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読みやすくわかりやすいが、いかんせん話が長い。議論・ロジカルシンキングは実践あるのみだと思うので、基本的なノウハウさえわかればいいと考える人であれば、わざわざ買うほどのことは書いてない。立ち読みで十分。 |
コメントした本
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就活関連本というよりは、現代の若者論として読みがいがあった。就活生向けではなく、就活の歴史的展開について知りたい人向けか。最終章の就活改革提言は蛇足感。個人的に一番なるほどと思ったのは、主観/客観と日常/非日常のマトリクス。 |
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あまりにも年功序列制度の問題点にこだわりすぎていて、読んでいてもたれる。若者がすぐ辞める現状は、年功序列制度が原因の部分もあるが、それ以上に、若者のメンタリティや就活システム自体の問題にも起因していると思われる。年功序列制度の問題点を知りたい人にはおすすめ。 |
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企業の英語公用語化には多少なりとも嫌悪感や違和感を覚える人が大多数だと思うが、その理由を語るのはなかなか難しい。それを一冊の本にするほどの内容をもってやってのけたという意味では、本書は大きな価値がある。しかし、どこかで聞いたような話が多いのも事実。 |
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アメリカの医療(オバマケア)が、実はとんでもない悪法だったという話。世界の仕組みは、実は思ったほど正義にかなっていないし、平等でもない、ということに気づくきっかけになった本。ラジオ版 学問のススメで著者が語っていたものを聞き、大きな興奮を覚えて本書を読んだが、筆致がどうも自分には合わず、推敲されてもいないように感じた。内容が興味深いだけにもったいない。 |
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横山先生の三角ロジックは元ネタがあるのでしょうか?こんなに論理的思考を上手く体系化したものは他に類を見ないと思います。予備校教師らしいインプット&アウトプットのトレーニングに紙幅の大きな部分が割かれています。個人的には、前半の、横山先生の真骨頂である英語論と日本人文化論について、もっと詳しく書いて欲しいと願っています。 |
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数十年前の本とはとても思えません。すべての学生・教師に読んで欲しい本です。日本人は英語は技術だと思っている。英語は思ったよりも生きたコミュニケーションのための手段であり、イメージが大切な言語のようです。 |
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「ああすれば、こうなる」批判、身体感覚論、変わる自分と変わらない自分など、養老先生のエッセンスがこれでもかと詰め込まれた作品。まずはここから、という感じで誰にでも読んで欲しい本です。 |
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この本がベストセラーになったことに救いを感じます。日本人のメンタリティは、外側の「他人に気を使う」「他人の目を気にする」というかたちだけが残ってしまった本質の欠けたものになりつつあります。日本人の思考様式、行動様式を忘れてしまわぬよう。辺境性を意識することこそが最大の生存戦略でしょう。 |
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良くも悪くも茂木健一郎。日本人の精神を表す言葉として「ピア・プレッシャー」が登場するが、やはりこれが日本人の思考を制限する大きなリミッターであろう。議論の場、真面目に話す機会が切実に必要である。「ネットで学ぶ」ということを初めて意識させられた作品だったと記憶している。 |
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就活関連本では一番参考になった。就活生向けの内容は前半のみだが、短い中にまとめられた筆者の考えに共感しきり。ぜひ大学生向けに講演でもしてほしい。 |
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就活生のモヤモヤしているポイントをかなり的確に突いてくる。知的な筆致でないのは就活生をターゲットにして読みやすくしたためだろうか。もう少しコンパクトにまとめて欲しいが、流し読みするにはちょうどいい内容。 |
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社会人向けというよりは、就活生向けという感じ。構成は、とても読者のことを考えて整理されており、たいへん読みやすい。短時間で読み、特に参考になると思ったポイントは日頃から意識して実践するという使い方になると思う。前半はかなり面白かったが、後半で失速した印象。 |
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前作に比べると文章がかなりまともになった印象を受けた。前作を読んでいなくても理解できるよう補足があるので、こちらだけ読んでもよいと思う。 |
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帯に偽りなしという感じです。どうしても翻訳された言葉に引っかかるところが多いので、原著でいつか読みたい。プレゼンは日本人が自然に体得できるものではなく、ハウツーを教わって実践し学んでいくものなんだなと思いました。 |
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伊藤先生は文章を書くのが本当に上手いです。ぼくはこの本で日本国憲法の美しさを知りました。もちろんこれだけのページ数で深い議論が行われているわけではなく、主に改憲と平和主義に関する内容が扱われているものの消化不良は否めませんが、これぐらい知っておけばというラインはクリアしている気がします。憲法問題の議論というのは答えがない哲学ですね。 |
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特別、新しく学ぶようなことは書いてありませんが、自戒になります。 |
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こんなに知的好奇心をそそられる本は他にありません。横山哲学が存分に発揮されており人を選ぶ感はありますが、さすがの説得力。教養を忘れた学生におすすめです。 |
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脚本家の著書ということで、経験談的な部分が大きいことは否めない。ときに説得力に欠ける主張も多い。下手な引用がわずらわしい。しかし、席取りおばさんの「世間」と「社会」など、なるほどと言わざるをえない興味深いエピソードが盛りだくさん。日本人ならば、ぜひ読むべき本。 |
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哲学的に最もセンセーショナルな議論のテーマである「なぜ人を殺してはいけないのか」に関して、示唆を与えてくれる本。答えのない問いというのもあってよいのだという立場から、ある疑問を問い方を変えて考察していく。少々強引な議論も多いが、美しい言葉遣いが目立ち読んでいて感嘆する。 |