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ぬぬに

非ワカモノです

非ワカモノです。妻とネコ二匹とで練馬で暮らしています。主な取り扱いジャンルは、歴史、地理、アート、旅行、クラシック音楽他。元々はヘビーなミステリ読みでしたが、最近はすっかり小説の類が読めなくなりました。。(@nununi)

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コメントした本

日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業

少子高齢化がこの国に背負わせた半世紀は続くであろう呪い、AIの飛躍的進化が奪う雇用、そして遠からずやってくるとされる国際的な金融危機と、暗澹たる心持ちにさてくれる一冊。 国そのものは当分低空飛行だろうから、個々人で出来る範囲で備えるしかないかねえ。最近この手の本が増えた。

1日前

マンガはなぜ規制されるのか - 「有害」をめぐる半世紀の攻防

戦後に顕著となったマンガへのパッシング。 初期の「悪書追放運動」から、80年代後半の「有害コミック」問題、そして「児童ポルノ禁止法」の成立まで、丁寧に当時の史料を掘り起こししつつ、その問題点をあぶり出していく一冊。 表現規制と表現の自由。「悪いものだから」という近視眼的な視点から、嫌悪感だけが先に立った規制論が、権力者側に体よく利用されているだけのように思える。 規制側の上層部に警察官僚が続々と天下ってきているあたり、暗澹たる気持ちにさせられる。

12日前

アルキメデスの大戦(1)

時代の変化を読めない大艦巨砲主義者たちによって、莫大なコストがかかる国家事業「戦艦大和」の建造が始まろうとしていた。 航空機の重要性をいち早く認識し、空母と艦載機の充実こそが肝要と信じる山本五十六らは、「大和」建造を阻止すべく、一人の数学の天才を海軍に招聘した。 招聘された数学の天才が何をするのかというと、「大和」建造推進派が提出している計画書の欺瞞を暴いていく。設計書や、個々の部品や素材の価格は軍事機密として開示されないので、似ている別の艦船や、他の事例を元に考証を重ねていく。 インターネットやコンピュータはおろか、電卓すらなかった時代に、手計算で「大和」の建造コストを算出していく主人公の無双ぶりがメチャ面白い。フェルミ推定とかこの主人公得意だろうなあ。

約1か月前

あさひなぐ 26

ここしばらく特訓モードが続き、ややもすると盛り上がりに欠けていた感があったけど、夏のインターハイに向けて俄然テンション上げて来た。これまで読んで来てホントに良かったなと心から思えた一冊。 このメンバーで戦える最後の大会を前に、丁寧に紡いで来たキャラクター描写の積み重ねが効くこと効くこと。一巻丸ごと使ってサブキャラのエピソードをてんこ盛りにして来るとは予想外だった。泣ける。 26巻かけて広げて来た物語の風呂敷をようやく畳みに来た印象がある。物語が畳まれる直前の、一番世界が広がった瞬間を描いた巻だったと思う。これから如何にして作品を収束させていくのか目が離せない。

約2か月前

「好き」を「お金」に変える心理学

この人の本は手慣れているというか、わきまえているというか、ラインマーカーが多用され、要点もまとめてあるのでわかりやすい。 手っ取り早く結論知りたい方には良いかと。 以下、備忘録を兼ねたメモ。 1)本当に好きなことをみつける 2)好きなことを継続して習熟度をあげる 3)好きなことを収入に結び付ける努力 4)好きなことで得たお金を再投資 マネタイズするには? 1)好きなもので稼ぎたい!ということを周りに宣言する 2)ギブ&ギブ 返報性の法則 貢献する つながりを増やす 広げる 3)弱いつながりを広げていく 自分を知ってもらう 相手を覚える 4)チャンスは直感でつかむ 好きなことで稼いだお金の再投資ルール 1)物より経験を買う 2)買うなら価値につながるもの、経験を買うべき 3)本に使う 4)自分より他人に使う 5)任せられるチームのために使う 6)手間を減らす、時間を減らすために使う 7)組み合わせに使う。好きなこと×誰もやってないこと ←希少価値 といった具合で、好きなことで稼いで、再投資、繋がりを広げてさらに稼いで再投資と、無限ループを回していくやり方の紹介なのでした。 前提として「好きなこと」が稼げるネタであることが大事なのだけど、これ別に稼げなくても、好きなことで人と人との繋がりや、楽しい趣味生活を広げていくのに、十分使えそうな発想法だと思いました。

