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どちらの子が化け物なのだろう。 何が化け物を作るのだろう。 ユンジェとゴニ。 愛は人を作る。人格とは、一体なんなのだろう。 |
コメントした本
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やっと、進んだ。 二人の気持ちがやっと。 もう少しだなぁ。お兄さん最高だ! 素敵な話なので、飽きさせないでほしい!! |
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不思議な少女が、未来に向けて成長する話と言っていいだろうか。 何を話してもネタバレになりそうだ。 優しい優しい話である。 |
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石田三成を七本槍が語る。 新しい石田三成が誕生する。 |
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今を生きているのに、不自然でなく不思議なことが受け入れられる。痛みとは、何なのだろう。 梨木ワールドにどっぷり浸かった。 |
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題名をアンソロジーとして、 細谷正充が収録する作品を選んだ。 六人の選ばれた作家達の選ばれたイヤミス作品。 流石である。 |
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営繕屋シリーズその2。 家に纏わる怪談噺。 尾端さんは、そろっと笑顔でやってくる。バシッと解決というより、これでなんとか良い方向にというスタンスだ。怪異に会った人の考え方が変化するのが、読後好ましい。 |
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第9巻。今回は、大阪。 主役は星十郎。そして、癖のある大阪関西の鳶達。 大阪弁の詰りが迫力あって笑えます。「緋鼬」を封じ込める術は、結束。 ワクワクドキドキ。 大阪の鳶にたんかを切る源吾は、とてもカッコがいい。 この火消し達の結束感が大好きです。 |
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物語というよりも、五重の塔に関わる宮大工達の歴史を読んでいるようだった。 伝統と技を繋いでいくことの難しさと、繋いできた誇りを感じる。 ストラップが喋るのは、もっといいアイデアはなかったものかと思ってしまったが。 それぞれの時代の物語には、引き込まれた。 |
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落ちこぼれ小学生三人組が活躍する、爽やかな物語。 子供の世界は案外厳しい。 勇気と友達は、剣になり仲間を守る。 |
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毎日は、小説のように起承転結ではない。 だけど、素敵なお話だ。 愉快でいい人達のお話。日常だって善意は溢れてる。 |
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布石が散りばめられた中、何が虚像で何が真実なのか。読者は模索しながら読み続ける。ガラスの心を持った少年の心の痛みと向き合いながら。 |
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何が正しい「傲慢」なのか、確かに傲慢だけれど。 プラスな言葉であるはずの「善良」の持つ意味。 この本の登場人物で一番嫌いな人と一番好きな人を選んでください。 そういう、質問があったらあなたは誰を選びますか? 誰の「傲慢」を許す事が出来て、 誰の「善良」を疎ましくおもいますか? 多分誰もが、いくつかの何かを思い出し、心が痛くなる作品です。 |
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水墨画の天才現る。 そうなのだけど、違う。 水墨画についての説明は薄い。 そうなのだ、主人公と同じように内に篭ったような感覚に陥る。 ボンヤリと、世間を退ける世界は薄い。 主人公の鬱とした感情に、イラつく人もいるかもしれないが、思いが理解できる。 久しぶりに、自分が知らない痛みを感じる事が出来た。 |
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今昔物語は案外悲惨だ。でも、今は昔だからこんな物だったのかと、流しながら読む。 全十編。 まず、今昔物語の一編一部分が語られてから、現代の話に入っていく。 なんと、現代で起これば怖い事なのであろうか。 |
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何の取り柄もないような自分を見つめてくれていたカゲロボ。 知らず知らず深い傷を負って生きていた自分。 何のためにいるのかわからないカゲロボに、何故か安心感と許しを感じてしまった。 |
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心が温かくなるお話です。 キャラクターも個性があって好きです。 表情がとても豊かです。 |
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SNSから産まれた作品らしかった。 ライトノベルとも違う不思議な感じだ。 テーマは重い。 登場人物に、少し思い込みが過ぎる気がするが、最後まで読んでみなくてはわからないと思う。 |
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弥勒シリーズ第7弾。 清之助のどうしても切れない過去と因縁。 厄介な同心信次郎の推理が切れる。 この2人の関係が渋すぎる。 にしても、信次郎の謎が一つも解けていない。 信次郎の人を人とも思わないあの性格は、一体何処で培われたものなんだろう。 凄腕の清之助の心の揺らぎも心惹かれるが、そろそろ信次郎の心が揺れるところが見たい。 心があればだけれど。あ、でも揺れて欲しくないかな。 |
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定年間近の相棒、縞長さんが事件を解決に導いていく。 刑事として人間として、事件との向き合い方を教えてくれる素晴らしい人物だ。事件が9編 高丸と縞長のコンビがこれからも楽しみだ。 |