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あやう

いっぱい読むグラフィックデザイナーです

いっぱい読むグラフィックデザイナーです。 好きなジャンルはSFです。 ○インスタ(カメラとDIY)→aya_usi ○Filmarks(映画感想文)→ayau89

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コメントした本

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急遽、マーケティングの知識が必要になったので、日本人が書いていて文字量的にも読みやすそうなこちらをチョイス。 日本人のマーケティングに対する誤解、なぜマーケティングは海外で発展し日本には浸透しなかったのか、どうして今マーケティングが重視されてるのか、などの根本的なところから始まるので、必要性をより実感しました。 全体的に少しカタカナ用語が多い印象でしたが、マーケティングの方法論だけでなく、商品を売るために必要な概念から説明してくれるので、マーケティング会社じゃなくても、商品を売る必要がある仕事なら誰でも活かせそうです。 特にはっとしたのは、各ステークホルダーのインサイトを大切に、という点で、要は関わる人全員のモチベーションを保つために、利害を考えるってことなんですけど、たしかに案件を俯瞰で見れる人がいないと、気づけないポイントですね。 私はグラフィックデザイナーなので、細部のクオリティまで責任を持つ都合上、デザインの都合を優先しがちというか、、細かいところに注目する視点になりがちなので、 キャリアを積むにつれ、自分の手元だけではなく、より高いところから全体の利害を見ていかねばならないんだろうな、と思わされました。

16日前

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大きい文字で余裕のある紙面レイアウト。漢字も極力開いていて、口語調で、読みやすさは児童文学並みですが、内容は優しくない。 こんなに優しい語り口なのに、意外とスパルタ教育なのでギャップありますね。(博報堂出身だし当然といえば当然か。) しかし、けして理不尽ではないんです。 説得力あるコピーの書き方を分解して、合理的に教えてくれてます。その手法がひたすら脳の筋トレ筋トレ!スパーリング!というだけで。 そんな筋トレ方法を丁寧に解説する本です。 量をこなさない職人はいないですもんね。 この内容を丁寧に実践し続けられたらそれだけで、博報堂には行けなくとも何らかの書く仕事で活躍できそう。 スパルタで大手代理店ご出身というので誤解を招くといけないですが、なんと、きちんと睡眠はとって徹夜はしてないそうです。驚き! 巻末の袋とじノートは、あの一見簡単なワンフレーズが出てくるまで、こんなにボツがあったのか・・・とか、選ばないだけで、ちゃんと良くないコピーも書いてるんだな・・・とか、字もいい感じに汚くて、いろんな意味でホッとしてしまいました。笑 ほんとに、地方のいち制作会社と同じ作り方してるんですね。 ということで、極めれば東京(全国規模)で通用するって分かったので、がんばろって思えました。(ライターじゃないですけどね。)

19日前

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沖縄にはじめて行くので予習。 「日本のいちばん南の県」ということになってますが、イベントなどで沖縄文化に触れるたび、その独自性に興味を持っていました。 お城が赤くて派手な花がたくさん咲いてて、「異国情緒ある南の楽園」というイメージ。 そして本書を読んで知った沖縄は、思った以上に日本じゃなさそうだったし、楽園でもなかった。 連綿と続く、支配と搾取の歴史。 能天気に見えて、想像以上に複雑な歴史を背負った島だった。 薩摩藩の支配→琉球処分→沖縄戦→アメリカ支配→基地問題 など大国の都合に巻き込まれ続けた沖縄を思うと心がくじけそうですが、それでも「のんびりとした楽園」イメージがあるのは、なぜなのか。 「沖縄は「癒しの島」でも、「楽園」でもない。問題が山積した南の島にすぎない。 しかしそこには、いつも海からの優しい風のように、「ゆるさ」というエネルギーが流れていた。 出口のない問題をも呑み込んでしまう沖縄のエネルギーを、僕は憧れの眼差しで眺めていたのだ。」 という「はじめに」の文章が印象的です。 すぐに解決しない問題を「なーなー」で済ませられるのは、ある意味強さでもあるんじゃないでしょうか。 お気に入りのエピソードは、 5「社交街」という異空間-沖縄の夜を泳ぐ 11 年金特例に関わる の2つ。 日本ともアメリカとも違うローカルな雰囲気や、隣人を大切にする沖縄気質が感じられますし、 なにより、この2編は著者の気持ちが特に大きく入り込んでいると感じました。 新書というよりエッセイみたいな雰囲気で、著者の目を通して、不思議の国・沖縄を感じられます。

