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キトキ

おもしろければ、ジャンル問わず、わりとな…

おもしろければ、ジャンル問わず、わりとなんでも読みます。

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コメントした本

空棺の烏 八咫烏シリーズ 4

それぞれの事情を抱えた少年たちが、ともに過ごすうちにうちとけて、だんだんと仲間と呼べる関係になっていく過程が、おもしろくないわけがない! さらにそれだけではなく、最後に次巻を期待させる展開があって、わくわくさせられました。 『エリート武官養成学校でくりひろげられる、少年たちの胸熱な青春!』という帯がついていて、なにそれくそダサいと思ったけど、読み終わってから「なるほど、これもある種のしかけなのか」と納得。

約2年前

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僕と先生

怖がりな大学生「僕」こと二葉と、アイドルばりのルックスをもつ中学生探偵「隼人くん」が、日常の謎を解決していく『先生と僕』の続編。 今回は、社会の不条理や多面性みたいなものを知って、二葉が戸惑うようすが多く描かれていたように思います。 二葉がもっている若者独特の潔癖さと、でも世の中それだけじゃないっていう気づきは、自分にも身に覚えがあるので、なつかしいなーって思いながら読みました。二葉と同じ大学生くらいの子たちにオススメしたいかも。 隼人くんが大人たちから情報を引き出したり、思い通りに動かすために、かわいくふるまっている時は、ついコナンくんの声で読んでしまいます笑 そして、本に挟んである「15周年おめでとう」小冊子に並んだ、各出版社の担当編集者からのメッセージ!刊行予定も出版社関係なく並んでいて、みんなで坂木作品を推していこうってきもちが感じられて、坂木先生というのは編集さんに愛されている作家さんなんだなあ、と思いました。

2年前

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先生と僕

ミステリマニアでアイドル的ルックスの中学生と、ひょんなことから彼の家庭教師をすることになった怖がりな大学生が、日常でおこる事件を解決していく連作短篇集です。 タイトルである『先生と僕』の『僕』が大学生の双葉で、中学生の隼人くんが『先生』であり探偵役でもあります。 アイドル並のルックスをもつ少年探偵ということで、つい『ペルソナ4』の白鐘直斗くんをイメージしてしまいます。 各章の最後に、その章で起こった事件に近い題材のミステリ小説を隼人くんが双葉に渡す、というのがお決まりになっていて、ミステリ小説のガイドブックみたいな側面もあります。 気になったものは、standで検索してリストに入れちゃいました。 さくっと読めますよ。

2年前

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重版出来! 9

プロって本当にかっこいい。 高畑先生の「世界中の読者が待ってるぜ!」にシビれました。

2年前

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たったひとつの冴えたやりかた

図書館にやってきた異星人カップルのために、異星人の司書がヒューマンを理解するために貸し出した、3編の物語。中篇の間にはさまれた彼らの会話によって、ヒューマンならではの行動=人間らしさがより鮮明になっている気がします。 明るくて前向きで賢い女の子が生き生きと、とても好ましく描かれてます。表題作の「たったひとつの〜」のコーティーもしかり、「衝突」のジラもしかり。 「たったひとつの〜」というタイトルは、読んだあとにもう一度目にすると、その意味が強まって、ぐっときてしまいます。

2年前

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TVアニメおそ松さんアニメコミックス 1 おさわがせ6つ子!篇

いろんな書き下ろしグッズがでてるけど、結局のところ、アニメ本編の松たちが最高にかわいいと思い出させてくれる一冊。 6ヶ月連続で発行されるのが嬉しい。 アニメだと一瞬しかうつらないシーンが切り取られているので、このシーンでこんな表情してたんだ!という新たな発見もあります。

2年前

霊応ゲーム

イギリスの名門パブリックスクールで過去に起こった複数の生徒たちの死亡事件。その真相を探ろうとする記者が、事件にかかわる男性の元を訪れるところから物語ははじまります。 背表紙の説明や、物語のはじまり方からミステリーだと思って読みはじめると、辻褄のあわなさが気になってしかたなくなっちゃいますのでご注意!ミステリーではありませんから。 厳格だった時代のパブリックスクールという舞台設定や、少年たちの繊細な心理の描き方、同級生たちの近すぎる関係。 萩尾望都先生の描く少年たちを思い浮かべながら、読んでしまうことうけあいです。エドガーとかアランとか。少年たちが過ごすイギリス各地の風景描写がなにげに美しい。 先生に目の敵にされている少年、ジョナサンを優秀だけど孤独なリチャードが救い、ジョナサンを痛めつける同級生から彼を守るようすは、まさしく萌え展開でトキめいてしまいますが、その後、その関係性は変容していきます。 読み終わったあとで、これは二次創作系ありそうだなと思ってpixivで検索してみたら、思ったとおりで、二度、楽しめました。