2か月前

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さよならガールフレンド

地方の小さな街で暮らす女子高生と、頼まれれば誰とでも寝てしまう「ビッチ」先輩との奇妙な友情を描いた物語。 閉塞感のある日常から抜け出して、此処ではない何処かに行ける者と、残される者のお話。去る者の残酷さと罪悪感、残る者の諦観が生々しくて、ざらりとした砂を噛んだような読後感が魅力。

2か月前

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アイデアはどこからやってくるのか 考具 基礎編

アイデアは既存の要素の新しい組み合わせである と、言われるものの、既存の要素を使える形に料理出来るようになるまでには、それなりの考え方の訓練が必要。 というわけで、発想法の基礎トレーニング集的なエッセンスが詰め込まれているのが本書。こちらは基礎編らしいので、もう少し整理が出来たら、その先にも進んでみるつもり。

3か月前

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秘境駅

秘境駅とは、鉄道以外での到達が困難であり、周囲に民家や観光スポットの類も存在しない、何故に存在しているのかが不思議になる駅のことを指す。 鉄道でしかたどり着けない。クルマや徒歩ではたどり着けないなんて、、そんな駅あるのかよ!と思う方もいるかもしれないが、コレが意外に存在するのである。 筆者の一人、牛山隆信さんは全国全ての秘境駅を訪れ独自のランキングを公開している。この世界のパイオニアのような人で、数々の著作を持ち、映像メディアにも進出している。 本作は秘境駅の写真集の体裁をとっており、文字情報は控えめ。枯淡の味わいを醸す秘境駅の美しさを余すところなく表現している。 秘境駅のほとんどは、最初から秘境であったわけではなく、時代の変遷と共に世間の流れから隔絶され、次第に過疎化し、孤立していったものが多い。 時の流れに取り残されたこれらの駅は、近年「秘境駅」として脚光を浴びるようになってきているが、訪問時、最低限の敬意は忘れないようにしておきたいところ。

3か月前

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集中力はいらない

本書を自己啓発書と思って読む人は少ないとは思うけど、森センセって1日1時間しか仕事しないんですよ、それであの著作量!なんでそんなことが出来るのか気になるではないですか。 我々凡人に森センセの真似は出来ないにしても、欠片程度でもなにか普遍的な「なにか」が得られないかと思って読んで見た次第。 とかく重要視されがちな集中力だけど、それは絶対的な善では無い。気ままに分散する思考こそが、人間だけに可能な新しい発想の原動力となるというのが、本書の趣旨。 集中出来ないのが人間の本質。森センセですら本当に集中して書けるのは10分程度何だとか。集中モードに入るときは、決まった音楽を聴いてからおもむろに書き始めるのだとか、森センセですら、一種の習慣化はやってるんだな。この点は少し安心した。 時間は決めない、やる気はコントロールしない。リラックスを意識的に取り入れる。始めることがいちばん難しい。まずは何にしても始めてしまう事が大事なのかな。凡人としては結局のところそこが大切な気がしてきた。

3か月前

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健康格差 あなたの寿命は社会が決める

健康管理は自己責任と思われがち。しかし家庭環境や、地域差、所得や就労環境がもたらす健康への影響は近年増大する一方になっている。格差社会がもたらす「寿命の格差」に切り込んだのが本書。 所得によって享受出来る医療レベルに差が出てくるなんて事は、昔からの当たり前の事と思っていたけれど、考えていた以上にその格差は広がっているしい。 最低限の医療ケア、健康を極度に害さない環境は誰にでも与えられていて然るべき権利。格差を放置したツケは、やがて社会医療費の爆騰という形で全ての人間に返ってくる。 本書で示された、英国や足立区の改善事例はまだまだ一部に過ぎないのだろうけど、これからの超高齢化社会を、見据えると健康格差への対策はもはや待った無しの所まで来ているのだろうなと感じた。

4か月前

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力を使え!