29日前

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一通り読みましたが、standで全部出てこないので、ここにまとめてポストします。 成人漫画で人体改造でSFで一見ハードな内容ですが、本質はファンタジー少女漫画だと思う。 グロテスクな人体改造(口と女性器を取り替えるなど)が肯定されてる世界観が本作のキモ。 アノラー大量発生のシーンで「この漫画、普通じゃない!!」と衝撃を受けました。 現代社会の感覚はいったん置いといて、内臓や器官をはちゃめちゃに組み替えられた、異形の美少女たちのピュアなハートとのギャップを楽しむべし。 最初はうっ・・・って思ってたのに、気づけば、次はどんな子が出てくるのかな?とワクワクしていた。 やっぱり絵がかわいいですし。(絵が好きじゃなかったら絶対最後まで読んでない。) 表情が特に魅力的です。体はちょっと痩せすぎかも。 アノマロカリスやワイワクシアのように、品種が違うと顔の造形もかなり変わりますが皆かわいい。 常に頬赤らめてるドクターもかわいい。 服装や設定へのこだわりもすごいです。 突き抜けたグロテスクとロマンチックと可愛らしさの奇妙なバランスに、倒錯嗜好がなくても惹きこまれる魅力がありますが、万人にはおすすめできません。。

約1か月前

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ヤマト運輸vsアマゾンにしか見えないことで話題のこちらの小説は、ローカルvsグローバルのお話でもある。 近年いろんな意味で注目されるようになった運送業界。 「ネット通販はどんどん伸びるだろうし、大手通販サイトの配送をたくさん請けてる会社は右肩上がりじゃない?そんなに余裕がないの?」と思ってた。 そして、この小説の序盤〜中盤で、運送業の厳しい現状を知るのでした。 ネット通販が伸びても運送業の利益が伸びるとは限らないのですね・・・。涙 全世界に通販サイトを展開するグローバル企業「スイフト」に食い尽くされそうになった、日本の最大手運送会社「コンゴウ陸送」の逆襲というストーリーですが、その逆襲の手段というのが、いい企画のお手本のような、明快で強いアイデア。ウィン&ウィン&ウィン&ウィンな。 任天堂の有名な方が(宮本さんだったと思う)アイデアとは何か?と聞かれたインタビューのとき 「複数の課題をまとめて解決できるもの」と答えてましたが、まさにそんな感じです。 商店はスーパーに勝てなかった。 スーパーはネット通販に勝てなかった。 そして、そんなネット通販が、アイデア一つで商店に敗れる・・・。時代の流れって面白い。 トラックで荷物を届ける仕事って簡単に思ってたのですが、本質は「移動の代行」なんですよね。 大きい荷台にいっぱい荷物を積んだ長距離ドライバーというイメージがあって、表層的なイメージに囚われると、なかなかアイデアが浮かばないものですね。 このサービスがなぜ現実にないのかわかりませんが、もしあったら使ってみたい。 というのも、家から自転車で15分の八百屋さんが安くて、品揃えよくて、野菜の質もいいんですよね・・・頑張って自転車こいでますけど・・・。もちろん車なんてない。 「1500円くらいで、おすすめの野菜を適当に詰め合わせてください」なんてざっくりした注文もできたら最高だな。

