浅倉久志の訳書

風の十二方位

風の十二方位 アーシュラ・K・ル・グィン

ルグィンの長い創作活動を横断するような短篇集。のちに長篇に発展した作品も。一作ごとに自由な異世界を楽しめます。タイトルが格好いいですね。

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アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) フィリップ・K・ディック

誰がアンドロイドか疑心暗鬼になればなるほど、引きずり込まれる。 何処がアンドロイドで何処からが人間の境なのか。 本物の動物は値段が張るので、電気回路で動く動物を飼う世界。 ディストピアとしても、SFとしても、哲学としても楽しめる1冊。 初めてのSFでこれを手に取ったのは、きっと正解だった。

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タイタンの妖女

タイタンの妖女 カート・ヴォネガット・ジュニア

生まれつき何不自由ない人生を送ってきた主人公が、自分の運命に翻弄されて宇宙を旅して最後を迎えるまで。それ程長い小説ではないけど、スケールが大きい話。 自分の人生が何か大きなものに動かされているとしたら、しかもその理由が第三者からみたら些細なことだとしたら、全体は喜劇的でも本人にとっては悲劇だ。だから物語の中に出てくる宗教が必要になったのかもしれない。 なんか大袈裟になったけど、読んでいるときは全然重苦しく感じないし、話が自分の想像つかない方へ進むので、読んでいて面白かった。 結構前に書かれた本のようだけど、今のクラウドやAI の概念につながっているところなどもあり、あながち荒唐無稽な話でもないかもしれないなんて思わされたりもする。

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たったひとつの冴えたやりかた

たったひとつの冴えたやりかた ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア

表紙がかわいい。 グッドナイト・スイートハーツの 大きい銀の雲のような髪を持った女が、分厚く透明なプラスチック×銀の装飾の宇宙服 を纏って宇宙空間のなかはしゃぐシーンとか、 衝突のジールタン星の不思議な風景、不思議な生殖の描写とか、 現実で見れないシーンを見るためにSFを読んでるんだなあと改めて実感しました。

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プレイヤー・ピアノ

プレイヤー・ピアノ カート・ヴォネガット・ジュニア

ヴォネガットの長篇デビュー作で、すべてが機械によって自動化する世界を描いたタイトルも秀逸なSF小説。さすがに古い作品なので風化している部分はあれど、あるひとつの価値観における勝者と弱者の葛藤というのが本質的なところで、今読んでも全然面白い。『タイタンの妖女』『スローターハウス5』を読んで実はそこまでしっくり来なかったんですが、これはバッチリ直球ではまりました。ヴォネガットの中では地味という評価をされているみたいですが、仕事のことでものすごく悩んでいた時期に読んだというのもあって凄く特別な1冊です。