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本と映画と旅が好き。

本と映画と旅が好き。

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コメントした本

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日常の延長線上でありながら普段あまり意識しないような場所(運転免許センターとか他人の駐輪場とか)が舞台の作品がいくつかあってそれらがよかった、なかでも「ルックスライク」がすきでした

12日前

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著者のことばは、身体の深いところまで届く。それらは、わたしの内側に漂っていた断片的な記憶を明るみへと導いてくれる。 「物語は、『絶対に外せない眼鏡』のようなもので、私たちはそうした物語から自由になり、自己や世界とそのままの姿で向き合うことはできない」(p.62) わたしたちは、自らの記憶でさえ無意識のうちに物語化しているのだと思う。そのストーリーで語ることのできない、断片的な記憶はどこにいってしまうのだろう。 小説のようなエッセイのような人文書のような不思議な文体が、そんな断片的な記憶を誘い出してくれる。 中断され、引き裂かれ、矛盾をきたす経験と、その快楽を味わえる本。

約1か月前

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建築に対して「生きる」という形容詞が使われるのは珍しい。信仰の場として古くから人の暮らしと関わってきた山岳における建築、特に山小屋の建築の歴史を紹介した本。 筆者は、山小屋の建物を「近代以降のもの」ではなく、「近世以前から育まれてきたもの」として捉える。近代登山(山登りを純粋の楽しむレジャーとしての登山)の普及に伴って整備された山小屋のなかには、それまで信仰や生業のために利用されてきた建物を前身としたものが多く含まれるそうだ。 近代の前後で断絶しがちな一般的な建築の見方から離れることで、見えてくるものはいろいろありそうだなと思った。

4か月前

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「GINZA SIX」の計画の背景には何があったのか。銀座街づくり会議・銀座デザイン協議会事務局長を務める著者が、会議の設立と、地区計画の改正の経緯を書いた本。 きっとどの地域にでもあるそれぞれの「らしさ」というものを、どのように認識・共有するか。「らしい」ものを安易に主導するのでなく、「らしくない」ものを弾くことによって結果的に「らしい」ものができる、という考え方は面白いなと思った。 -- memo ■小林一三(1873-1957):日露戦争後に大阪に出て、鉄道を起点とした都市開発、流通事業を一体的に進め、六甲山麓の高級住宅地、温泉、遊園地、野球場、学校法人関西学院等の高等教育機関の沿線誘致など、日本最初の田園都市構想実現と共に、それらを電鉄に連動させ相乗効果を上げる私鉄経営モデルの原型を独自に作り上げた。 ■芦原義信(1918-2003):建築家。ソニービル、東京芸術劇場などの作品で知られる。また『街並みの美学』で(戦後日本では)いち早く都市景観の重要性を述べた。 ■蓑原敬(1933-):住宅局、都市局で政策立案に従事。茨城県の住宅課長、都市計画課長として現場を経験。1985年住宅局住宅建設課長で退官。1989年㈱蓑原計画事務所を設立、主宰。2004年、都市計画と住宅政策を結びつけた業績により都市計画学会石川賞を受賞。 ■西村幸夫(1952-):専門は都市計画、都市保全計画、都市景観計画など。主な著書に『西村幸夫 風景論ノート』『都市保全計画』『西村幸夫 都市論ノート』『環境保全と景観創造』『町並みまちづくり物語』『歴史を生かしたまちづくり』など。

4か月前

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キーワードは、小さな矢印、黒と白、雑木林的、白の濃淡。 建築家・小嶋一浩は、世界のさまざまな場所でその都度違う体験をする中で自分にとっての設計の手がかりをつかまえたと語る。それらをとても平易な言葉で書きあらわした本。流れるように読ませる。 この本の主張に反対する人はそういないように思う。というより、そもそもこの本は「理論=まとまった主張」の構築というよりも「道具=キーワード」の紹介といったニュアンスが強い。 問題は、それらの道具をどのように(本人も思っていなかったような方法で)活用し、あるいは新たな道具を開発するのか、というところにあるはず。 白と黒の貫通、図式の還元と脱却が1つのヒントになりそう?