約2か月前

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口が悪い人の本は面白いと本文にありましたが・・・たしかにっ・・・!! 「はじめての言語学」というタイトルですが、どれくらいはじめてさん向けかというと、世間は(そして、あなたは)言語学をこんなふうに勘違いしてますよ、っていうところから始まるほどの初歩。 本文中に「学問の扉に入らず外から覗いてる状態」ってあったと思いますが、一冊まるごとそんな感じです。 中高生でも楽しく読めそうな難易度ですが、マイルドに書かれているということではなく、初心者もワクワクするような研究内容をピックアップ。 ・日本だと7色の虹は、ほかの言語では何色で表現する?(そして、なんで違いが出るのか) ・バイリンガルはかっこいいだけじゃなくて、悲しい側面も ・別の言語同士なのにコミュニケーションに全く困らない組み合わせがある ・かなり似てる言語があるのはなぜ?ドイツ語と英語とか。 みたいな感じ。上に数点あげましたが、これで興味持ったら絶対楽しめると思います! そして、特定の説を押し付けないよう配慮されていたり、あらゆる言語に優劣はないという姿勢を貫いてるのが好印象でした。 黒田先生のシニカルな語り口も読んでて楽しかったです。笑。本当に先生と喋ってるみたいな感じで。 学ぶ楽しさが詰まってて、好奇心がくすぐられる一冊です! 最後に、私はコサ語のポコンポコンはできませんでした。(練習します。)

2か月前

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朽ち果てた物理世界と、全てがデータ化された演算世界での“生と性と死”を対比して、“生の実感とはなにか”を描いたSF。 物理世界では、生は常に終わりと隣り合わせ 。 性は労働力生産のための資産。 死については考える暇なんてなかった。 演算世界では、生には終わりがない。 性はコンテンツとして消費され、 死もコンテンツとして消費される。 著者のつかいまことさんはゲームデザイナーをされている方だからか、難しいテーマでも読みやすく、平易な文体。 そしてキャラが魅力的! その日を生きぬくことだけ考えていればいい物理世界で、なぜこんな辛い世界で生きなければいけないのか考えるサヤと、永遠の命を獲得し死を完全に克服した演算世界で、生の実感とは何なのか、考えるクウ。 この二人にどちらにも共感する自分がいました。 最近、パソコンを便利に使えば使うほど、パソコンが自分の体の一部のような気がしてきています。 自動処理のプログラムがうまく動くと、自分が賢いような気分になったり。 仕事以外でも、服や風景を画像で見るだけで、満足することもあったりして。 パソコンと自分の脳の境界が曖昧になってきて、もう30%くらい、自分の“生きる実感”をデータ世界に移行している感じがあります。 体験をデータ処理に代替しているのです。 そして、データだけで満足するのが上手くなってきてる自分。 これが100%になっちゃうと、どうなるんだろう。 本作の、人類が100%データ移行された未来世界は、なかなかクレイジー。 日本で戦争や飢餓が克服され、サバゲーやダイエットの形でコンテンツ化されたように、演算世界では「死」すら、好奇心や空虚な心を満たすための、刺激的なコンテンツなのです。 だって死なないから。 心中が愛の形だったりするのです。(死なないけど) 未来世界では突拍子もない描写が続きますが、目先の便利さや新しい刺激に逆らえないのが人なので、かなりリアルな感じです。 ただ、データ世界は全てバックアップが取られているので、新しい日を生きるためには、毎日新しい体験を積み重ね、世界を更新していかなければならない。 そんな演算世界をみてると、記憶はうすれて消えることに意義があるとか、道のりが辛かった分愛着が湧くとか、不合理なものや不便なものの価値はうまく証明できないけど絶対にあるし、きっと、それが生きる実感なのだと思えるのです。 命は過剰に大切にしなくてもいい。 伊藤計劃さんにテーマが似てると言ってる方がおられましたが、たしかに!どっちも好きです!!

