弱さを生かせる社会をつくろう 澤田智洋

 たまたまnoteでこの出版社をフォローしておりそこで紹介されていた内容に強く惹かれたため購入した一冊。国内最大の広告代理店でコピーライター、クリエイターとして活躍していた作者が全盲の子供を授かったことによって悩み苦しんだ先に見出したマイノリティ・デザイン、そしてゆるスポーツについて紹介した作品。デザインに於いてはハンデキャップを持つ人の意見を取り入れたファッションの開発を有名アパレルを巻き込んで実現したり義肢の方々によるファッションショーを成功させたり、といった活動なのだがなかでも最も感心したのはボディシェアリングロボット。目の不自由な方が装着するものでAIなどではなく寝たきりだけど視力には問題がない人に接続されている。つまり目の不自由な人は視力を補ってもらえるし寝たきりの人は散歩してる気分を味わえる、というもの。最初はコピーライターの経験を活かして障害者団体に助言するようなところから始めてイベントのキャッチコピー作成から活動範囲をこのように広げていって最終的に「ゆるスポーツ」に辿り着く。これは作者自身が運動が苦手ということもあって全盲ほど重たくはなくても苦手というのはマイノリティだという発想から誰もが等しく参加でき楽しめるスポーツを目指したものです既に90種類ぐらいが発案され実際に競技されたり自治体に採用されたりしているらしい。いっとき絶望してからの発想の転換と前向きなエネルギーが素晴らしいし本来の仕事を殆どせずにこういう活動に勤しんでいる状況を許す会社も素晴らしい。失礼ながら明石市にある出版社がこんな素晴らしい作品を出しているとは驚き。人間くさったらだめだな、と改めて思いました。これはおすすめ。

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僕たちはもう帰りたい

僕たちはもう帰りたい さわぐちけいすけ

漫画形式で若手社員からベテラン上司まで多種多様な「帰りたい」が描かれている。 各章毎にコラムがあり、「あぁそうすればいいのか」「これぐらいだったら自分でもできるかも」という気持ちになる。 仕事に対して小さな目標を持って取り組もうと思える。「毎日定時で帰りたい」

全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ

全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ 本山尚義

196カ国を、自宅の台所にひょいと連れてこれる、そんな本。パラパラと眺めているだけでも楽しい。スパイスや素材の組み合わせ方など、発見も多い。 アフリカの章が特に面白かった。魚料理の考え方が少し変わったかもしれない。異なる世界の異なるゴハンに、同じ「美味しい!」を重ねられるところが、人間の面白さだよなぁとつくづく思う。 PNGの、「美味しい関係ない」ゴハンも気になるっちゃ気になるが、食べる糊って…。

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ゾンビの哲学に救われた僕は、クソッタレな世界をもう一度、生きることにした。

ゾンビの哲学に救われた僕は、クソッタレな世界をもう一度、生きることにした。 さくら剛

「哲学はあっちゃんと大島優子の抜けたAKBだ」意外と秀逸な例えで、これだけでも読む価値あった。超わかりやすい哲学入門。興味はあっても読みきれなかったり挫折していた哲学の本。なぜわかることをわかりにくく書くのか、そもそも哲学ってなんなの?その辺からギャグっぽくツッコミいれながら書いてくれているのでとても読みやすい。ふざけているけれど、少しだけ哲学を身近に感じられる良書だと思う。

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毎日読みたい365日の広告コピー

毎日読みたい365日の広告コピー WRITES PUBLISHING

誰かに本を贈ろうと思った時、真っ先に浮かぶのがこの本です。 広告コピーを365日分集めた、毎日読んで楽しめる素敵な一冊。どのページをめくっても心に響くフレーズばかりでもはや名言集です。 立ち読みでもいいのでぜひ手に取ってほしい! 強く強くおすすめします。

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