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ドラッグストア拡大史 日野眞克
今、業態で一番勢いのあるドラッグストア。 その背景と強さの仕組みを知りたいと思い、書店で見かけた瞬間に即買い。 小さな薬局や薬店から始まり、チェーン化と消費者ニーズを巧みに捉えて、他業態を脅かす存在となるドラッグストアの躍進の歴史と展望がよく分かる。 同じドラッグストアといっても、企業別の強みや戦略の違いが明確に理解でき、これから街で見かける看板に興味が深まる。 筆者が提言するドラッグストア未来戦略の一つ「デジタルシフト」。 デジタルシフトというと、自動化が進み、現場が無機質なものになると思われがち。 デジタルシフトの目的は、お客さまの細分化した個別ニーズに低コストで対応することができ、"昔の個人商店のような人間的な接客に戻ることができる"こと。 なるほど!ドラッグストアはさらに地域に密着した店としてのポテンシャルを持ってる。 |
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ヨシキ×ホークのファッキン・ムービー・トーク! 高橋ヨシキ/てらさわホーク
一気に読んでしまった 映画の批評や解説でなく、映画から 時代、社会、情勢まで話題を広げる知的な対談 思った以上に真面目な内容 無茶苦茶面白い
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それはデートでもトキメキでもセックスでもない ロビン・ワーショウ/山本真麻
元になるデータの古さは大丈夫かな? |
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ベルリンうわの空 香山哲
何なんでしょうねこのマンガは。このマンガの中には赤川次郎とか藤子・F・不二雄、ケストナーっぽさがあるなと。道徳的なものと、娯楽的なものが話の中に練り込まれている感じがする。主人公(著者の香山さん)がドイツのベルリンに住んで感じたこと、見たこと、考えたことが細かく描いてある。僕がなぜかと思ったのはマンガの中に社会運動の場面、主人公たちが何かしようと動いている場面があるのにも関わらず、マンガの題に「うわの空」とつけて、ぼやかしているような点。はっきりとは分かりませんがマンガの後書きを読むと、香山さんはベルリンの魅力や街のことをまだ手探りで考えているから、明確な題にせずにこの題にしたのかもなと。道徳・哲学的娯楽マンガ、と言えるのかも。 |
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平家物語 バラエティ・アートワークス
権力が入れ替わり続ける都で花開き、宗との貿易にも力を入れ、勢力を拡大させたが、西へ追いやられ、追い詰められ、徹底的に滅ぼされた平家、何が悪かったのか、時代の流れを止める事はできなかったのか気になります。 都は華やかだけど、常に中心である事は難しく去る寂しさも大きく、争いで恨みも買う。 中心に登る事が本当に幸せなのか... 分析編なども読んでみたい! |
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ドローンマン 妹尾一郎
面白い |
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マーベル映画究極批評 てらさわホーク
MCU第1作目である『アイアンマン』から 『キャプテン・マーベル』まで全作品を網羅、 制作時の裏話などを交えて解説したもの。 作品自体が面白いのはもちろん、 完成までの裏側を知ることもまた面白い。 MCUという「もう1つの宇宙」へ旅するために、 常に側に置いておきたい一冊。 てらさわさんの『エンドゲーム』評も気になります! |
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とんねるずと『めちゃイケ』の終わり のテレビバラエティ論 ラリー遠田
20190101 週刊文春20180927 |
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中年男ルネッサンス 田中俊之
20190110 週刊新潮20190117 吉田豪 |
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あなたの起源を読み解く 家紋の世界 インデックス編集部
20181029 サンデー毎日20180812 本郷和人 |
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ダンピアのおいしい冒険(1) トマトスープ
17世紀、英国の海賊が主役。知識と冒険、危険がセットになってた時代。『知りたい』って本来こういう事だったのかと改めて先人に感謝した。絵柄は見やすく可愛いが、内容はガチ目です。いま、いちばんおすすめの漫画。 |