3か月前

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淡々としていて、絵もあっさりしていて、読みやすい漫画。 やっぱり家族がうまくいってない人が多いのかな。 これからそういう人は、どんどん増えていくのかな。 感情も内臓みたいにガンになる。 ひどくなると己を蝕んで、死に至ってしまう。 失踪する人の話を読んでて、抗えないものだよなぁ、って思いました。 精神の病は自己責任っていうのは、どうなの?って疑問を持ってる人にぜひ読んでほしい一冊。 患者さんの個性に触れられるシーンはほっとしますし、いい人、面白い人が多そう。 接し方のコツをつかめば、救いがあるような気がします。

3か月前

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〈Impressions〉 政府〈ガバメント〉から、生府〈ヴァイガメント〉へ。 資本主義社会から、生命主義社会へ。 造語が多用されますが、どれも現実世界で使われる用語の延長線上にあるので、没入感がすごいです。 人間を社会の最重要リソースとして扱う価値観も、少子高齢化で若手の労働力が貴重になりつつある今、現実感があります。 健康的でいられるようあらゆる配慮がされた生命社会、気遣いの細やかさが極端すぎて、本当に気持ち悪いです。 日本の「過剰サービス」も同じ気持ち悪さを感じるので、いつか日本もこうなるんじゃないかと思わされます。 戦争や虐殺は、人間の意識の不安定さから起こるのだ→じゃあ意思という不合理的なものはなくなっても構わないし、実際人類の生存にも影響はない という結論を出した老人達が、ストーリーの後半で意識の排除に動きますが、初めてこの本を読んだときは、全てが自明になるならそういう世界もアリかな・・・と思ったのですが、今は葛藤や混沌があるから面白いよね、意識あったほうがいいね、と思えるようになったので、成長(?)したかもしれない。です。 「さよなら、わたし。 さよなら、たましい。 もう二度と会うことはないでしょう」 のあたりは、涙なくしては読めません。 (ただ、ラストのシリアスムードの中で、回想中とはいえ白ごはんをかっこんだり、小難しいことを話しながらひたすら踊り続けたりするミァハは、実はかなり面白い子なんじゃないだろうか?) 〈/Impressions〉

4か月前

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最終巻。カジノ編も佳境を迎え、無知な少女であることで世の中に振り回されてきたバロットが、無知な少女を演じることで周りを振り回す展開はとても痛快でした。 あんなに頑なだったのに、こんなに強かになって・・・。なんだか年の離れた妹のように見てしまう。笑 最終局面、アシュレイ、シェルの過去、ボイルドという強大な存在が次々に立ち塞がり、持てる力の全てを尽くして乗り越えるバロットとウフコック。こちらも息切れしてしまうほど張り詰めた展開が続き、一気に読み終えました。 逃げることで自分を守ってきたバロットが、どんな痛みを伴う現実からも逃げなくなったこと、彼女を一人の大人として信頼するようになり、身を委ねたウフコック。2人の関係が保護者と庇護者から、お互いの欠落を補い合うパートナーに変化していたことに、希望を感じました。 最初、奪われる側だった少女が力を得て、幾度となく奪う側に落ちそうになるも、ラストでは奪うでも奪われるでもなく、他者に温もりを与えることができるようになった。見事な反転。よかった。

4か月前

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マーケティングの入門の入門本。つまりマーケティング入門本を読むための準備。 「まーけっと」「にーず」ってなぁに?というレベルの人向け。 絵本パートで具体例を提示し、解説パートが交互に繰り返される構成は読みやすく、内容も複雑で膨大なマーケティング知識の基礎を伝えることに徹底していて、とてもわかりやすいです。 マーケティングの本はだいたい海外からの翻訳なのでとっつきづらいとか、カタカナ用語が多すぎるとか、わざわざ難しく書かれてる気がする・・・というような悩みを抱える方におすすめします! かわいい少年とえぐみのあるウサギが、マーケティングをやさしく教えてくれますよ。

