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非ワカモノです |
非ワカモノです。妻とネコ一匹とで練馬で暮らしています。主な取り扱いジャンルは、歴史、地理、アート、旅行、クラシック音楽他。小説読めない病から回復中。本感想Blogはじめました。Standに書いたやつより、もう少し詳しく書いてます。 https://www.nununi.site/
コメントした本 ページ 2
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悪魔の力を手に入れた女の皮肉な因果応報譚。韻を踏んだ訳だけでなく散文訳もあるのが有り難い。 表紙にも出て来る使い魔のベエルファゾール(ベルヘェゴール?)がカワイイ。 |
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傘をなくした男。主人の傘を探す犬。逢引するカップル。傘泥棒。流される子ども。 静かな雨の日、木曜日の群像劇。 これもゴーリー にしては和む一作。細密に描かれた雨のタッチが美しい。 |
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表紙の裏、本の見返しに作品の致命的なネタバレが書いてあるという最悪のデザイン。編集者マジで反省して欲しい。ゴーリー これは怒っていい。 「思い出した訪問」が何なのか、それが最後にわかるところに、この話の醍醐味があるので、これから読む人は気をつけて! |
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「十二国記」シリーズエピソード4の後編。 不幸な生い立ちから、運命を呪って生きてきた祥瓊と鈴が、自らの過ちに気付き前向きに生きようとする。そんな二人が、迷える王陽子の背中を押す。 このシリーズで一番好きな作品。ラストの例のシーンは何回読んでもゾクゾクする格好の良さ。 水戸黄門的な、展開はハマるとメチャメチャ面白い。 |
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人間シリーズ人識編の3作目。 呪い名六人による裏切り同盟vs零崎人識。 全編を通じてもっとも能力バトル要素の強い作品かも。 変装してまでして、双識を守ろうとすると人識がカワイイ。 |
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ダークでシニカル。大人向けの絵本。世界で最も残酷な絵本作家などと言われる、アメリカ人作家エドワード・ゴーリーの作品。 醜さゆえに家族から疎まれてきた少女のお話。 ゴーリーにしては、珍しい勧善懲悪的な展開を見せる異色の作品。 細密に描かれたモノクロームの世界が美しい。 |
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人間シリーズ、ラスト人識編の2冊目。 人識と伊織ちゃんの話の筈なのに、哀川さんが出てくるとみんな持っていかれてしまう(笑 崩子ちゃん兄妹との話も入ってかなり、かなり詰め込まれた一作。 |
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島原の乱を目前に控えた細川藩。 藩の剣術指南役を務めていた父親を殺され、敵討ちの決意を固める息子十兵衛。 そして、偶然が重なり、十兵衛に「憑く」ことになった鬼の大悲。 少年の成長物語から、ボーイミーツガール、 エロいラスボスに、手練れの男たちと、人外の敵、 冒険小説の爽快感に、 伝奇小説としての奇想、 歴史小説としてのロマンまで。 全部一冊で網羅した、ものすごく贅沢な一冊。 |
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文明が崩壊し、数える程の人間しか生存していない未来の地球? 残り少ない食料と、燃料を求めて二人の少女が終末の世界を巡る。静かな終わりの世界。無機質だけど、情感のこもった温かみのある筆致が心地良い。 |
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十二国記エピソード5 玉座は座るのでなく、背負うもの。供王珠晶、登極までのお話 『風の海 迷宮の岸』が王を選ぶ側の物語だったけど、こちらは麒麟に選ばれる側の物語。昇山ガイドブック的な? 終盤、例の人の再登場はテンション上がる。 |
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グインサーガ 146巻。 雲雀→マリウス。イリス→オクタヴィア。 ということで、今回は別れた夫婦の再会話。表紙絵もそんな感じのテイストになっております。 歳月とは恐ろしいもので、マリウスはパロの第一王位継承権者。オクタヴィアはケイロニアの皇帝にと、立場の変化が激しい。 |
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ネットで評判の「えらいてんちょう」さんの本。 個人でできるゲリラ戦の時代。 ルールが変わり、特定のジャンルか特化した個人が勝てる時代が来たよ!というお話。 さまざまな形の『贈与』を駆使することで、味方を増やしていくテクニックは面白かった。 |
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零崎一賊をメインに据えた、戯言シリーズのスピンアウト。人間シリーズの最終回巻。 本編読んでると、懐かしのキャラが多数登場してこの点は嬉しい。 「戯言遣いとの関係」とされているわりには、一度も人識といーちゃんが絡まない件。 人識のシリーズはみんなこんな感じで、西尾維新らしい、意地の悪さを感じる。 |
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親に捨てられた二人の子ども。 再会した二人は、敵同士の間柄になっていた。 それぞれが信じるもののために。 暴君のために荒廃しきった国をどう立て直すのか。 苦労人である尚隆の、国と民に対する独白が泣ける。 久しぶりに十二国記の新刊が出るので、既刊を読み返しています。流石の名作揃い。再読に耐える面白さですね。 |
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ゴーリー展にて購入。 恥ずかしながら初ゴーリーで、素晴らしさのあまり即購入。 シニカルでダーク。細密な線とモノクロな世界。センスの塊みたいなデザイン力にも魅せられる。 |
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十二国記エピソード2。『魔性の子』前日譚。 泰麒のかわいさを愛でる一作。麒麟の誕生から王の選定までを描く。 『魔性の子』(←ホラーだった)と白汕子のビジュアルが違いすぎるw 新作が出るので久しぶりに再読。 オチが全てなので、再読でどうかなと思ったけど、細かい設定忘れてたので、かなり楽しめた。 |