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モリッシー自伝 モリッシー/上村彰子
マイク・ジョイス、カースティ・マッコール、クリッシー・ハインド、スージー・スー、ナンシー・シナトラ。 |
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看護師という生き方 近藤仁美
筆者の経歴とか、ただの自慢に見えてしまいました。一般的というか、当たり前のことを言っているように思えました。題名だけで、内容は興味をそそられませんでした。 でも、これから看護師になりたい人は読んでみると、現場が少し想像しやすくなると思います。 |
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バンコクドリーム 室橋裕和
風俗情報から紛争地域の潜入ルポまで幅広く網羅した伝説の雑誌「Gダイアリー」その編集部にいた著者による回顧録というにはあまりにも生々しい思い出の数々。読み進めていくとこんな連載あったあったと懐かしくなった。 かつて新橋にあった書店では発売日に完売したこともあった。また横浜駅にある書店でバックナンバーフェアをやったら売れたけどお店の偉い人に怒られたって話も。 読者の声「名古屋の丸善に行ったら跡形もなかったよ本当に売ってるんですか」p.141とあったけど帳合なかったんだな多分。 「アジアの雑誌」に移行した経緯はなるほどそういう事だったのか。10年近くたってようやく腑に落ちた。 自分にとってもまさに青春記。 |
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からすの課長さまっ! チドリアシ
事故にあった鳥好きの人間が、手違いで人間ではなく鳥のための天国に行ってしまって、そこで烏に好意を持つ…という恋愛モノ。 設定が面白いと思ったから購入したが、申し訳ないけど…つまらない。 こういう設定なら、笑いの要素を入れた方が面白いのに、恋愛のキラキラした要素ばかり追い求めてて興ざめする。 烏の良さも伝わらなかった。 表紙詐欺ですね。 久々に「ハズレ」を引いてしまった。 |
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お騒がせモリッシーの人生講座 上村彰子
2019.08.10 ザ・スミスという何にも似てない特有の存在は、やはりこのモリッシーがいたからこそと再確認。また、今まで持ってた彼へのイメージがこれ読んで変わった。 |
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コスモス 光用千春
お父さんと娘さんの二人暮らしの日々が描いてあるマンガ。このマンガの面白いところは登場人物の表情の描き方がかなりシンプルなところ。表情が見えにくい。しかし表情が見えにくいから登場人物の行動や台詞に目が行く、集中できる感じがする。しっかりものの娘さん、抜けているようで要所は押さえるお父さんが最初はギクシャクした感じになりつつも二人暮らしの日々を積み重ね、娘さんはお父さんとの日々、学校での日々の中で色々な感情、思考、経験を積み重ねていく…。このマンガの見どころは「積み重ね」だなと。日々の積み重ねを感じるマンガです。
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居酒屋チェーン戦国史 中村芳平
ネオンが時代の移り変わりを表す。 人生の節目ごとにお世話になった、居酒屋チェーンたちの誕生ストーリーが一気に把握できる。 成功の秘訣は、 ・明確なコンセプトとターゲット設定 ・トップを狙う執念 ・若い時の経験と苦労から学んだ逆境魂 ・運命的な出会いと縁 ・消費者目線の店づくり ・そして、誰にも負けない情熱! 逆風が続く居酒屋業界の生き残りをかけた、新たな世代交代が楽しみ。 いつの時代もお酒は人を酔わす
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しょぼい起業で生きていく えらいてんちょう
生活の資本化。自分で必要なものを自分で生産し、余った分を売る。年収いくらか?なんてものは考えなくていい、何もかも現金に換算しようとしてる。自分で賄え!今自分にはこれが出来そうを探せ。 お金が欲しくなれば投資家にお金を貰う。資源を眠らせない店が成功する。こちら側が頼んでもないのに、人が自由意志で何かをしてくれる。これが正しい搾取。与えて欲しいなら、まず与えよ。俺は不安定がストレスの原因だったのかも。先が見えないとか、生きていけないとか。でも普通に就職するのもストレスみたいなジレンマ。自主的、ノンストレスがキーワード。無料コーナーを作る。一種のタウン。企画をやらせてあげるから、その日のバーテンを任せる。
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師匠 歌丸 背中を追い続けた三十二年 桂歌助
20181028 週刊ポスト20180810 |