16日前

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ヒロインがラスボスだった。 世界のピンチにワクワクしながら、主人公に「普通のつまんない世界にうんざりしてたんじゃないの?」は悪役のセリフですよね。笑 ストーリーは明快ですが、ハルヒの意図が読めないです。特にみくるちゃん関連の描写。嫉妬したくてわざとやってるのかな。 前提として、たぶん生命体を好きにできないっぽいですよね。(そもそも、キョンに自分を好きにさせたり、自分をみくるちゃん並みのナイスバディにすればよいではないか) ハルヒの中にも常識的な部分があって葛藤があるらしいので「やっぱり男子はみくるちゃんみたいな女の子っぽい子がいいんでしょ!」みたいな劣等感と、キョンがどう反応するか(期待を裏切らないか)見てみたい意識の表れなんでしょうか。それは年相応で可愛い。 コスプレとか、空間の情報を書き換える戦闘シーンとか、映像向きなシーンが多かったので、ストーリーが全く一緒ならアニメで見てもよかったな。

24日前

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絵柄がマイルドになって倒錯感やフェチ感は減ったけど、そのぶん、SF成分が増量されてる〜! 読みやすい。興味あるけど心臓が弱い方は、こっちから読むのもいいかも。 あきつちゃんとかミーガンみたいな、有機人形が主役の話が好きです。 服従こそ最上の幸せ!な有機人形たちがピュアで可愛らしい。 健気な道具っていうシチュエーションに弱いです・・・。( ; ; )

約1か月前

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勝手に貼られた「女」という名のラベル。一生逃げられないそのラベルに向き合い、振り回され、迷走してたくさん傷つく雨宮まみさんは、まるで村田沙耶香さんの小説の主人公のよう。フィクションのような自伝でした。 女性と被虐待児の内面には共通点がみられるって、本で読んだ記憶があります。 なぜなら、承認されないと生命が脅かされる立場だから。そう思うとこじれるのも仕方ない。「たかが女子」とか言えない。命かかってるんだもの。 早い段階から男性目線を内面化してしまったことが「こじらせ」のはじまりだったということでしたが、生まれつき危機感が強い方なんだろうな〜という気がする。ものすごい行動力と内省力だし。 他者の価値観を内面化してしまうと、本当に自分が求めてるものとの矛盾に苦しむ、というメッセージがたいへん身につまされました。 雨宮まみさんの文章はどれも優しいですね。真面目で、繊細で、人に気を使っちゃう方なんだろうなって、伝わってきます。 ぜんぜん圧力や押し付けがなくて、傷ついた人にしか書けない優しさだとも思います。 Webでやってた愚痴聞き企画が好きでした。ご冥福をお祈りします。

約2か月前

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すっごくためになるのに優しく・易しい本に出会うと、難しい本ほど勉強になる、という思い込みが崩れますね・・・! 厳しくするほど(それに耐えられる人ほど)よりたくさん伸びる、も違いますしね。 現代日本で人を育てるなら「人を動かす」より、断然こっちかなという気がします。 篠原先生は、ご自身のことを「菲才」と仰っていますが、「自分はできない」って思った経験がない人じゃないと、この伝わりやすさと、優しい視点の文章は、書けないと思いました。 そして、余裕がない上司一年生にも読みやすい文章量です。 子育て・教育に通じるというのはとても納得。 細かく指導するのが良くないのは目からうろこ。でも、理由を聞くと納得。 「できた!」感を自分の手で掴みとる楽しさを教えること。そのために、環境を整えること。 ゲームのレベルデザインにも似てるかも・・・。