ユリ・ゲラーによって「超能力」を引き出されたとされる秋山眞人と、その友人である作家、田口ランディの対談集。 1970年代の超能力ブームの一端が垣間見えて、なかなかに面白い。田口さんは最近すっかりこっち側の人になってしまって、うーんという感じだが、ご本人的には楽しそうだね。

12日前

ダークサイド・スキル 本当に戦えるリーダーになる7つの裏技

「ダークサイドスキル」なんて言うからには、ライバルの電話を盗聴して弱みを握ったり、ハニートラップ仕掛けたり、権謀術数の限りを尽くした犯罪紛いの手練手管の紹介本かと思ってたけど、予想に反して極めて真っ当なビジネス本だった。 論理的思考能力や財務・会計知識のような「ブライトサイド」スキルに対して、地道に根回しをして自らの影響力高めて行く、「人を動かす」系のスキルの話だった。 上昇意欲の旺盛な人は大変だなとは思うものの、ここまでやって偉くなりたくはないなと言うのが正直なところ。

28日前

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「結果を出す人」はノートに何を書いているのか

携帯できてアイデアを直ぐに書き留められる「メモ」、全ての情報を統合管理する「母艦ノート」、予定を管理する「スケジュールノート」の三冊で『結果を出す人』になろうという啓蒙本。 創意工夫にあふれたお役立ちネタ満載ではあるのだが、このノートがスゴイというよりも、これだけ凝ったノートを作れて、上昇意欲も旺盛なこの作者がスゴイのでは??と、突っ込みたくなってしまう結果の出せないダメなワタシがここに(笑) この手の仕事術的な本は、、全部を取り入れるのは大変なので、自分にできそうなこと、役に立ちそうなことあたりから、徐々に手を出していくのが良いかと。その点お役立ちの小ネタがふんだんに収録された本書は取っ掛かりも多いので、気軽に試せそうな気がする。

約1か月前

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内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力

とかく世の中では外向型が持て囃されており、新卒採用時にコミュニケーション力が重視されているあたりは、その最たるものだと思われる。 内向型は「よくないこと」であるとして、幼少の頃から矯正対象になる。もっと自分から声をかけなさい、遊びに行きなさい、習い事をさせましょう、友達をたくさん作りなさい……。 こうした世間の風潮に、生きづらさ、消耗感を覚えている内向型人間は多いのではないだろうか。 本書では内向型人間が生まれてくる科学的な理由にスポットを当てる。そしていかにして現代社会を生きていくべきなのか、内向型ならではの強みは何なのかを解き明かしていく。内向型人間には随分と肯定感を高めてくれる一冊かもしれない。 無論、外向型人間にも数多くの長所がある。外向型と内向型は社会を動かすクルマの両輪であり、いずれが優れていると言うわけではなく、両方とも必要不可欠な存在なのだと思う。 幼少期の矯正と、社会適応の過程で外向型の皮を被った内向型人間に育ってしまった中途半端な自分としては、なかなかに興味深く読めた。内向型の子どもを持つ若い親世代にとりわけ読んで欲しいと思えた作品だった。

約2か月前

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我らコンタクティ

この場所で生きていくという事。 もう若いとも言えない年になろうとして居て、 楽しくもない仕事、変わらない毎日、 此処ではない何処かに行けなかった側のお話。

2か月前

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古今東西 風俗散歩 歩いて知る日本の大衆文化史

江戸期から続く遊廓跡、戦後に栄えた歓楽街、後にソープランドに名前を変えるトルコ風呂、ラブホテル街……。日本各地の風俗街を訪れた筆者の目線で綴る、大衆文化の変遷。 終章でふれている、時代の変化に伴う風俗空間の変遷、かつて性風俗に関するハレ(非日常)とケ(日常)は分離されて居たけれど、ネットの発展で、ハレの空間が日常にまで入り込むようになり、様々な問題を起こすようになったという指摘は面白い。 白ポストみたいな回収装置が登場するのも、この文脈から読み解くことが出来るわけだ。 筆者は同名タイトルのブログも運営しており、書籍では収録しきれなかった、非常にたくさんの風俗街のレポートが挙げられているので、是非見るべし!

