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文庫 結局、自分のことしか考えない人たち サンディ・ホチキス/江口 泰子
最近種々出てるサイコパスを扱った本の源流。 「ナルシシズムの7つの大罪」が端的で分かりやすい。 こういう本は、読むだけでなく身近にそんな人がいると、その人の特徴と合致してて余計に理解が進む気がします。
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文庫 中世奇人列伝 今谷明
日本史にはまだ知らぬ魅力的な人物が多くいそうです。特に雪村友梅の苦難を乗り越える人生は日本史でも1,2を争うかも‥ |
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極端のすすめ: やることは徹底的にやる、やらないことは徹底的にやらない 安井元康
20181111 東洋経済20180915
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文庫 絶望名人カフカ×希望名人ゲーテ: 文豪の名言対決 フランツ・カフカ
どちらも人間らしく格好良いと感じました。
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文庫 『自省録』の教え: 折れない心をつくるローマ皇帝の人生訓 マーク・フォステイター
ローマ帝国皇帝でも、嫌な人と付き合う際の心構えを説いています。私たち小人なら尚更相手をなんとかしようと思わないことが心に残りました。 |
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ビルマ・アヘン王国潜入記 高野秀行
しりとり読書4冊目。『ミャンマーという国への旅』からの「び」ではじまる本。 こちらもミャンマーつながりで。(ちなみにこの本で高野さんはミャンマーではなく、ビルマで通している。その理由も書いてあります。) 高野さんのわかりやすく親しみの持てる文章のおかげで、複雑な政治状況や発音に慣れていない人名、地名もすんなり頭に入ってくる。 世界のアヘン工場であるゴールデントライアングル内にある農村に半年以上滞在し、村での暮らしを詳細にレポート。 村の人との交流やビルマ文化、ビルマ人の働きぶりなど、高野さんが出会った全てがあますところなく伝えられている。 麻薬だと知りながらそれを育てることでしか生きる術を持たない人たち。 利権を根こそぎ奪っていくマフィア。 政権も大きく変わった今、あの村はどうなっているのだろう。 ミャンマー旅行の参考には微塵もならなかったけど面白い本でした。アイ・スンとの友情に泣きそうになる。そう、ミャンマーの人たちはみんな優しいよね。 次は「き」からはじまる本。 装丁者 中島かほる |
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変わった人たちの気になる日常―世界初の奇人研究 デイヴィッド・ウィークス
unique, étranger, curieux. 世の中の慣習からハズレても 皆さん、幸せそうでなにより
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灰色のバスがやってきた―ナチ・ドイツの隠された障害者「安楽死」措置 フランツ・ルツィウス
歴史と人種差別が描かれた小説で 胸が締め付けられる様な やるせない場面もありました。 |
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女盗賊プーラン プーラン・デヴィ
冒頭を読んだだけでぐっと引き込まれる。カーストの厳しさ、男女差別、繰り返される辱め、警察の腐敗、それでも立ち上がるプーラン。なんて人生を歩んできた人なんだろう…。事実は小説よりも奇なり、まさにぴったりかもしれません。自伝ですがとても読みやすい。おすすめしてくれた知人に感謝です。 |
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自分の「異常性」に気づかない人たち: 病識と否認の心理 西多昌規
正常と異常の区別の困難さ。精神治療現場から。 |
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旅の効用 ペール・アンデション/畔上 司
旅に思いを馳せたいという方におすすめの本だと思います。旅の良い効用と悪い効用(副作用)もキチンと書かれています。
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生き物の死にざま 稲垣栄洋
子供の読書感想文にいいと思う。 一匹の話が短いので飽きやすい自分でもスラスラ読めた。生き物の勉強にもなるしね
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お風呂の達人 バスクリン社員が教える究極の入浴術 石川泰弘
良い睡眠のためには、良い入浴時間を。 |
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深夜航路 清水浩史
今すぐ旅に出たくなる。全てが好み。
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人はなぜ悪をなすのか ブライアン・マスターズ
お正月休みに読む本2冊目 |
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中国「絶望」家族: 「一人っ子政策」は中国をどう変えたか メイ・フォン
中国が「一人っ子政策」を打ち出した当時、人が人の出生までコントロールするなんて自然の摂理に反すると憤りを覚えました。でも、強行するのが中国。人命軽視も甚だしい事実の数々。心も身体も傷つく女性たち。そして、至る場面での金品要求。 虐げられるのは、お金のない弱者ばかり。 女性として、母親として心が痛いです。
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本当は不気味で怖ろしい自分探し 春日武彦
精神科医である春日さんのエッセイ(ノンフィクション部分)と、その事に関連して春日さんの書き上げた短い小説(フィクション部分)が合わさってひとつの章になっている、一風変わった本です。 「自分探し」というまずこの言葉の定義をキチンとしてから始まる事が良いです。曖昧に「自分探し」という単語だけでは私とあなたの考える「自分探し」という単語から受けるニュアンスの違いから誤解を招く事が多いと思うのです。そして、この「自分探し」という単語は人によって受ける意味に開きが大きいとも思うのです。 また、春日さんの不思議に思う事、そしてそれに付随して考えが及ぶ細部がとても変わっていて、また、変わっているのに腑に落ちる場面が多くてとても面白かったです。 「自分探し」の最中に、用心してもらいたいものとして春日さんの挙げる『謙虚さの有無』に尽きると、私も同感しました。 『謙虚さの有無』が客観性の度合いを弱め、他人からいわゆるイタク見える、下品な(自分さえ良ければ構わないという考えが透けて見える)グロテスクな存在に陥るのだと。 「自分探し」は広義に解釈すれば、していない人はいない。それそのものがいわゆる人生といっても良いと思う。しかし、狭義の意味において、「本当の」が付く「自分探し」は逃避や幻想や妄想である。謙虚さの、客観性の無い所に正当な評価は現れない。 と、私は考えるので、春日さんと「自分探し」という単語を定義した意味を近く感じたので、また納得したので、そういう方にはオススメ致します。しかし、その考えに同意できる人ばかりが読むことでは春日さんの考える「グロテスクな人々」には届かない本でもあるとも思う。この本のタイトルから興味が湧いて読もうと思う人には既にそういう傾向が高いと思うので。 2007年 7月
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文庫 12月25日の怪物: 謎に満ちた「サンタクロース」の実像を追う 〓橋 大輔
"サンタクロース=楽しい思い出" 覆されます。全ては暦の習慣の習わしです。
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ことわざ生活あっちこっち2冊セット あかいわしゅうご
目で読むことわざ辞典 |
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京の大工棟梁と七人の職人衆 笠井一子
毎日、少しでも進歩するように何か考えとるんですよ。新しい材料を使って、今度はこんなことできんやろかとか、それを考える時が一番の愉しみですわ、、。中村外二さん90歳頃のインタビュー。今度、中村外二工務店へ行くので予習のために。 |