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Kay

大学1年

大学1年 本屋巡り/ふと手に取った本をお金と時間を気にすることなく自由に読むのが夢

12

コメントした本

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歩行祭という、一見青春の一欠片のように見えるが、登場人物たちにとっては大きな存在である、行事を通じて、彼ら彼女らの距離感の移り変わりを描写していく小説。 (以下ネタバレを含む) 融と貴子という、複雑な関係にある2人の距離感だけにフォーカスするのではなく、彼ら2人の周りの環境や、その変化を包括的に描いていて、読んでいて心地が良かった。 文体は穏やかな雰囲気が見受けられたが、決して退屈ではなく、個人的には内容とマッチした書き方で好印象に感じた。 複数の視点を切り替えながら、ページが進むにつれて話の全貌が少しずつ頭に浮かんでくる…最後を順弥の視点から描いたのは想定外だったが、主人公とかではなく、あえてこの話の進行の鍵となる一種の第三者的な登場人物の視点にすることは、読者からの視点で物語全体を俯瞰することと共通するところがあったのかもな…と。

約1時間前

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