約2か月前

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資源の枯渇した近未来フォーマットですが、デジタル世界に住処を移した訳でもなく、合成食料・合成燃料という設定でさらっと片付けるのでもなく、過酷な環境で生きられる植物や食用魚、家畜などの遺伝子を管理している「カロリー企業」が世界中のエネルギーを支配するという、バイオテクノロジーな世界観が新鮮でした。 蒸し暑く雑然とした街・バンコクが舞台ということで、文章からむわっとした熱気が伝わってきます。 特に、冒頭のメゴドンド解体in工場のシーンが、こちらも息苦しくなるほど。もちろん空調なんてありません。 複数の主要人物の視点を移動しながら物語が進みます。関係ないと思っていたキャラクターのストーリーが繋がっていく感じ、ゲームの「SIREN」や「428」みたいでワクワクします! 上巻のメインキャラクターは4人。 アンダースン・レイク [カロリー企業勤務の西洋人(ファラン)] この本、全体的に翻訳がぎこちないのですが、アンダースン編が一番読みづらいかも。感情移入しづらいです。他3人はすごく良いんだけど・・・人種のせい? 個人的には、ンガウの謎より、エミコへの葛藤のほうが気になります。 タン・ホク・セン [かつて海運王だった、今は難民の老人] 動揺しながらも、それを悟られないようギャングと渡り合ったり、次から次へと起こる問題に、悪態をつきながらも立ち向かうホクセンおじいちゃんのプライドは、なんだか泣かせます。 自分の限界を悟りながらも諦めないおじいちゃん、かっこいい。 敵が多いし、フィジカル弱いし、いつ死んでもおかしくなさそうな立ち位置なので、見ててハラハラします・・・! エミコ [日本製のねじまき娘] 他人にへりくだって仕えるよう、インプットされた遺伝子を持つにも関わらず、仕えることに誇り高い感じが良い。 「源蔵さまは私をそんな使い方しなかったわ!」みたいな。 新人類でもメンタル面は普通の女の子のようで、差別や虐待に苦しむ姿は見てて辛かったです・・・ “生きぬくため抵抗すること”に目覚めはじめてるので、下巻で戦うエミコが見れることに期待! ジェイディー・ロジャナスクチャイ [タイ王国環境省・実行部隊の隊長] 憂国の士って感じの人。汚職にまみれた省庁でただひとり、国のために正義を貫いた結果・・・(T_T) 元は人気のムエタイファイターで、部下から慕われ、妻や子を何より大切にし(妻との出会いも素敵)、使命感に燃え、まっすぐで激情的な性格、と気持ち良いほどヒーロー的なんですが、こういう人ほど世渡りできないのがディストピアSFの常・・・ 下巻では、カニヤとソムチャイ(生きてる?)の逆襲があるんですかね!?報われなかったら辛すぎます! 下巻早く届かないかな〜わくわく!

