誠信書房の本

禅僧沢庵 不動智神妙録

禅僧沢庵 不動智神妙録 湯川進太郎

高校3年の6月。弓道場の控えで並んでいるときに、自分を外から眺めている感覚にとらわれた。道場の檜の匂いと、薄暗さがそうさせたのか。いすに座っている、弓を持っている、私の後頭部が見えた。呼吸が落ち着くのが感じた。胃が落ちるような気持ち良さにつかれた。不思議な心持ちだった。 沢庵『不動智神妙録』。それをわかりやすく解釈してくれたのが湯川進太郎氏の本著。『バカボンド』の沢庵がカッコ良くて読んでみたら、案の定、つなげてくれるキーブックだった。 止めておかない心。過去や未来にとらわれないで、評価しないで、眺めて流れるのを待つ。そうすると、今に対して向ける何かが出てくる。私がではなく、呼吸をベースとし(止行)、身体全体で観察する(観行)。なんというのだろうか、感覚的には背後の全て、世界を、宇宙を背負って、全体で向けるというものか。 倉本聰がいう「something great」のような、何か。それが神だとか仏性なのだ、と沢庵はいう。それが書かせてくれる時が僕の中にもある。何かが乗り移ったように、書こうと思わずに書いていること。「僕はオルガンでしかない」という村上春樹のそれかもしれない。書きながら僕は神に触る。 禅、書くこと、呼吸、直観、ゆっくり動く、走ること、レンマ、没我、、、。

精神分析たとえ話: タヴィストック・メモワール

精神分析たとえ話: タヴィストック・メモワール 飛谷渉

飛谷先生が自らのタヴィストック滞在記を挟みつつ、とかく実態を想像しにくい精神分析をたとえ話をいくつか用いて語ってくれる。精神分析の実践者たる者、もれなく訓練分析を受けて然るべきという先生の思いが全体に散りばめられ、大きくうなづいてしまう。

影響力の武器: なぜ、人は動かされるのか

影響力の武器: なぜ、人は動かされるのか ロバート・B・チャルディーニ

メンタリストDaiGoさんの本で紹介されていた本書。 私はDaiGoさんの本を何冊か持っていたので、本書も手に取ってみたら…分厚い!字が小さい!! だが、中身はワクワクするようなものでした(笑) 私はじっくり噛みしめるように読んでいます。 ちょっと時間はかかるかもしれませんが、何度も読み返すような1冊になる予感です。

Edab94c6 2a56 4ef3 964e f8e6ee5d26069yaf9tp  normal2b31546e 4a3a 4978 bb47 7b356949e9882d1f0356 5dd5 4835 8219 936890c79c7bDb65aad3 165c 4dd2 accb d5243cc1b558Icon user placeholder3cb1dc64 3353 45ea ba42 eb471ce394d2 74
野の医者は笑う: 心の治療とは何か?

野の医者は笑う: 心の治療とは何か? 東畑開人

普通に生きてたら知ることができない世界の話しが本になっており、臨床心理士と野の医者(科学では説明出来ない力を持つとされるヒーラーetc...)の違いについて解き明かされて行く。 野の医者又はそれに近い人たちに出会ったことは何度かあるが、考えを無理に押し付けられたりしたことは無かったように思う。本の中には、野の医者の共通点についても書かれているが、確かにと思う箇所はいくつもあった。 この本を読むことで、野の医者とは何なのかという疑問を自分の中で整理できるようになるように思う。

9f9b848f 3cf4 4d89 a43f 1a3dba9878f04207709b f77a 41a8 a12b e329c0275d22Ce91adb0 0ccb 47b6 b18f c31d78e5b00bCbf5359e 4a74 476c 92ff 8fd73b3a9988743b9593 b409 4abe b6c1 e420eae4686dB81813b6 473e 46cd 90d2 a98ad0bc98f4916b6b3e e558 4cf8 a58a 123e6fdfb25e 8