祥伝社の本

婚姻届に判を捺しただけですが 2

婚姻届に判を捺しただけですが 2 有生青春

愛のない結婚だから仕方ないけど 唯斗が明葉にプロポーズしたのを目撃して 自由にしていいと言うのは 浮気も不倫もしていいって言ってるのと一緒で 新婚生活を始めてもほんとに1ミリたりとも気持ちはないのかと ちょっとこっちまで寂しくなってしまう

アヤメくんののんびり肉食日誌 8

アヤメくんののんびり肉食日誌 8 町麻衣

仁英さんの一つ上の桐生さんがアメリカから戻ってきた しかも離婚して 昔仁英さんといろいろあった人だが 仁英さんがヘタレだったためアメリカ行きを止めることができなくて結婚、離婚までして戻ってきた人に 意識しまくってまたヘタレ アヤメくんを見習えばいいのに 外国育ちのアヤメくんはいつもストレート

あなたのご希望の条件は

あなたのご希望の条件は 瀧羽麻子

「転職エージェントとして働く主人公が手がけた10人の会員たちの転職話」という、味気ないまとめになってしまうのだが、読み始めると面白くて一気に引き込まれてしまった。 主人公の香澄は離婚経験のある四十代の女性。 思慮深く、過去に人に裏切られた経験からか恋愛には少し臆病で、仕事も決して自分が、自分が、というタイプでもない。 新天地を目指して転職活動に励む会員たちに、信頼を裏切らないよう様々な可能性を考慮しながら慎重に声をかける誠実な人柄が好ましく、私が転職を考えるなら絶対に香澄に相談をしたいと思う。 自分のことは自分が一番よく知っているはずだが、実は他人という鏡に一回反射させることで人は新たな自分を発見できるのだ、と香澄と会員たちの会話を読んで改めて思う。 香澄は真っ直ぐに正確に相手を映す鏡になっている。 だからこそ、会員たちは香澄に弱音を吐いたり元気をもらったりするのだろう。 そして最後に、香澄が自身の人生の岐路で悩む時、その会員たちが逆に鏡となって香澄に自分の姿を映してくれるという反転が見事だった。 しかし人が「転職」という人生の重大事を決断する時、そこにはものすごいエネルギーの場が生じるのだなあ。 当たり前か。 だってどの人の人生もかけがえのない唯一無二のものだから。 すべての登場人物たちの仕事人生が、幸せで実り大きものになりますようにと祈って本を閉じた。

ランチ酒

ランチ酒 原田ひ香

こんなテレビ番組あったなと思いながら読みました。 ただ仕事の話が薄い感じ。短編だからかな。

ゴールデンタイムの消費期限

ゴールデンタイムの消費期限 斜線堂有紀

かつて天才少年ともてはやされた、高校生小説家綴喜に届いた「レミントン・プログラム」への招待。 賞味期限切れの天才たちを再生させる「レミントン・プロジェクト」とは何なのか? 集められた「元天才」たちが知る、現実の残酷さと可能性を描いた作品。 斜線堂有紀は、才能が枯渇した小説家と、少女との交流を描いた『私が大好きな小説家を殺すまで』を以前に書いている。このテーマによほど関心があるのかな。

襲大鳳(下) 羽州ぼろ鳶組

襲大鳳(下) 羽州ぼろ鳶組 今村翔吾

これはいつ読み終わったのかな? シリーズ初の上下巻。こういうのって、上下セットでアップできないものか。 なんだかこのところ、火消しのシーンよりも、背景を描いた部分が多いような気がする。 深雪さん、いいですねー。

最後の付き人が見た 渥美清 最後の日々

最後の付き人が見た 渥美清 最後の日々 篠原靖治

付き人を14年間されていた方が語る、 渥美清さんの晩年を知ることができる一冊。 寅さんという国民的キャラクターを 演じ続けることの苦労、 そしてそれを周囲に悟られまいとする役者魂、 こんなにも強い信念を持ち続けた人だったからこそ、 車寅次郎は映画の中で 今も生き続けているのだと思いました。 様々な人たちの、 様々な情熱や努力の上に、 映画や小説という作品は出来上がっている。 それを知っている身として、 ただただ娯楽を享受している僕は、 作品に簡単に文句をつけることなんて出来ない。 批評をするには批評する側の 信念と覚悟が必要だ。

後ハッピーマニア(1)

後ハッピーマニア(1) 安野モヨコ

まさか45歳になったカヨコにまた会えると思ってなかった!私たちも同じように歳をとり、また共感を持って読むことができます。続きが楽しみ

ヒトゴトですから!(1)

