811fbc55 7a7c 4a1e ab1c 69693b5ae14c

aco

最近本を読んでないので、また沢山読めると…

最近本を読んでないので、また沢山読めるといいな

11

コメントした本

泣き童子 三島屋変調百物語参之続

「まぐる笛」辺りで、宮部みゆきは何処に行こうとしているのだろう?と置いていかれる様な不安に苛まれたのだか、「節気顔」の最後で、人が居た。市井の人がちゃんとそこに居た。

2年前

Dbbef28a ccbd 4ae1 a050 c8031c1436b34e1499ca 9700 4bbc 85c7 07c4ab6cbd4f57399644 4812 4a08 846b 6faa174b8f21433331f6 49d0 4ef6 bbd1 ac6344930d413c58a9a2 b3d1 433a a11b ea0da0b53f50A2d0b282 e632 4433 97af bdf521d93f3eBbb39884 bff1 42f3 b207 c4b411623b37 8
喪失

主人公のシビラは、ただ奪われたりしない。抵抗する。身体の自由を奪われない様に。心の自由を奪われない様に。読んでいる間中、シビラの過去の身体的閉塞感、心的閉塞感が付きまとう。彼女は、時には諦め、流されそれでも必死に逃げる。でも何故か切迫感は伝わってこない。ただ流れ様に生きるシビラ。読後、タイトルの『喪失』がしっくり来なかった。シビラは何も失った様には感じられなかったから。自分の意志からでは無かったり、自分が許可も求められず誰かに身体や心を閉じ込められる事から必死に逃げ、小さな自由と居場所に辿り着いた話である。

約3年前

十角館の殺人 <新装改訂版>

昔、人に勧められたのを思い出して初めて綾辻行人さんの作品を読みました。きっとあの一行の驚きの為に構築された話なのだと思いました。 私の好みは、張り巡らされた伏せんを丁寧に拾い上げて最後にパズルのピースが全部収まり全体の絵を見てスッキリするタイプの作品の方が好きなのだと思いました。この作品はどちらかと言うと最後で最重要なピースの為の作品だと思いました

約3年前

7b33feac 70da 4d4c b6e7 19fac8c0c945E4487a42 3382 4fef b9f4 5eeb5eb2d9c271e8e134 4f71 4c0c a482 d52465b6de1916496921 5da2 4a74 8383 dabf29d7d8b7Icon user placeholder3f44102e 36ea 414f a79f 11d4455214e7Df016139 7043 4074 9caf d5b04be60007 142
パラレルワールド・ラブストーリー

東野圭吾の作品で一番がつんと来て、やられた〜と思った忘れられない作品

約3年前

880d5e72 80e3 47f0 8394 0e9677a95e52986f828a 15ac 44f1 b8fc 63e14c6cb24d56d331a3 af9b 48be a073 7dc1f59dba0aIcon user placeholderFa452119 0b49 4528 add3 9c8f40c7401eIcon user placeholder1508d1b0 6580 4c0e a593 86bb4b82f44e 84
その女アレックス

アレックスとカミーユ警部其々の喪失感がシンクロしながら、物語は進んで行く。喪失感から来る孤独。 人の内なる喪失か、外にあるものの喪失かの違いはあるが、そこには救いがたき絶望も伴っている。 でも最終章で外にあるものの喪失はそれが最も大切なものの喪失で、たった一つの掛け替えのないものだったとしても、自分を取り囲む全てでは無く、他に存在する大切なものに気付く事が出来れば、救いがあるのかもしれないと希望が見えた。その事に胸が熱くなった。 ピエール・ルメトールは、人間を良く知っているのかもしれない。

約3年前

084e32c1 21fe 4819 8f15 913fa7d035d66336f888 e4c0 4c88 9eb2 3a4fefb62300Bf5b322e ae2f 484f a218 718d0c72baa166b38508 5a46 4f97 a0fb 87ff00c4b34a5da5fe40 923d 406d ba4b 08d3bd9465ddIcon user placeholderE7e4c837 a83a 4e00 910f c1e1ee9acffa 157
楽園のカンヴァス

読み始めてから、周りの音は遮断され、とても静かな美術館の絵の前にいつの間にか立っていた。そして84年のバーゼルの夏の7日間と19世紀初頭のパリの5年間をルソーの絵の中の情熱に突き動かされずにはいられない人たちの想いが交差する。その間も静かなままだ。空気だけが行間から押し出されてきて私を包む。私は腐りかけた甘い南国の果実に想いを馳せる。 澄み切った空に響き渡る鐘の音に我に返り、そしてまた南国の密林の果実の香りと獣の雄叫びと蜜蜂の羽音に誘われていくのだ。

約3年前

9bd23011 edff 4ad8 9cc4 3b0a522a71344fbc6684 368f 439b 8ac9 7009d40dede7Icon user placeholder6ee099c2 876b 42c6 a86e a50b5b0d369b52bd9325 ad4e 4e79 bb55 f580f1d324aeD0a9380a 67b5 418b 8c14 3b49d31cec611eb00c1e 9037 4dd8 ab18 13d6b9963c2c 173