2か月前

東京スリバチ地形入門

東京は平らに見えて意外に凸凹している。 窪地地形を愛でる人々のスリバチ愛に満ちた入門書。今すぐ荒木町に行きたくなる〜。 スリバチ学会会長の皆川典久さん、副会長の石川初さん、無類の階段マニアで知られる松本泰生さん、暗渠ハンターの高山英男さん、吉村生さん、工場萌えの大山顕さんと、この世界の有名人てんこ盛りの豪華執筆陣で、地形マニア、都市徘徊者には堪らない一冊ですね。 スリバチ地形の成立は、長い歳月をかけた自然による地形の変化だけでなく、大名庭園が作り出した巨大池の跡地であったり、陸軍の射撃場であったりと、様々なケースが存在していて興味が尽きない。 スリバチ界は、地理にも歴史にもアプローチが可能で、暗渠や階段マニアとも相性が良い。マイナージャンルを志向している身としては、仲間が多くてなんだか羨ましいぞ。

3か月前

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「願いごと手帖」のつくり方 書くだけで運と幸せが集まる

小さなこと、カンタンに出来そうなことから、大きなこと、難易度の高い願望まで、とにかく手帖に書き出して見ましょう。そのうちの小さな願望はいくつかは叶う。小さな成功体験を積み重ねて、運気を上げてポジティブに生きていきましょう。大きな願い事もいつの間にか叶ってるかも?的なコンセプトのライフハック本。 導入するハードルが低いし、これくらいなら、まあギリギリありかな。 全く異なるジャンルの話だけど、筋トレというのはただ漫然と取り組むよりも、今どの部位の筋肉を鍛えているのかを認識しながらトレーニングした方が格段と効果が上がるのだとか。 その意味では、自分の願望を目に見える形で残しておくことは、意味がある事なのかもしれないね。

3か月前

AKB49~恋愛禁止条例~(29)

全巻読了。 片思いの少女の「AKBに入りたい!」という夢を応援するために、女装してオーディションに参加した主人公(♂)が、まかり間違って自分も採用されてしまい、性別を偽ったまま仕方なくアイドル活動をしていくうちに、まんまとハマり、ガチのアイドルを本気で目指していく熱血スポ根成り上がり物語。 そんなのバレないわけないじゃんというツッコミはスルーするとして、実在アイドルの人気に便乗した残念マンガかと思ったら全然違っててガチの名作だった。29巻も出てるだけはある。AKB好きならなおさら、知らなくても全く問題なく楽しめる内容かと思います。 改めてこの作品を読んでみると、AKB商法の仕組みの出来の良さに震撼させられる。システムとしてのAKB商法は無味乾燥とした現実に緊張感をもたらし、物語性を可視化、さらに受け手の感情移入の度合いまで高めてくれる最高の仕組みなんですね。 この話の凄いところは搾取される側のオタの皆さんを シッカリ描いているばかりか、その情熱を全身全霊を持って肯定してるところ。全編を通しての、最大の泣かせキャラが奥平先生だというのはものすごいコトですよ!

4か月前

誰がアパレルを殺すのか

前半は絶望アパレル業界といった態で、古い慣習、過去の成功体験に溺れ、負のスパイラルから抜け出せない旧勢力を描く。 後半では新勢力として、アパレル業界の外からの変革の波と、内からの改革の波を取り扱う。 タイトル程のインパクトはない印象で、特に後半はごくごく一部の成功例を、持ち上げすぎなのではないかと感じた。

4か月前

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