2年前

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ハローサマー、グッドバイ

思春期の少年が少女と出会い、過ごしていくなかで成長していく様子を丁寧に描いている青春恋愛小説でありながら、「寒さ」が恐怖や悪の対象となっている惑星、粘流とよばれる海流がやってくる街、奇妙な哺乳類、2国間の戦争といったSF要素が、後半になるにつれ、がっつり絡んできます。 会話文のなかに「寒い」「凍る」「冷たい」がわるいことをあらわすコトバとして、ふんだんに盛り込まれているのもおもしろい。 造語が多いのでちょっと違和感もありますが「寒さ」がこの惑星に住む彼らにとって、どれほど大きな恐怖かがわかる仕掛けになっています。 主人公のドローヴが自分たちの変化について、かなり自覚的なので、彼ら彼女らの成長がわかりやすく描かれているのが新鮮でした。 色々な出来事がもたらす影響の原因と結果が明確で、もやっとしてない。読者に委ねてもいない。けれど、思春期特有の雰囲気も損ねていない。少年少女らの瑞々しい感覚に、はっとさせられます。 表紙通りの爽やかな読了感でした。

2年前

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あまいゆびさき

読みながら、あれ?これって「花宵道中」とか「官能と少女」の宮木あや子さんだよね?と訝しく思っていて、読み終わって、もしかしたら随分初期の作品をいまさら文庫化されちゃった系?と思って奥付みたら2013年に単行本として刊行と記載されていて、意外と最近だったと驚いてたら、最初に刊行した出版社が一迅社だったので、なるほど、そうか!ってすごい納得しました。百合系の雑誌がたしかあったよね、一迅社。 この本ではじめてAセクシャルというものを知りました。奥井くんの物語をまた別で読みたいかも。

約3年前

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贈る物語 Terror みんな怖い話が大好き

わたしは文学少女ではありませんでした、と宮部さん自身が作品紹介でおっしゃってますが、その手の気取りがまったくない、全部しっかりと面白いアンソロジーです。 デイヴィッド・マレルの「オレンジは苦悩、ブルーは狂気」とフィリップ・K・ディックの「変種第二号」が特に好き。 ゲーム好きの宮部さんらしく、「ブレスオブファイアⅢ」のレイについて熱く語っているページがあるのが好ましいです。自分もゲーム好きなので、攻略本を読み込んじゃうのわかります!

約3年前

あなたのための物語

《そして苦悶を焼き付けて灰色ーー》 全編、死がみちています。 死の宣告から、死が訪れてこと切れるまでの女性科学者のすべてが描かれています。 湿った文体ではないので、感情は引きずられませんが、だからこそ延々と死について考えてしまいます。読んでいる間、ずっと死が近くにあるので、元気がないときに読むのはつらいかも。 だけど、にもかかわらず一気に読みすすめてしまうものがこの物語にはあります。 主人公の女性サマンサは、人間を言語化する研究をおこなっていて、量子コンピュータのなかに、人間と同じような感情や考えをもつ存在を生み出せる、自分の脳内ですらキーボードから編集できる、というのがおもしろかったです。 記憶ではなく、編集されたそれを自分に記述することで、それに精通した人間になるとか、特定のタイミングで自動起動するようにすることで気分を上向きにするとか、言語化していると考えると理解しやすく、なんだか実現できる技術に思えてきます。 量子コンピュータのなかにいる仮想の人間であるワナビーが、物語を書くという目的を与えられていることから、人間とはなにか、人間社会とはなにか、死とはなにか、というSFらしい問いも満載です。 くわえて、物語とはなにか、なぜ物語を読むのかという問いもあり、自分の答えと照らし合わせて色々と考える作品でもありました。

約2年前

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文学ムック たべるのがおそい vol.2

Vol.1同様、小説と一緒に短歌が載せられており、小説にギュッと集中していたアタマが、抽象的で想像力をかきたてられる短歌を読むことでほぐれる気がする。

2年前

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オービタル・クラウド 上

上下巻読了。 一気に読みました! カバーに『火星の人の次はこれ!』というコピーが入っていて、どういう意味で「次はこれ」なんだ?って思ったのですが、なるほど、それぞれのプロや組織が、それぞれの持ち場でちからを発揮して、一丸となってプロジェクトに当たるというおもしろさは『火星の人』に共通するかもしれませんね。 ただ、宇宙まわりの組織だけではなく、CIAがからんできたり、北朝鮮の工作員とのドンパチがあったりするので、よりエンタメ性は高いかも。それがこの作品のおもしろさの一要素ではありますが、がっつりSF!って方にはちょっとちがうかもしれません。 といっても、一言もSFとはうたってないですけどね、この小説。SF大賞とか、星雲賞こそ受賞してますが、帯にも『近未来テクノスリラー』ってありますし。 あと、作者さんの遊びゴコロを発見して楽しかったのが、宇宙に滞在している民間人、ジュディ・スマークのブログ。 名前がそのままだし、文章のかんじとか、あと署名のセンスとか、これって『あしながおじさん』のジュディじゃん!語り口調とかみごとにそのままで感心してしまいました。あ、ただの思い込みだったらごめんなさい汗 とはいえ、このコのブログ、作中唯一の一人称口語体で、とってもいいアクセントになってました。

