山形浩生の訳書

動物農場

動物農場 ジョージ・オーウェル

働くということを考えさせられる。また、日々働くということに対して疑問に思っていることが書かれていた。 前の労働環境よりよかったと思っても、はたしてそうだったのか思い出せなくなったり、上の人ほど楽をしているように見えたり(実際していたりする)、自分のために働いているのか、組織のために働いているのか。集団になれば力関係も生まれるし、個人主義が強く現れている現代では、個人として力を持たない者にとっては、組織の歯車になるのは耐えれないのではないか。 風車が壊された時、また作ればいいと豚は言うが、言う方は簡単なのである。 結局豚が人間のように権力を振りかざすという話ではあるが、労働することについて考える話でした。 ベーシックインカムがはやく導入されないかと思っています。

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貧乏人の経済学 - もういちど貧困問題を根っこから考える

貧乏人の経済学 - もういちど貧困問題を根っこから考える アビジット・V・バナジー

今でこそパンデミックが課題の中心という世界ではあるけれどもちょっと前は格差の問題がこの世界における最重要課題の一つだったわけで~それも解決しないままより大きな課題に覆い隠されている印象があるのだけれども~今流行の行動経済学なども取り入れながら世界中の極貧と言われる人たちはなぜそうなのか、問題の根本は何で、どうすれば解決につながるのか、について書かれた作品。援助をすべきなのかそれとも自助努力を起こさせるべきなのか、マイクロファイナンスの取り組みは何が良くて何が問題なのか、そもそも貧困層と言われる人たちはなぜそうなってなぜそこから抜け出せないのか、を実際の交流を通じて解明していく試みの本作。貧困層自身の行動における問題点も容赦なく描き出した上でどうしていくべきか、を具体的に示している点が素晴らしい。理系脳が貧弱なのでグラフが出てきたときはどうしようかと思ったけれど極めて分かりやすい文章とロジックに感服。変な感想なのかもしれないけれどマルクス主義があのような顛末を迎えたことを経た格差の解消論とはこういうことになるのかなと思った。これは刺激的な作品だった。

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ウンコな議論

ウンコな議論 ハリー・G. フランクファート

私の周りは(もちろん私も)、ウンコな感じです。 しかも、ゆるい… (引用) “人々は嘘よりはウンコ議論や屁理屈のほうに寛容である。これは人々が前者を個人的な侮辱として受け取るからかもしれない” なるほど、確かに国会中継を見ている時に最も多く感じるのは、トホホ感であって怒りではない。 (引用) “民主主義における市民はどんなことについても〜中略〜見解を有する責任があるという広範な決めつけも、ウンコ議論生産の大きな要因である。” テレビのワイドショーも(ニュース番組も)、ブログやSNSも、人々がただ語るための場であって、語られる対象は取っ替え引っ替えなんでもいい感じだ。 目から耳から、ウンコが入ってきて、口と指先からウンコが出て行く。 今はそんな世界だ。

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伽藍とバザール

伽藍とバザール E.S.Raymond

これだけは読んでおかないとあかんで

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海賊の経済学 ―見えざるフックの秘密

海賊の経済学 ―見えざるフックの秘密 ピーター・T・リーソン

海賊とはなんぞや?を経済学と言う視点から評価した本 粗暴なサディストで気が狂ってる奴ばかりが集う集団なのにどうして組織として上手く機能していっているのか? 財宝の取り分を巡って仲間割れなど起こらなかったのか? 実は強かで合理的な犯罪組織である海賊達の正体が分かりやすく書かれていて経済の知識皆無でも読める

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その数学が戦略を決める

その数学が戦略を決める イアン・エアーズ

データサイエンティストという言葉が流行る前に、そういった仕事への憧れを持たせてくれた本。文庫化されて手に入りやすくなりました。

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