2か月前

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星新一SSの感想いっぱい書きたいな計画・その2。 〈保障〉自分が神様と思ってやりたい放題のお客さんには、これくらいしてもいいんじゃないの!?と思っちゃいますが、返済能力の無い人=死になっちゃうと、ディストピア感がすごいですね。 〈大黒さま〉手塚治虫先生の〈オクチンの大いなる怪盗〉をなんとなく思い出しました。不幸の袋。 〈あるスパイの物語〉たしかに失業者が溢れるのは困りますが、スパイ達がいい生活を送ってるお金は税金じゃないの?と思うと・・・むむむ。 ☆〈住宅問題〉現実でもありそうですね!資本主義で生きてるかぎり、広告からは逃げられない。個人的には、タダの代わりに広告がたくさん乗ってくるようなサービスはうんざりです。 〈信念〉道を極めようとしたら、途中から善悪は関係なくなる気がします。 〈半人前〉半人前の青年が成長して、うまく仕事できるようになっちゃったら?とは考えなかったのか。ラストでは手遅れ寸前までいってますし。 〈変な客〉強盗の頭がおかしい。 〈美味の秘密〉呪いのアイテム。 〈陰謀団ミダス〉こんな感じで世間を操作する方法を、本気で研究してる人がいそう。でもそれで経済が回るのなら、いいのかも。 〈さまよう犬〉犬になってたのは前世?夢の中の国? 〈女神〉深夜にうちのキッチンでガタガタいってるのは、冷蔵庫の神かなぁ。 〈海のハープ〉イソップ物語みたい。 〈ねらった弱み〉ずるくて強かな人は、一見弱者のような顔をしてますよね〜。 ☆〈鍵〉星新一の作品って淡々としたイメージが強いですが、男のロマンな話になると、文体が熱くなる気がします。血が通った感じになるというか。 P142〜P148は、短い文章の中に男の人生がぎゅっと詰まっていて、ほんとに鍵に夢中で、一生懸命だったんだなぁ、と思わせられます。 〈繁栄への原理〉宇宙に出ることで、得られるものも絶対あるから! ☆〈味ラジオ〉公共の電波に食欲をがっちり握られて依存症になってる市民たちの話だけど「洗練された人工物に慣れすぎると、自然なものが受け入れられなくなる」っていうメッセージが一番印象に残った。 〈新しい人生〉怪我の功名。 〈古風な愛〉結婚式くらい挙げさせてあげればよかったのに。 〈遭難〉あいちトリエンナーレとかに置いてありそう。 〈金の力〉ジレンマ。 〈黄金の惑星〉無限ループ。 〈敏感な動物〉そこまでしてネズミを根絶しなくても・・・ 〈宇宙の英雄〉本当に死にかけの人を助けたいなら、死にそうになる理由に優劣はないはず。(?) 〈魔法の大金〉すごくシンプルな話ですが、もし魔法のランプとかに何でもお願いできる機会があったら、自分もやっちゃいそうな初歩的ミスだなぁ。気をつけようと思います。 〈声〉現実で、この「狂わせルーム」をやったらどうなるのか気になった。 〈人間的〉基本的にロボットやAIはどの子も健気で素直なので大好きですが、この揚げ足取りロボは嫌い。 〈破滅〉「橋だと思ったら陸橋だった」が、やりたかったんだろうなぁ。 〈博士と殿さま〉銀色に光るタイムマシンにお菓子や缶詰をたくさん持ち込んで、江戸時代にピクニック。ほのぼのしました。しかも博士と助手は、二人ともおじさん。 〈小さな世界〉そのうち、目的地について降りなくても用事が済ませられるように、遠隔操作できるドローンみたいなのがついて、一生座ったままでよくなるのかも?車という名の着ぐるみ。 〈長生き競争〉エネルギーが小出しになるような薬?寿命をスローモーションで消費していくような薬?でしょうか。 〈とんでもないやつ〉めんどくさがりの人が文明を進化させてきた気がする。 〈妄想銀行〉脳が最新テクノロジーで再現できるようになったら、妄想ファイルの書き出しと読み込みで、妄想銀行と同じようなことができる未来がくるのかな。

