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小学生を相手に、日々働いています

小学生を相手に、日々働いています。 できるだけ食わず嫌いのない読書を目指してます。 速読も精読も好き。 神保町は聖地。

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コメントした本

十角館の殺人 <新装改訂版>

色々な人が面白いと評していて、やっと手を出した。 長いように感じたけれど、読み始めればあっという間。苦手なカタカナの人名も、どんどん死んでいくからなんのその。 紙で小説を読む良さを、久しぶりに心の底から感じた…あの頁の使い方はずるい。「えっ」って声が出てしまったのは久しぶり。 好きな人は好きかな。私はもうお腹いっぱい。

3か月前

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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 上巻

村上春樹アレルギーだった自分が、友人に勧められ。 嫌々読み進めていたが、上巻の終わり頃にはすっかり彼の世界に引き込まれ、読み終わったその足で下巻を購入してしまった。 文章表現がくどくて苦手だったけれど、本作は夢のような世界が舞台だから、その詩的な表現がマッチしてなんとも心地良い。 二重の世界が織りなす作品感も、今となっては珍しいものではないけれど、きっとこの人が先駆者の1人なんだろうと勝手に推測。 下巻も読み終わった時、自分の中で新しい価値観が生まれそうで楽しみ。

3か月前

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続 明暗

あとがきにある、「文士を押すのではなく、人間を押すことを望む」ことを、漱石から受けての続編。 この書の批判に対しても、冷静に分析する水村美苗はさすが。メンタル強すぎる。 個人的にこれじゃない感はあったけれど、未完のものへのひとつの答えとしてとても面白かったし、読んで良かった。 読みながら、漱石は後世の私たちに楽しみを残す為、未完のまま終わらせるつもりだったのではないかとすら思えた。

3か月前

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誘拐

1963年に起こった吉展ちゃん事件について、ルポタージュ風に書かれたもの。 事件の流れだけでなく、犯人の生育環境とか捜査の内容まで生々しく書かれていて、読み応えはあった。 時代背景をうまく理解できないところがあって、ところどころ消化不良。 どちらかというと加害者側の視点で書かれていて、事件の悲惨さはそれほど濃く描かれていなかったので、物足りない人には物足りないかと。

3か月前

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明暗

未完の大作。ずっと読みたかったのですぐに読了。 人によっては回りくどい言い回しがとっつきにくいだろうけれど、私はどハマりした。 言葉の使い方が本当に美しくて、津田のダメ男さが霞むほど。 最後は「えっ⁈ここで終わり⁈」と思わされ、もし漱石が続きを書くとしたらどうしただろうと妄想を膨らませられるのも、考えようによっては楽しかった。 人それぞれの解釈をすることができるのも、きっと名作たる所以。ある意味、未完という形があってこその本作なのかもしれない。

4か月前

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日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で

文章がとても理論的で、それでいて女性的な表現が感じられて読みやすい。 言語学を学んでいる人や教育に携わる人は、必読だと思う。 最終章の英語教育にまつわるところは、ぜひ今読むべき。 近代文学がなんと美しく完成されたものであるか、英語を全員が等しく学ぶことの無意味さ、日本語教育を軽んじている悪い意味での島国根性。 共感するところは多かった。勉強になりました。

8か月前

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銀漢の賦

ストーリー序盤にあるような幼少の頃からの身分差は今はないけれど、大人になってからの流れは現代に繋がるところ多々あり。 通信手段がない中、お互いの思いを信じてそれを最後まで貫くところは、胸を打たれる。 なにより文章全体の日本語が美しい。それから、女性が強いのも本作品の好きなところ。

9か月前

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7SEEDS コミック 1-31巻セット

大人買いしてしまった。田村由美好きだー。

約1年前

残響―中原中也の詩によせる言葉

「タバコとマント」「冬の日の記憶」が好き。 「サーカス」「汚れちまった悲しみに」は、知っている詩だからこそ町田康の文章が面白かった。 詩って時々心に響くものを見つけられるから不思議。たまーに読みたくなる。

