服部千佳子の訳書

脂肪の歴史

脂肪の歴史 ミシェル・フィリポフ

食関係の素材だったり調味料だったり、何か一つを取り上げて深堀りするこのシリーズに「脂肪」があったので手にとってみた。肥満の一番の原因として忌み嫌われる脂肪だけども、これは別の本でも読んだことがあるけど例えばウサギの肉など脂肪がすくない肉だけを摂取すると人間というのは「ウサギ飢饉」というタンパク質中毒になってかなり酷い死に方をするらしい。その価値がわかっているからなのか太古から現在に至るまで狩猟民族に於いては獲物の脂肪が最も重要とされたし、遊牧民族や農耕民族においてもバターやオリーブオイルなど獲物の脂肪を代替するものが珍重されてきた、そして脂肪が悪とみなされるようになったのはごく最近のことなのだ、ということが説明されている、食に興味のあるひとならかなり楽しめると思います。面白かった。

ウィキッド(上) 誰も知らない、もう一つのオズの物語

ウィキッド(上) 誰も知らない、もう一つのオズの物語 グレゴリー・マグワイア

学生時代の主人公がハーマイオニーっぽくてかわゆい。 上巻の後半に苦手な不倫ネタが絡んできて急に感情移入できなくなる。 飽きた頃に学生時代の仲間のその後が出てくるからついつい上巻を読破 いつ魔法の話になるのか。。。。。 と下巻はクリスマスの頃に届くらしい。

孤独の愉しみ方―森の生活者ソローの叡智

孤独の愉しみ方―森の生活者ソローの叡智 ヘンリー・ディヴィッド ソロー

森で自給自足の生活を送り、自身の内なる孤独と向き合ったソロー。生活の知恵のような、心の処方箋のような名言集です。完全に人との関係を遮断するわけではなく、人間が作り出した物から離れた暮らしを送る。自然と調和することで、自分の中の本来の自然な部分を引き出しているんですね。孤独な時間にこそ新たな価値を身につけることが出来る、という思想がとても好きです。〝人が追求するのは、何をするか、あるいはどんな人間になるかであって、それをするための道具ではない。〟

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