3か月前

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星新一SSの感想いっぱい書きたいな計画・その1。 〈エデン改造計画〉 服すら着ない住民に、コマーシャルがうけたというオチがよくわからず・・・ 〈契約時代〉 ↑と対照的に、きれいに落ちてて分かりやすい話。 法律が込み入りすぎてて、買物書士や風俗営業証言士など、細分化されすぎてるので、無限の需要があるなら弁護士人口もすごいことになってるはず。雇用対策にはいいのかも。 ☆〈午後の恐竜〉 クリスマスの朝のような、すばらしくワクワクした目覚めから始まる、地球最後の日。 救いはないんですけど、こんなに穏やかにささやかに過ごす世界の終わり、いいなぁと思ってしまいます。 世界で起こってることに気づき、そして手遅れと察しても、自分の胸の内に留めて、普段通りの生活を送る妻と、目の前の現象に夢中な坊やには何も知らさない男が素敵です。 世界は終わっても、大切なものを守りきった感がある。 「なんでもない。わからなくていいんだよ」 「だまって、もっとそばにいなさい。おまえもだ……」 胸が締め付けられます・・・。 〈おれの一座〉 うちの劇団、サイコホラーばっかりなんですけど! 〈幸運のベル〉 これはキャンペーンの仕組みを作った担当者がだめでしょう。笑 〈華やかな三つの願い〉 急に名誉や財産を手に入れても、手に余って維持できないよね〜というのはよくある話ですが、オチは意外でした。邦子はSの気がありますね。 ☆〈戦う人〉 電話が切れた後の、人類はもうだめだ!せめて自分だけでも反撃してやる!という勇猛果敢な心境を書いた文が格好いい。老人の勘違いだったんですけどね。 女の人と電話してる時の絶望感がたまらなくよかったので、空気を吸わなかった人たちvs宇宙人の展開も見たかったかも。 〈理想的販売法〉 ミルクとチーズ回収の人件費がっ! 〈視線の訪れ〉 自由だったとしても、心の底では自分を見ててくれる人(束縛する人?)がいないとなんとなく不安だったということでしょうか。 わかるような、わからないような。 〈偏見〉 “午後の恐竜”って、比較的大人向けのSSを集めた一冊だと思うのですが、この話だけアイデアが少し子供向けのような気がして拍子抜け。 いや、マイノリティへの差別偏見の話だと思えば・・・!全国のろくろ首さんすみません。 〈狂的体質〉 タイトルがかっこいい。 私も毎日パソコンと接してると、自分はパソコンなんじゃないかと思うときがあります。 工場とかで常に機械に向き合ってる人は、自分は機械だって思わないんでしょうか。 ラジオになる人、ティーチングマシンになる人、ハマグリになる人あたりは、現代にもけっこういそうですよね。

4か月前

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邦SFで近年の話題作ということで、エンタメ!読みやすそう!と期待していたのですが、あまり合わなかったです。確かに読みやすかったけど。 警察が特捜部の対立が大筋にあるのですが、陰口や嫌がらせなど学生レベル。特捜部が優秀ないい人揃いに見えるので、そこまで蛇蝎のごとく嫌われる根拠も見えない。宮近が引き立て役すぎて不憫。 機甲兵装と龍機兵の設定も活きてない気がしました。龍騎兵の特別さ、高性能ぶりが強調されてますが、アグリメントモードなしだと普通のキモノとそんなに変わらない印象。整備にコストばかりかかるし。龍騎兵と渡り合ってるフーグオやナタウットのゴブリン強いと思ってしまった。 最新兵器なのに銃火器より「この手で殺してる感」の強い、血生臭い(コクピットが全然守られていない)機甲兵装の設定とか、火あぶりモールス信号とか、「君の命より龍機兵の方が大切」とか、部分的に面白いところはあったんだけど。

4か月前

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一巻に引き続き、キャラがいいです。前巻は敵ばかりでしたが、今回はバロットに様々な関わり方をするサブキャラクターが登場。 身体的にも精神的にも人間とかけ離れた、ある意味一番SF的な存在感のトゥイードルディと、バロットが初めて憧れた女性、ベル・ウイングが特に印象に残りました。 126P、バロットが「殺してやりたい」と発言するシーン、あまりいい言葉ではないんですけど、楽園に来る前の「殺してやりたい」とは全然違っていて、なんだか感動して涙ぐんでしまいました。成長したね・・・ 今回は楽園とカジノがメイン。 世間と隔絶されたクリーンな室内、温室のように生い茂る植物、性善説を体現したような住民たち、空飛ぶ不思議なサメの群れ・・楽園が好きすぎて楽園の話をあと一冊分くらい読みたかった! 評判のカジノ編もいいです!能力ものですが、撃ち合いじゃない戦いもかっこいい。 ゲームのルールより、いかさま師、ハマる人、ディーラーや経営側などの心理にフォーカスしてるので、ルールが分からなくても読めます。ちょっと福本伸行っぽい感じ。

4か月前

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