ヒトゴトですから!(1) ゆに

結果を残す女・小森美緒が、花形の営業二課から人事部に異動になって、そこで新たなやりがいを見つけるストーリー。 スタートが百合マンガなのには驚きました(笑) 「人事部って何をする仕事なのか?」と私は疑問に思って、このマンガを購入しました。 会社で働く人の為に動く部署で、大変そうだなと感じました。 ただ私は、もっとビジネス寄りなマンガだと思っていたので、それに関しては少し期待外れでした。

アヤメくんののんびり肉食日誌 9

アヤメくんののんびり肉食日誌 9 町麻衣

結局仁英さんは桐生さんが一枚上手なおかげで先の関係に進めたってことで 次はエリザベスと里中くんかな 里中くん、男を見せてエリザベスが襲われそうなところ守って 2人の関係が進んでいいところまでいったのに 肝心なところで寝ちゃうから 次回に期待

アヤメくんののんびり肉食日誌 7

アヤメくんののんびり肉食日誌 7 町麻衣

無理矢理合コンに連れて行かれたアヤメくん 彼女いること普通に言っちゃうし 椿先輩にもすぐバレてるし ある種嘘がつけない誠実な人 純くんも旭さんと上手くいってよかったけど 旭さんの父であり純くんの研究室の担当でもある斉藤教授にバレたのはちょっとマズかったかも 娘をとられる父親の心境は計り知れない

老後レス社会 死ぬまで働かないと生活できない時代

老後レス社会 死ぬまで働かないと生活できない時代 朝日新聞特別取材班

高齢警備員 働かない会社の「妖精さん」 ロスジェネ世代が高齢化したら 定年前の転職 そして死ぬまで働くことを決意した人々 さまざまな境遇にある高齢者たちを取材。 近い未来に必ず訪れる、超高齢化社会をどう生き延びるか。 解決策を示すというよりは、 とにかく具体例をひたすら挙げました。 というスタイル。 結局は自分でなんとかするしかないって事だよなあ。 具体例を知っておくことは、 選択肢を増やすことにもなるだろうから、 その意味では良書かな。

婚姻届に判を捺しただけですが 3

婚姻届に判を捺しただけですが 3 有生青春

偽装結婚なんてやっぱりするもんじゃない 兄嫁が家出をして 兄嫁を好きな百瀬はほっとけない 百瀬を好きになってきた妻の明葉は切ないけど止めることはできない 明葉が知り合った年下の唯斗は明葉と仲良くなってきて2人の距離が近くなってきている 本人は気付いてないが 多分百瀬も明葉を好きになってきてると思う 一旦全てを清算してまっさらになって そこから考えないともうどこにも進めないような気がする

源氏物語の楽しみかた

源氏物語の楽しみかた 林望

角田光代氏の現代訳ではあるが、源氏物語を週末に読みながら、平日の通勤時にこの本を読む。 式部の思いが、分かりやすく楽しく理解できる。

からっぽダンス(2)

からっぽダンス(2) 阿弥陀しずく

ストーカー警官の久我くんとドルオタの月島さん やっとお互いに好きと言って ちゃんとした彼氏彼女なのに 久我さんの同僚の千代ちゃんのせいでちょっとおかしくなっちゃった 変わり者の久我さんと恋愛慣れしてない月島さんだから ちょっとしたハプニングに対応できない 千代ちゃん あきらめて関わらないでくれないかなぁ

襲大鳳(上) 羽州ぼろ鳶組

襲大鳳(上) 羽州ぼろ鳶組 今村翔吾

時代ものエンターテイメントでは今や第一人者ではなかろうか。松永久秀を取り上げた歴史小説でも唸らせられた作者の出生作シリーズである火消しもの。あとがきでも書かれているように大団円というか一種の集大成感がある作品でした。一時は史上最強と謳われた尾張藩の火消し、ある陰謀で潰されたその尾張藩火消しの天才的な頭目が陰謀を生き延びて自分たちを潰した者たちに復讐をした、その復讐の火事で多くの犠牲が出て終わりの頭目も死んだものと思われていたのだが、またも復讐と同じような火事が頻発して...という話。作者が作った江戸の魅力的な火消したちがばんばか出てきて活躍するし悪役もまたえげつないぐらいの悪事を働くし、と大団円的な内容。とにかく魅力的な登場人物が多過ぎる作品だけどとっちらかずに上手く書いているところがほんとにお見事。このあとどんな作品を書くのか...非常に楽しみなシリーズと改めて思いました。