F08b30b2 2a02 45ec 9a46 9d8e834c0d28

hikumahika

広島出身/精神科医/カープ/競馬/80'…

広島出身/精神科医/カープ/競馬/80'名曲/ドライブ、旅行/エディックス

68

コメントした本

サバイバー

【二回読む小説】ある日突然崩壊し壊滅してしまった首都東京。生き残ったわずかな人間たちのさまざまな行動を中心に描かれる。四章で構成されるがそれぞれの物語が微妙な接点で繋がっている。絡まってくる人物を知るために二回読みたくなる本である。

2日前

イエロー・フェイス―ハリウッド映画にみるアジア人の肖像

25年前の本であるが、日本を含むアジア人がハリウッド映画でどう扱われてきたかを設定、キャスティング、表現などの側面から考察している好著。ステレオタイプとプロパガンダが主要テーマになるのだが、戦前戦中、経済摩擦、ベトナム戦争などあらゆるフェーズにおいて日本未公開を含む多数の作品から丁寧に解説してくれる。

3か月前

獄中で聴いたイエスタデイ

来日中に大麻所持で逮捕拘留されたポール・マッカートニーとたまたま同じタイミングで拘留されていた筆者が奇跡的に接点を持ったことを中心に語る自伝モノ。ポールとの共通点や相違点をやや無理やり絡ませているのが気になり、途中から自伝の箇所は飛ばし読みして出所後のポール絡みのエピソードのみ読んだ。

4か月前

都市をたたむ 人口減少時代をデザインする都市計画

耳触りのよい「コンパクトシティ」に異論を唱え、人口減少社会で必然的に生じる「スポンジ化」から都市をたたんでいく(決して再興させるとは言わない)考え方を中心に、そもそも都市とはから人口減少時代の未来までわかりやすく述べられている良書です。

5か月前

D9429e6d a22d 4bf6 8cdf e7e857719efa485da432 00da 4fcd aba0 a07dc18973faE678e548 e934 443f b1ad 9f6714f1a26c5f7643ca afcd 4ec2 8f06 fa7ef7a84372Icon user placeholderIcon user placeholder22c9f424 435a 479b 99e8 8f66ce619953 19
予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

面白かった。なんといっても仮説の立て方、実験デザインの見事さに感服。著者が子どもの時にやけどを負いその創傷処置の際の痛みがこのテーマの関心のきっかけになっていたとは。マーケティングのヒントになるね。

6か月前

92657f91 27f8 414c af22 c37a7811e65e5a7e1120 95ce 462b b8e5 fefacc08cf259bd1b2c1 e7a2 4379 ad5a 7a12d0da13edE60d665d 8e63 47e5 bc6f 9b04dae698ca978030b8 5d27 45ce a8ec ef18a8f163c2Icon user placeholder8fe9c0bf 1fa7 40bd 831f f37f992766de 39
大人問題

世の「大人」に対する苦言が端から端まで綴られており、なかなかうなづけるものが多い。クスッと吹き出してしまう喩えもあり。読み終えた後もときどき手に取ってページを繰ってしまう気がする好著。

8か月前

4638bd4c 544a 4f86 a44d a78884bf205f9f64113e 97ce 4c93 a348 de5bf99ed31cDbe11d5f 0396 4926 bacd df75432591e2
絶対音感

「蜜蜂と遠雷」とこれを読むことでこれまで自分とは縁遠かった音楽の才覚、科学、教育、心情などが少なからずわかった気がした。それ以来、音楽の聴こえ方が確かに違っている。

9か月前

Icon user placeholder3add3473 1316 4920 955c c6f14b052dcb
137 物理学者パウリの錬金術・数秘術・ユング心理学をめぐる生涯

二ヵ月以上かけてようやく読了。たまたまある雑誌で「パウリ効果」を知り彼に興味が湧いて読み始めた。物理学も心理学も専門的なところはあまり理解できないが、天才物理学者パウリがあのユングとこれほど深い交流を持っていたとは知らなかった。1日数ページしか読めなかったのに挫折しなかったのは、パウリをはじめ登場してくる多くの科学者のユニークな生き様に惹かれたから。

12か月前

大リーグを超えた草野球―サッチとジョシュの往くところ

大リーガーを凌ぐ実力を持っていたと言われるニグロリーガーたちの記録と記憶をサチェル・ペイジとジョシュ・ギブソンを中心に描く。野球を金稼ぎのためのビジネスと割り切り多くのチームに在籍し、メジャーの空気も吸ったサチェル。期待していたもののメジャーに呼ばれず絶望し酒に溺れついには夭逝してしまうジョシュ。ともに黒人リーグを盛り上げた二人の対照的な人生の結末に胸が熱くなる。

約1年前

蜜蜂と遠雷

読了。よかった。 アニメや映画にはしないでね、絶対。

1年前

7ce25014 d8a1 4bb4 a34f 9e110e8518b2Icon user placeholder9bd23011 edff 4ad8 9cc4 3b0a522a713425c40ee0 4e85 45de aaa0 b5c50215b1dc4264bb96 7df7 45c8 aa4f afd0e63b5fa952b7fc0d 3899 440d 9d78 8219f299684425c6a28f 1d7f 438d ab66 be2bf4dd4575 474
毒

毒と薬は表裏一体。同じ物質でも濃度や用途などによって毒にも薬にもなることがわかりやすく書かれている。毒による事件や事故は背景も含めてかなり詳細に記され、著者の力の入れようがわかる。大麻に関しては、なんで必ずしも生活に必要でないものを違法なものをわざわざ合法化したがる人たちがいるのかと、その裏に何かあると匂わせており、ユニークである。