2年前

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なんらかの事情

一編一編が短いので、ランチの待ち時間とかに読むとすばらしい気分転換になります。 現実と妄想が入り混じった物語に、脳がほぐれるかんじ。 いちばん好きなのは「瓶記」 愚民どもめ。 あと「アロマでごわす」 すべての価値観を崩壊させる、ホロビの呪文。

2年前

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切れない糸

再読です。 アニメ化とかドラマ化したら、そこはかとなく漂うBL臭で、二次元界隈のひとたちに人気がでるんじゃないかと、ひそかに思っている坂木司作品のひとつ。 作品全体から感じられる暖かな雰囲気や、ひとの死なないミステリーであること、主人公の成長を描いているところ、安楽椅子探偵であることなど、北村薫さんの小説との共通点が多いかも。 北村薫さんのミステリの雰囲気が好きな方なら、絶対に楽しめると思いますよ。

2年前

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ダンジョン飯 4巻

ここまでは魔物食が中心でしたが、今作はいよいよ炎竜と戦って妹・ファリンを取り戻すという展開の為、戦闘シーンが多くて、いつもとちがう雰囲気でした…とかいいながら、しっかり大カエルのカツレツとか食べてますけどね。 ファリンがかわいい。この妹だからあの兄になったのがよくわかります。 そして、ファリンに対するライオスの態度がお兄ちゃんお兄ちゃんしていて好きです。特に、177ページからの兄妹の会話にキュンときちゃいました。

2年前

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Gene Mapper -full build-

拡張現実や遺伝子工学などの専門用語や、様々な造語がちりばめられていますが、意外と、さくっと読めてしまいます。 ほんのすこしだけ先の未来に、現実になりそうな世界が描かれていてワクワクします。ラストのあのシーンは、映像化したらかなりキレイそうですね。

2年前

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乙嫁語り 9巻<乙嫁語り>

パリヤさん編の続編。 ただの結婚相手だったのが、だんだん好きなひとになっていく過程がたまらんです。キュンキュンしながら読みました。 どのエピソードも好きですが、パンで思いを伝えるところは、パリヤさんの不器用なりの精一杯が伝わってきて、なんか泣けましたわ。あのパリヤさんが…!って。 ウマルさんが、ありのままのパリヤさんを気に入ってくれてよかったなあ。 はやく結婚させてあげたいけど、いいなづけ状態のふたりを、もうちょっと見ていたい気もします。

約3年前

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イギリスはおいしい

何年かに1回、読み返したくなる、イギリスについて書かれたエッセイ。 かなり前に発行されたものなので、いまのイギリスとはちがうのでしょうが、十分、おもしろいです。 なぜイギリスの食事はまずいのか、という悪口からはじまるのですが、イギリスを愛する著者だからこその愛ある悪口で、イヤなかんじはまったくしません。 そして、なぜまずいのかは、読むと納得です。うん、そりゃ、まずくなるわー。 語り口も軽妙で、読みやすいですよ。 余談ですが、先日、イギリス仕込みのスコーン屋さんでスコーンミックスを買って、うちに帰って内容みたら、小麦粉とベーキングパウダーを混ぜただけのものだったので、騙されたと思ったんだけど、この本読み返してたら、イギリスにむかしからあるスコーンミックスは、そういうものだということがわかって、誤解がとけました笑。

約3年前

ねにもつタイプ

日常と妄想が入り混じった世界。 淡々と語られる日常のなかに、あまりにすらっと妄想が入り込んでくるので、最初はびっくりしますが、だんだんそれがやみつきになっていきます。 特に好きなのは「疑惑の髪型」でのちょんまげ誕生の考察。家来の忠誠心の限界をためしたくなる殿様、不屈の奉公魂のシンボル、宇宙人襲来…何度読んでも吹き出してしまいます。 「むしゃくしゃして」での刑事と犯人のやりとりも好き。 ひとつひとつが短いので電車や飲食店での待ち時間に読むのに適してますが、なにしろ笑ってしまうのでそこだけ要注意です。

約3年前

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