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サッカーとミステリとハードボイルド

サッカーとミステリとハードボイルド

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コメントした本

沈黙のパレード

前作から数年が経過して、登場人物たちも立場が上がったりしていますが、基本的な立ち位置は変わらず。 今作は予想外の方向に話が展開し、湯川教授が解き明かすべき謎が何かという事すら分からなくなりそうな状態。しかし最後はキッチリと話がまとまります(少し不可解なところもありましたが)。 このシリーズ、まだまだ続けていただきたいですね。

5日前

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十二人の死にたい子どもたち

面白く読ませてもらいました。が、なんだかチグハグした感じの作品でした。 キャラの設定に重みが足りない感じがしたり、作品の中心である安楽死をする事と謎解きが上手くリンクしていない気がしたり。 最後のまとめ方は、良い話に仕立てた感じですが、それまでの流れは一体何だったのか、と感じてしまいました。 一人多い話は好きですけど。

約1か月前

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盤上の向日葵

良くまとまった社会派ミステリ。 ただ、途中で読者に情報を与えすぎ、ラストが読めてしまったのが難点。駒を他の物に置き換えれば別の題材でも書けるような話のような感じもあり、全体的に将棋の描き方が薄い気がしました。

2か月前

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屍人荘の殺人

2017年のミステリ三冠受賞作品。書評などには目を通さずに読んでみました。 序盤は学生ミス研ものの話が展開され、「学生アリス」や「開かずの扉研究会」シリーズを思い出します。この手の作品は、登場人物リストと見取図に栞を挟みますが、名前を覚えやすくする工夫がされていて、とても親切です。まさかその直後にあんな展開になるとは… デビュー作という事もあり、不可解な表現も多少ありますが、とても楽しめた作品でした。 来月の次作も期待したいです。

3か月前

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風が強く吹いている

この時期になると読み返したくなります。

4か月前

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不在

自分の人生が普通ではないと感じるか?何を基準にそれを判断すれば良いのでしょうか。家族構成、家柄、収入など、判断基準は色々とあるかもしれませんが、人生など自分のもの一回きり、なかなか比較できるものではないでしょう。 というところで、このタイトルは一般性の「不在」なのではないかと考えましたが、その一般性すら人それぞれではないかとも感じます。結局のところ、人が他者を理解できるのは自分の常識の範囲内に過ぎず、その範囲をいかに広げられるかが重要なのではないかと。

5か月前

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ドイツに学ぶ最強GKの育て方

先に刊行された「ドイツ式GK技術革新」を、写真で解説して分かりやすくしたものです。子供に説明するには、こちらの方が使いやすいです。

5か月前

友罪

読み手によって、感じることは様々あるでしょう。 少年事件の犯人が成人してまた事件を起こしたり、手記を出版している現状を見る限り、重大な犯罪を犯した犯罪者の更生は本当に可能なのか、ということを私は考えました。 実際に少年犯罪者の更生などに関わっている職業についている方の作品があったら読んで見たいですね。

6か月前

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流

「ブラックライダー」で東山氏のファンになり、直木賞受賞の本作へ。少し不思議でハードボイルドな作品でした。 戦争で降りかかった不幸を、時代のせいと割り切るか、復讐を忘れずに生きていくのか。割り切っていても、家族を殺めた張本人を目の前にした時にどうするのか。 殺した方も、あの頃はやらなければやられていたと嘯いて生きていくのか、後悔に苛まれて生きていくのか。 70年ほど前には、日本でもあった話ではないでしょうか。

7か月前

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爆身

キリが主人公の2作目。今回はボディガードではなく、探偵のような依頼を受けているため、狩人シリーズのような作品になっています。 ボディガードとして、呪いによる攻撃を防ぐことができるのか、という疑問からどんどん深みにはまり、最後は直接対決で爽快に解決。 大沢氏の新作を読むと旧作を読み返したくなるのは、この爽快感を何度も味わいたいからなのでしょうか。

8か月前

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魔女の封印

ダークヒロイン水原が主人公の3作目。魅力的なキャラクターを描く大沢氏ですが、私はこの主人公はあまり好みではありません(周囲のキャラクターはとても好きですが)。 今作もスリリングな展開で一気に読み切らせる力がありましたが、最後は水原がグダグダにしてしまった感じ。 鮫島と共演する作品が読みたいですね。

5日前

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思い出が消えないうちに

シリーズ3作目、時は2030年、舞台は函館。「フニクリフニクラ」と同じ設定がある喫茶店「ドナドナ」でのお話。こちらが本店なんでしょうか。 第1作に比べ、やはり死者に会うというパターンが多くなってしまいました。それが全て不幸とは言い切れませんが、凡人な私は少しだけでもハッピーエンドが欲しい気がします。

2か月前

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私が殺した少女

沢崎シリーズの2冊目。なんでもない描写がいちいち格好つけていて、しかも格好いいです。 ハードボイルドなのに、最後には名探偵のような推理力で事件解決までしてしまう辺りは、多少好みが分かれるかもしれません。

2か月前

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そして夜は甦る (ハヤカワ文庫 JA (501))

自分がまだハードボイルドを読み始める前に刊行された作品。作者の新作が今回「このミス」を受賞されたので、シリーズを最初から読んでみました。30年ほど前のお話なので、携帯がなかったり、電車が国鉄だったり、随分と世の中は変わったと感じさせられました。 各章の最後に気の利いた言い回しがあって、とても楽しめた作品でした。ぜひ続きも読もうと思います。

3か月前

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クイーン

映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観て、久しぶりに本棚から引っ張り出して再読。 もうすぐ自分もフレディが亡くなったのと同じ歳になるのかと思うと、未来に何かを遺す仕事をしなくては、と焦りを感じます。

4か月前

青くて痛くて脆い

住野よる氏の5作目。大まかにまとめてしまうと 無力なまま理想を追い求めるより、現実に妥協してある程度の成果を得る。これを否定できるか? 与えられたものを取り上げられたからといって、傷ついたと思うのは間違っている。 傷つけられたから、傷つけ返すのも間違いだ。 というところでしょうか。今作は私にはあまり響くところがありませんでした。 序盤にあった、唯一無二のリーダーを永遠に失ったという表現は、終盤になると「?」のような気がします。

5か月前

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旅猫リポート

装丁やタイトルの可愛らしさに騙されてはいけない凶悪な作品で、久しぶりに声が出るくらい泣いてしまいました。 昔飼っていた猫はどんな事を考えていたんだろうとか、いずれまた猫を家族にしたいなと思わせてくれた作品です。

5か月前

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ドイツ式GK技術革新 GK大国に学ぶ「技術」と「理論」

元々ゴールキーパーをやっていて、今は小学校のチームでコーチをしています。キーパーコーチもすることがあるので購入しましたが、自分がプレーしていた頃とは考え方がかなり変わっていました。 読者は多くないであろう作品ですが、とても勉強になります。

7か月前

人間じゃない 綾辻行人未収録作品集

ミステリとホラーの短編、中編が混在した作品。犯人当ても一作品入っています。 漫画原作から小説に起こしたホラー作品が収録されていますが、なかなか珍しいことではないでしょうか。

7か月前

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羊と鋼の森

タイトルも内容も、表現が絶妙です。ピアノをまともに触ったことのない人でも、調律とはこういうものなのだと理解できると思います。 ひとりの青年の成長を見ると同時に、本というものは自身に全く縁が無いようなものを疑似体験させてくれるものだという事を、改めて実感させてくれた作品でした。 ピアノの天板を開くなんてこと、今まで一度もしたことはありませんし、これからもないでしょうけれど。

8か月前

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