坂本あおいの訳書

おばあちゃんのごめんねリスト

おばあちゃんのごめんねリスト フレドリック・バックマン

お婆ちゃんの、おとぎ話はじっくり読まなければならなかったし、疑ってかからねばならなかったのだろう。視線は常に7歳の女の子から見た世界だった。シニカルで、斜め下から見上げる目線は時に悲しくて逞しかった。こんなお婆ちゃんいたら、うーん困っただろうな。最高すぎて。バックボーンが日本と違うので、その辺は調節しながら読みました。愛がいっぱいだ。

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ねじの回転 -心霊小説傑作選-

ねじの回転 -心霊小説傑作選- ヘンリー・ジェイムズ

唯一言えるのは、こめかみにゆっくりとねじを穿たれるような読書感。よく難解と評されるが、理解が難しいとかではなくて、感想にしろ考察にしろ、読んで自分の中に受けとめたものを簡潔に表現することがとにかく難解な本。決して個性的な作家ではないのに、未だにヘンリー・ジェイムズと並べられる作家を挙げられない。

出口のない農場

出口のない農場 サイモン・ベケット

わけありのイギリス人である主人公がフランスの片田舎まで逃げてくるところから物語が始まる。 車を捨てて歩き出した主人公は農場主の仕掛けた罠に傷つき歩くこともままならなくなってその農場に世話になることに。 タイトルからして逃げられなくなるのかと思いきやそうでも無く、なんとなく偏屈な農場主とその娘二人とのギスギスした共同生活を送るうちにじょじょに農場に秘められた過去が明らかに、という作品。 予想してた結末と違い醜い物語ではあるがミステリとしてかなり上質であったのも事実。 面白く読みました。

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