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しろいはなび

頼むからわたしの書いた小説を読んで下さい…

頼むからわたしの書いた小説を読んで下さい http://taskey.me/stories/9836648b84388c67c910?lang=jp 【2017.05.01~から記録開始】

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コメントした本

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ユダヤ系カナダ人の著者は、トロントの中産階級に生まれ、モントリオールのマギル大学で哲学を勉強したあと、世界各国でシェフ修行に励む中、ロンドンでの友人との何気ない会話から女王様になる。 - 家族から離れたいという理由で上京をする者は男女問わず多いが、やはりカナダ人ともなるとそのスケールは大きくなる。 - 初めての著書だということで、相反する感情や、思いつきに書き残した章が残っていて、一見すると読みづらいが、その断片的な思考が面白い。 - とても刺激的な人生の一部を聞かせてもらっているようでわくわくしながら読める。 - だけれど、この本の良さを一言で説明するのは難しい。SMを基底としているが、SM以外の人生哲学やアフォリズムやツイートのような、著者を全体的に俯瞰する楽しさがある。 - もっと、この本を読む人が増えるといいな。

12日前

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買ってからだいぶ寝かせておいた。 なんとなく舞城はしばらくはいいかな、と言う気分だった。 ふと手に取ってみてしばらく読んでみたけれど「あ〜文芸誌に載ってるタイプの、細やかな人間関係のすれ違いで決定的に失われたり、なにかの事件をきっかけに突然悟り始めるやつ〜」と説教臭いのは苦手だなと思ってたのが中盤まで。 確かに上手いけども〜なんて思って読み進めていたけれど、中盤以降の、物語的展開にすごく盛り上がったし、最終コーナーのいつも通りではあるけど、愛ってやべーって感じに感動してしまった。 最近は、単純な物語的感動を味わえてなかったから余計に嬉しくなってしまった。 傑作

約1か月前

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ジェーンスーの本はこれで2冊目。 生活は踊るで彼女を知って、彼女の人生相談の回答がなんと明快かと驚いたのが、出会いのきっかけ。 ここ最近は恋愛については胸焼けを起こしていたので、恋愛系のコラムはうへえ、と思いながらも読んだ。(だったら別の本を読めばいいのだけれどな) とくに失恋した女友達に送るポエムめいた文章はぞっとした。 たぶん、女性からみればすごく良い文章なのだと思う。 ただ、男女の働き方の違い、「ひとにはそれぞれゲーム(仕事)のルールや勝利条件が違う」と説く章はさすがだな、と思った。あと未成年ならぬ未中年とか。 ※それにしてもandroidのアプリがクラッシュするのはどうにかならんものなのだろうか。読書メーターからこちらに移行しようと思ったのに、開かないんじゃどうしようもないぞよ。

4か月前

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岩井俊二といえば、「リリィ・シュシュのすべて」「スワロウテイル」「花とアリス」などの映画で、とにかく映像が綺麗で、抑圧された登場人物たちの咆哮が胸を打つという感じで、小説はどうなのだろうと手に取ったものの。。。 - 前半は、鬼女板のまとめ記事みたいに一方的な被害者の主人公が、転落していく物語。後半は、異界の人物たち――結婚式代行業者、ホテル清掃スタッフ、AV女優――と交わり、そして強くなった主人公がまたもとの日常に回帰していくというストーリーだ。 - 前半のSNSとスマホを駆使して「嘘の上塗り」で結婚を積み上げようとして破綻していくところも、後半の女優と箱根での奇妙な共同生活と愛、みたいなのも、邦画の鼻につくところを煮詰めたような感じがして、駄目だった。 - どれも上っ面だけをモチーフに使ってみた感じがする。(それは主人公の基本的な態度が傍観者であり状況への介入を徹底的に避けているからかもしれないが、彼女は一貫してドン引きし続けるだけだ) - 後半の箱根の屋敷編も、映像にしたらとっても綺麗なのかもしれないけれど、文章にすると、どうも書割っぽい、わざわざこのために作った舞台装置という印象を受けて、シラケてしまった。 - ただ、最後から二番目の章だけは、読んでよかったかもな、とは思った。 - - (安室って綾野剛みたいだな~と思って読んでたけど、映画版はまんま綾野剛がやってるのね) - (小説だと思って読んだからなのかもしれないけれど、映画の脚本として読んだら、それほど悪くはない)

