文藝春秋の本

出会いなおし

出会いなおし 森絵都

まさに私自身、大切な人と出会いなおしたタイミングでこの本を手に取った。 人は何度でも出会いなおす。それは現実世界でのことなのか、はたまた夢の中か…長い期間を経てなのか、もしかしたらたった数秒かもしれない。ただいつまでも、どこまでも、この縁は"つづく"という事。そう思うと、今ある人間関係も、これから出会うであろう人たちですら、愛おしく感じられた。 ふわっとした描写に始まり、徐々にその正体が明らかになっていく…というような表現が多かった。「あー!こっちかー!」と、時に驚きつつも、想像力を働かせながら読むのは楽しい。 "年を重ねるということは、同じ相手に、何回も出会いなおすということだ。会うたびに知らない顔を見せ、人は立体的になる。" 2020.4.4 読了

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殺し屋、続けてます。

殺し屋、続けてます。 石持浅海

シリーズ2作目 7話からなる連作短編集 今回は別の殺し屋も出てきて お互い会ったことはないが存在だけはなんとなく気付いてる 2人の共通点は互いに殺し屋稼業が本業ではなく その副業を知っている普通の恋人がいること 恋人が殺し屋ってどうなんだろう 人を仕事として殺してるってことだけど 犯罪者が犯す殺人と何が違うのか まあ頼めるのは 金持ちだけだけど

魔法使いと最後の事件

魔法使いと最後の事件 東川篤哉

シリーズ4作目(完結) マリィがいなくなって数ヶ月がたち ある日忘れていた婚姻届が出てきた 聡介は捨てることも破ることもできずに誰かに破ってもらおうと市役所へ出したところ受理されてしまう 事件に追われるうちに戻ってきたマリィ 2人がハッピーエンドになるにはさっさと事件を片付けなければならない 聡介は刑事としての勘は割といい方だと思うんだけど 結局はマリィの魔法に頼る部分が多々あるような感じなので 夫婦としては案外合ってるのかも

サル化する世界

サル化する世界 内田樹

2020/03/06 読了 久々にワクワクしながら読みました。 「比較敗戦論のために」と「AI時代の英語教育について」「いい年してガキ なぜ日本の老人は幼稚なのか?」これは必読。

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ファーストラヴ

ファーストラヴ 島本理生

島本さんの小説は、男性に読んでみて欲しい。 普段、自然にしている事、またはされている事が実は…っていうことに気付かされてしまう。

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サイレンス

サイレンス 秋吉理香子

田舎と都会という対比から見えてくるものが数多くある作品。執着心と狂気が日常にカモフラージュされながら散りばめられている。とても好きな作品。

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雲を紡ぐ

雲を紡ぐ 伊吹有喜

読み進めるうちに、切なくなって、涙が…しかし、 主人公の祖父の存在や、言葉に勇気をもらえる素敵な本だと思いました。

国家と道徳 令和新時代の日本へ

国家と道徳 令和新時代の日本へ 廣池幹堂

櫻井よしこさん推薦という帯に惹かれて買いました。 これまで国家や天皇について考えたことはあまりありませんでしたが、本屋でふと目に留まり、この機会に日本人として最低限持っておくべき、国や天皇についての理解を深めようと、読んでみました。 推薦文の通り、爽やかで丁寧な言葉で綴られた読みやすい本です。

浮遊霊ブラジル

浮遊霊ブラジル 津村記久子

不思議な感覚の短編集。「給水塔と亀」は帰郷した男性の話。話は淡々としているが読み終わった時に前向きになれる。「アイトール・ベラスコの新しい妻」は津村さんにしては珍しくブラックな話。

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夜去り川

夜去り川 志水辰夫

主人公のキャラがすべて。それと素敵な女性たち。江戸時代でも、ハードボイルドである。

彼方のゴールド

彼方のゴールド 大崎梢

千石社シリーズ4作目 出版社に勤める主人公の目黒明日香 営業部に配属して2年 やっと慣れた矢先 「Gold」に異動となる スポーツ雑誌を作る部署なので 野球、サッカー、ラグビー、バドミントン、水泳など無縁な世界を一から勉強することとなる 勝ち負けの世界 怪我や挫折 スランプ いろんな嬉しいことや辛いことがあっても負けたら終わり、夢は破れるというわけではない 勝っても負けても経験値を積んでて いつかどこかでそれが生かされる きっと未来へと続いている

定跡からビジョンへ

定跡からビジョンへ 今北純一

将棋のことはあまり分からなくても、羽生さんがものすごい人であることは分かる程度の知識で読みました。さらにすごい人であると思った。対談の中から、考え方や価値観が見え、私としてももっと考えながら生きていがなければと感じられた。

宇宙から帰ってきた日本人 日本人宇宙飛行士全12人の証言

宇宙から帰ってきた日本人 日本人宇宙飛行士全12人の証言 稲泉連

本書でも何度も言及される立花隆の「宇宙からの帰還」、これを初読した時の衝撃は大きかった。 地球から宇宙という未知の世界に飛び出した宇宙飛行士たちが語る言葉は、地上に囚われている私たちとは観点がまるで違う。 地球から眺める宇宙、宇宙から眺める地球、観点が逆転した時に人の頭の中でこのような思考の大転換が起こるのか、人類は次の段階に進んだ、そう思い知らされた。 そして30数年を経て出版されたのが本書である。 あの本では「宇宙に行く」ということが第一の目的だった宇宙飛行士たちは、本書では宇宙でなにをするか、どのくらい滞在するか、どのような任務を果たしたのかが重要事項になっている。 そして日本人宇宙飛行士が日本語で宇宙体験を語ってくれる、という点も有難い。 12人の宇宙飛行士たちがそれぞれに語る宇宙は、それぞれの性格やバックボーンの違いからかまったく違う様相を見せてくれる。 そして何よりも驚いたのは、宇宙での任務を「出張」と称する日本人宇宙飛行士の登場だ。 今や人類が必要とするのは宇宙に真理や哲学、神を見出す者だけではなく、宇宙に行くことを「出張」と事もなげに言える者なのかもしれない。 あの頃感じた高揚感を再び覚え、人類は更なる高みに進んでいると感じられた。

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美しい距離

美しい距離 山崎ナオコーラ

がんにかかった妻と彼女をこころから愛する夫。 完璧なるラブストーリーだった。 山崎ナオコーラさんの小説を初めて読んだ。以前、西加奈子さんが、彼女を羨望しているような文章を書かれていて、どんな人なのかずっと気になっていた。 なるほど、と思った。 奇抜な名前に反して、案外やわらかい文章を書く。

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生涯投資家

生涯投資家 村上世彰

伝え方や手法は?も感じましたが、当時はわからなかった村上さんなりの思いはわかりました。

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