4か月前

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「焼いたらきっと、あの日私が目にしたままの姿で恋の矢が出てくるだろうから、お骨の間を探してごらん。砕いてきれいな首飾りにしても、夜空へ放って星を増やしても、失われたきみの歯のかわりに歯茎に埋め込んでも、好きに使ってかまわない」

5か月前

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「勉強とは、喪失することです」

5か月前

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「ブレのない人=未熟者」「自分がある人=自分に執着しない人」という図式にハッとした。そのためには、学問が最大の武器になると著者は説く。

5か月前

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書き出しの1ページで虜になった。中盤、ありがちな展開になっていくのかなと少し思ったけれど、そんなことはなかった。なにか新しいことに挑戦しようとするとき、そっと背中を押してくれるような本でした。 「人は、一度巡り合った人と二度と別れることはできない。なぜなら人間には記憶という能力があり、そして否が応にも記憶とともに現在を生きているからである」

5か月前

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パラメータ、全体性、ものごとの枠組について。

約1か月前

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近代=個性の時代における美術を楽しむためにはどうしたらよいか。 その問いに対して、5つの基準(うまさ、スタイル、ワールド、アイデア、一本勝負)を提示した本。 「絵を鑑賞する価値は、一つにはその美を純粋に経験することにあります。しかしそれだけではなく、その画家固有の『世界の見方』を体験することでもあります」という一文がよかった。

約1か月前

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『小さいことは美しい(Small is Beautiful)』(1973)という発想の転換を迫る本は、「大きいことはよいことだ(Bigger is Better)」というそれまでの常識的な考え方を殴打し、ベストセラーとなった。 それでもやっぱり小さくなることは難しい。 アメリカやドイツの先進的な都市事例を横断し、賢く豊かに都市を縮小するための方法を考える本。

4か月前

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私たちは、どのように世界を切り分け/分節し、捉えているのだろうか。 類型別にみた建築の概略の歴史をまとめた、ある意味辞書のように使える本。建築の巨大化・複合化が進む現代において、一度それぞれのタイプ(図書館、鉄道駅、劇場etc.)の原初的な部分にまでさかのぼってものを考えるという視点は、とても重要に思える。 仮に、18Cまでは「様式」、19Cは「機能」という視点から世界(の一端である建築)を語れるのだとすれば、20C/21Cはどのように語ることができるだろう。コールハースは「スケール/大きさ」という視点を提出しているけれど、、

4か月前

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短編集。眠る前にベッドで少しずつ読んだ。装画が星空のようだからかもしれないけれど、とても夜が似合う本だなと思った。 一行を抜き出したりして語るのはどれも難しいというか、すーっと流れるようにことばが配置されていて、読後はやわらかな空気感のようなものが残る。裏表紙に「最強の恋愛小説集」と書いてあったのだけれど、個人的にはすこし違和感があって(ことばが強すぎる気がする)、でもどう言い換えたらしっくりくるのか分からない。解説を書いている中村うさぎさんにならって「秘密をめぐる小説集」とか?うーん、いまいち。 「裏切らないこと」「優雅な生活」「冬の一等星」などもよかったけれど、個人的ベストは「春太の毎日」。2ページ目(文庫版)で「ん?」と思い、6ページ目で「あること」に気がついて初めから読み直し、最後のページを読み終えたときには、身体が内側からあたたかくなっているのが分かった。 折に触れて読み返したい本。

5か月前

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「毎日接している日常の環境に閉じこめられないように、そこにあるものがそうであること以外の何かへ繋がっていることを言葉にしていく」 建築家と詩人の対談本。あえてバランスを崩す、連想する、目的を置き換えるなど、両者に共通する(建築をつくるための/詩をかくための)手法がいくつかあるようだ。これらの手法は、閉塞した日常から脱出するための手法として敷衍できると思った。日常というものを改めて考えさせられる1冊。

5か月前

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・習慣化で安定させる ・すぐ手をつけてみる ・人の分まで背負い込まない ・異様な作業に没頭しない ・鈍感になって幸せにはたらく ・限りある時間内ではたらく ・時間に余裕をなくしてみる ・なんでもかんでも明かさない ・大事にする人を逆にしてみる ・他人目線に立ってみる ・ゆるく仕事に挑んでみる

5か月前

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久々に伊坂幸太郎。なぜ今までこれを読まずにいたのか、最高によかった。最終章の「人間にとって最大の贅沢とは、」の言葉がずっしりと響く。その気になれば砂漠に雪を降らせることだってできる。

5か月前

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一晩で一気に読んでしまった。ゆっくりと身体に染み渡る、極上の読み心地。既に文庫化しているけれど、ハードカバーで読むのがおすすめ。 「言葉と本気で向き合うようになって、私は少し変わった気がする。岸辺はそう思った。言葉の持つ力。傷つけるためではなく、だれかを守り、だれかに伝え、だれかとつながりあうための言葉に自覚的になってから、自分の心を探り、周囲のひとの気持ちや考えを注意深く汲み取ろうとするようになった」 「記憶とは言葉なのだそうです。香りや味や音をきっかけに、古い記憶が呼び起こされることがありますが、それはすなわち、曖昧なまま眠っていたものを言語化するということです」

5か月前

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