朝日新聞出版の本

自炊。何にしようか

自炊。何にしようか 高山なおみ

デザインは立花文穂氏。 立花さんっぽいなあと思って奥付を見たら当たっていた。 ちょっと嬉しい。 高山なおみさんのふだんの食卓を覗き見させてもらっているよう。 神戸の自宅からの眺めがいいなあ。 写真は齋藤圭吾氏。

あちらにいる鬼

あちらにいる鬼 井上荒野

濃密な人間関係。笙子とみはるの妻と愛人という関係性よりももっと深い、同士というか共犯関係にも似た不思議な関係。フィクションとノンフィクションのバランスが絶妙な小説。寂聴さんの「夏の終り」から読み直したい。

ミカンの味

ミカンの味 チョ・ナムジュ/矢島暁子

0251 2021/10/28読了 日本の教育制度とは違うけど、進路に悩むのはどこの国でも同じだなあと。 進路だけではなく、それぞれの家庭環境も違う。それぞれバラバラな4人だけど、いつもの4人ってのがいいな。 何が幸せかは自分で決めたいよなあ。

カード師

カード師 中村文則

占いやカード賭博について臨場感を描く と思えば、「知る」とはどういうことかを問う。 好みの文章と、ぼんやりとした既視感です。

哲学の先生と人生の話をしよう

哲学の先生と人生の話をしよう 國分功一郎

誰かの悩みじゃない。 これを読む皆さんの悩みであり、私の悩みでもある。 人に相談することが苦手で、何でも事後報告になってしまう私にとっての指南書。 本の中にしか相談者がいなかった私が、人に相談するきっかけをくれた本。 誰かの悩みは、ある誰かが通ったことのある道です。

かるい生活

かるい生活 群ようこ

「生活」シリーズにはいつもお世話になっている 自堕落な毎日を反省中 かるくしよう!

母を捨てるということ

母を捨てるということ おおたわ史絵

図書館本。 薬物依存(この場合、鎮痛剤のオピオイド)に陥った母親との葛藤。 「寂しいネズミ」という章を読んで、思わず某元プロ野球選手の姿が浮かんでしまった。 家族や友人に依存者(薬物に限らず)がいる人は一度は読んでみるといいかなと思う。なにかの助けになるかもしれない。そうでない人も知識としてオススメできる一冊。

50歳からのむなしさの心理学

50歳からのむなしさの心理学 榎本博明

やる気が出ない。向上心が失われる。この先に希望が持てなくなる。 アラフィフ年代が突き当たる「むなしさ」の数々は、心の中の危機意識の現れであるとして、この機会に真剣に残りの人生を考えてみましょうという一冊。 読んでいて身につまされる本でした。

なぜ、穴を見つけるとのぞきたくなるの?

なぜ、穴を見つけるとのぞきたくなるの? 石川幹人

0256 2021/12/11読了 子供の疑問を学者が科学的に教えてくれる本。大人が読んでも面白い。 うんこは栄養になるのか?タイムマシンは作れるか?などの子供らしいものから、勉強しなきゃと考えるだけでつまらなくなるのは?ウイルスについての疑問など、大人が読んでも「そうなんだ…」とためになる。 科学的だけど哲学的な解説もあったり。 考えることも無くなってた疑問について答えを知ることができた。 あとがきにもあるように、身の回りのことにもっと興味を持って、解決できるようにしたいものです。

旅行業界グラグラ日誌

旅行業界グラグラ日誌 梅村達

職業擬似体験をしたい気分。 特にコロナ禍での影響が大きい旅行業会の事情を知るために。 添乗員さんは、いろいろなところに旅行に行けてうらやましいと思われる反面、クレームやトラブルに振り回されてやっぱり大変なお仕事。 そんな旅先のドラマを、人生の先輩でもあり著者が爽やかに打ち明け、微笑ましく楽しめる一冊。 人生は一方通行の片道切符の旅。 追憶の旅路をたどることができるのも、年を重ねた賜物である。  そんなベテラン添乗員さんに人生を教えられる。

藤井聡太のいる時代

藤井聡太のいる時代 朝日新聞将棋取材班

僕も朝日新聞に手紙を寄せた72歳の女性と同じく、藤井さんや羽生さんの活躍に影響されて将棋を始めた。幼少期の将棋との出会いから現在に至るまでの藤井聡太二冠を見つめたルポルタージュである。厳しい将棋界には天才や苦労人が他にも沢山いる。 本当に彼のいる時代にまだ生きていて良かった。