約1年前

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これでいいのだ!瀬尾ごはん: 台所まわりの哲学

レシピ本って好きだけど、大抵は「こんなに必要なの?」ってくらい食材から調味料から羅列されていて、んで結局作らないパターン。 この本は、基本「醤油と砂糖でできる」とか「食材ひとつを焼いたり煮たりなんだりするとオッケー!」なので、とても心が軽くなる。 「延命保存の冷凍庫はゴミ箱予備軍」ほんとそう。

約1年前

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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 下巻

「僕」と「私」との世界を、最後になるにつれて近付けていくような描写はさすが。 エンディングはなんとも解釈しがたいものだったけれど、文学とは至極内包的なものだから、個人的には好きな作品だと感じた。 最後は脱出が成功して、いわゆる時間軸がずれてるような作品かと思ったのに、そうではなかった…。 目次の謎のキーワードがとても好き。いちいちくどい描写も、慣れれば必要に感じる。人生観を揺さぶられるような表現が散りばめられている。一読では分からないような、練り込まれた描写があるだろうことは分かる。(読み直すかは別問題) 確かに、今の日本には、彼より世界的な文学賞に近い人はいないかな。

3か月前

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楽園のカンヴァス

ひたすら面白かった。 原田マハは当たり外れがあるけれど、これは当たり。

3か月前

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死ぬほど読書

この本に出会うために本屋に入ったのね自分、と思うくらい、読んでよかった内容。 経歴とかお年を召していることとか差し引いても、これだけ論の一貫した文章を書けることに、その読書生活の豊かさが伺える。 初対面でその人の大体が分かるとか、すごすぎ。こんな上司に育てられたい。

3か月前

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漁港の肉子ちゃん

*原撰 登場人物のキャラがしっかり立っていて、ドラマを見ているようにさくっと読めた。 13pの、雪にまつわる書き方が大好き。 西加奈子は素直な文章が素敵だなぁ。

4か月前

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悲嘆の門(上)

上中下巻まとめてコメントできなかったのでここで。 文庫化したので一気読み。 上はまるでノンフィクションのようで、ぐいぐい読み進められる。サスペンスっぽくて、素直に面白い。 それだけに、中で急に???が多くなって、戸惑ってしまう。そこを我慢して下を読むと、不思議とすっきり。そのあたりがさすが宮部みゆき。 とっつきにくい言葉や言い回しが多いけれど、全てが洗練されていて、読んでいて苦ではない。苦手な人は苦手かな。 そしてこれだけは言いたい。ガラを実写化するなら絶対に菜々緒。

4か月前

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ホルモー六景

鴨川ホルモーが想像以上に面白かったのと、友人にたまたま借りられたので読み始めた。 読み始めるとサクサク進められて、あっという間に読了。 合コンの話が好きです。あとがきにもあるけれど、京都ばっかり!と思わせないところがうまい。

9か月前

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鴨川ホルモー

20170607読了 無駄のないストーリー展開で、ストレスなしで読み進められる。 思ったより面白かった!続編が読みたいし、映画も観てみたい。

12か月前

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悟浄出立

中国の古典(いわゆる漢文)が好きな自分としては、どれも最高に面白かった。読むのが勿体無いくらい。 タイトルでもある「悟浄出立」は、八戒にまつわる話が素敵。 「趙雲西航」は、映画レッドクリフが頭の中で蘇った。 「虞姫寂静」は、四面楚歌の語源に触れながらの、虞美人にまつわる話。これが1番好き。 「法家狐憤」「父司馬遷」は、血生臭い中国の昔の政治の話。 どれもオススメ。万城目学が好きになった。

約1年前

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落語絵本 四 じゅげむ (落語絵本 (4))

図書館でいきなり「寿限無寿限無五劫の擦り切れ!」と唱え出した息子が笑えたので借りた。 どこかで覚えてきたらしいけど、名文というものはつい唱えたくなるものなんだなと感心。

約1年前

「くりかえし」を楽しむ12か月のおうちしごと

こんなスローライフに憧れるけど、自分だったら3日で飽きて外に出てしまいそうと思ってしまうあたり、仕事人間なのかもしれない…

約1年前