約1か月前

虐殺器官

学会のシンポジウムで作者がテーマに挙げられていたのを聴いて初めて作者のことを詳しく知り、遅まきながら作品を手にした。SF小説自体ほとんど読んだことのない自分にとってミステリー性を帯びたとても新鮮な作品だった。ラストの主人公の行動に至る心理がわかりにくかったのは小松左京の批評と同感でちょっと惜しまれるが、近未来に決して絵空事とは言い切れない世界に入り込ませてくれる傑作である。

4か月前

5add06fa 3a81 4e51 a9cf 262f9b413794C1169997 c71e 4fe5 9f5c 736f3acc810b406f1245 066b 423b 87eb 22a797955e97Beebd0c0 9a06 4c54 a8b1 8ad56c630fb2Icon user placeholder7c07e33c 1af7 43ef bc1e a8622d8bb77a53e40bc2 f249 43d8 88dd 0d4b900b2a8a 53
新薬の狩人たち――成功率0.1%の探求

ドラッグハンターたちの格闘の記録。彼らの着想と執念と奇蹟のおかげで今の私達の健康がなされていると思うと感動すら覚える。中でも登場人物が目まぐるしくリレーで繋がれるピルの話と、真の開発者がナチス権力のために黙殺されたアスピリンの話は秀逸。

4か月前

F4089288 4d4f 4f51 9b08 f6fd2d35966c13976c75 a143 46b8 b347 3db9ca2444ab978030b8 5d27 45ce a8ec ef18a8f163c21ee74e27 23aa 42e3 8787 1620f1c712cb
ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」

なぜ長崎原爆投下の遺構となる浦上天主堂は保存されなかったのか。読んでいくと、戦勝国ならば当然考えることを行動に移していくのがわかる。広島市の要人には同じような働きかけはなかったのだろうか?広島生まれの自分は広島原爆の教育や情報に囲まれすぎていて、そのぶんもう一つの被爆都市長崎に対する関心や知識が不十分だったことを痛感した。文庫化に際して巻末に東日本大震災に触れていたが、この書き下ろしは果たして必要だったのだろうか。

6か月前

世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

数ある「食の健康本」を手にする前に必ずこの本を読んでほしい。怪しい情報に惑わされず正しい食生活を送るために必須の一冊。

7か月前

D664126d 99e3 4cd9 8ee7 bb9195810a3c799da31c fdb2 4d40 899c 2e4dabea94ef1e5c5d77 136c 4e6c 84c2 dce2a97dde55Icon user placeholder80bbd417 a182 4d51 96e6 7e486d054774PictureD3361b5b 0197 4cd1 b311 ad98a2e07abf 15
刑事一代―平塚八兵衛の昭和事件史

期待以上の掘り出し物。吉展ちゃん事件、帝銀事件、下山事件など関わった事件を本人の回想で詳しく語られる。時効直前だった三億円事件は最も多くのページが割かれていて未解決を悔やむとともに残された数ヶ月での解決を切望する語りが印象的だった。

8か月前

岩崎調べる学習新書 (1) マンガの歴史 1

大きなフォントで行間も広く半日で読めるボリュームの小人向けのような書籍だが、日本における漫画の発展を平易な文章でわかりやすく述べている。もちろんトキワ荘は重要ポイントとして描かれ、手塚治虫が偉大すぎたからこその功罪についても知ることができる。ひょっとしたらウィキペディアなどでも知ることのできる内容なのかもしれないが(未確認)、第二巻も読みたい。

10か月前

61dad1a5 21f1 40df 80e8 d5035fade3a1825d85f6 07ab 462b 8b77 3b021b87df01
リアル人生ゲーム完全攻略本

設定はなかなか面白かったのだが攻略本がどっかで見た経済の新書そのものだったのが残念。もっと現実をデフォルメした内容に振ってくれたらよかった。ああ、だから新書なのか。

約1年前

君は小人プロレスを見たか

ガキの頃、地元の中学校の体育館に観に行った女子プロレスに彼らは出ていた。予備知識ゼロで行った自分はそのレスラー達の姿に驚き、そしてリング上で繰り広げられるエンターテイメントに爆笑そして喝采した。今でも空手チョップを見舞わせるプリティアトムの「トウ!トウ!」という甲高い声が記憶に残っている。 この作品には小人プロレスの盛衰と、差別との闘いが描かれている。ノッポのジャイアント馬場はプロレスで大成功したのになぜ小人プロレスの選手達はメディアから消されたのか。これを万人が納得できるように説明できる人がいるのか。憐れみか差別の対象でしかなかった彼らが存在をアピールできる場所、いや生活の糧であったはずのリングから遠ざけたのは偽善的な人権団体、そしてメディアだった。 巻末の「解説」を「無敵のハンディキャップ」の著者である北島行徳氏が書いており、そこで斜陽になった小人プロレスと障害者プロレスの融合が検討されたことを知って驚いた。なぜ実現しなかったかは読んで知ってほしい。

約1年前

破軍の星

若くして散った悲運の名将北畠顕家の活躍を綴った作品。後醍醐帝の命や足利尊氏の挙兵などにより翻弄され京と陸奥を二往復もしなければならなかった。一回目の陸奥から京への疾風のような移動の描写はスピード感に溢れている。尊氏が最も恐れた武将であった。

1年前