19日前

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奇譚クラブのアンソロジー本で、1953~1964年の変態たちの告白や手記や小説が厳選されて載せられている。 ここ昨今においては、ヨガにアクロバティックな要素を取り入れたアクロヨガの派生としてshibari-yoga(緊縛ヨガ)ができたり、一鬼のこ氏のアート要素の強い緊縛によって、緊縛の卑猥さは洗い落とされているような感じがする。 SNSの発達によって、変態を観測しやすくなった現在、SMは限定的に解放されつつある。しかし、彼らの時代は、変態性欲として忌避されていたものであろう。しかし、根底にある彼らの切実さは、今も昔も変わらない。 とても面白かった短編を何本か列挙してみる。 ★独りぽっちのマゾ 『アノ柔らかくて粘っこい、まっ白な糊が人間の背丈を没し去る程の容積を湛えている中へ飛び込み、その中で散々、モガき暴れた末に窒息死したい!』 米糊に生き埋めになりたい欲望に駆られた男性の体験談。当時は米糊は高価で生き埋めになるほどの量を入手することは困難で、糊に代わる物を探し始める。 炭坑の微粒粉混じりの川底の汚泥に身を沈めようとするが、浅すぎて汚泥の上に立ってしまい絶望したり、神田川に汚泥が沈滞している場所が無いか探すが意外にも綺麗で絶望したりするシーンなど、切ない嘲笑が漏れる。 最終的に、糊製造工場に就職し、事故を装って大樽の中に身を投じる・・・ ★ああこの恍惚境 暇を持て余した男性がふと歌舞伎を観劇しに行った。「明烏夢泡雪」の一幕で女形が折檻される艶やかな姿を見て、『脳裡に痛いほどの新鮮な刺戟をもみこ』まれた彼は、自分におしろいを塗り、カツラを被り、女の衣装を着て、女形の稽古を始める。。。 ★縄の魅力 都会暮らしで緊縛モデルになったりして放蕩していた娘が、潮時だと覚悟を決め、故郷へ帰るが、その無味乾燥で平坦で狭量な生活に、だんだんと自分がつまらない人間になっていくように感じ、再び縄の味を渇望し、家出をしてしまう。 どんより雲の中、汽船に乗って、帰郷する情景描写が、綺麗で、そして息が詰まるほどリアルだった。 ★二人だけの協約書 サディストである夫が、妻に奴隷契約書の調印を迫り、M女に仕立て上げようとする。しかし、協約書には、ご主人様を喜ばせるようなことをしたり女性らしく振る舞うと、褒美が与えられるようになっている。 褒美は懲戒時鞭の一振りを減免できるというものだが、一振りを10円で換金できるようになっている。そうして、妻は夫を喜ばせるような振る舞いを進んでして、どんどんお金を巻き上げ、夫は「最近妻が綺麗になってるし、調教プレイはできるし、確かに今の妻には貨幣価値があるな~」と呑気なことを言い出し始める。 奇譚クラブ版「逃げ恥」みたいなどたばたラブコメ。 など、切実なんだか滑稽なんだか分かんないようなストーリーがいっぱいあって、それらがとても愛しいお話でした。 もちろん、ひたすら陰惨な責めが続き不幸のどん底に突き落とされるような王道の掌編もあったけれど、それも戦争や共産主義や村社会の影響を色濃く受けていて、また違う切実さが観測された。 こんなにもキュートで滑稽で切実で可愛いSMが当時からあったなんて、なんてSMって素敵なんだろう、って思いました。

約2か月前