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大学生と准教授によるドタバタもののけ物語です。布目先生の妖怪に対する解釈が面白くて、どんどん読み進めました!大学生である高橋さんのちょいちょい出てくる心の声には、読んでいて少し笑っちゃいました。妖怪に関するお話ですが、妖怪が登場しても怖すぎることなく、少しヒヤッとする感じで楽しんで読むことができます。是非シリーズ化して、他の妖怪も出してほしいと思いました! |
コメントした本
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住野よるさんの作品が好きなので、読みました。これまでの作品に比べてページ数が多く、後半の2人のやりとりに筆者の熱量を感じます。私自身、登場人物と歳が近いこともあり、共感できる点が多々ありました。思いこみやすれ違いで大きく後悔したことがある人は、必読だと思います!個人的には「青くて痛くて脆くて辛い」そんな作品でした。 |
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常識外れの刑事がただ暴れまわる警察ものだと思っていたが、まさかラストであれほど感動するとは思わなかった。大上さんに対する印象が最初と最後でこうもガラッと変わったのは、作者の力量の賜物だと思う。意志が受け継がれたとき、果たして今後はどうなっていくのか…。パート2を出してほしい作品でした。 |
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この作品は、登場する主要キャラのほとんどが暗い過去を背負って生きています。かつての犯罪者とその友達だけの関係に触れているのではなく、様々な人の立場にたって物語が進んでいきます。最後の雑誌の寄稿の場面は、本当に大きな決断を下したと思いますし、何よりやるせない気分になります。社会の眼差しと個人的な感情の間に揺れる益田くんに、何か言葉をかけてあげたくなる作品でした。 |
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外村と先輩とのやり取りに考えさせられるものがあった。ピアノに関する本であるが、仕事を続けることの難しさについても触れている。これから社会人となる若い人々に是非読んでほしい!社会人経験の長いベテランの方々には、この本を通じて自らの仕事についてこれまでの経験を振り返り、自分なら外村に対してどのような言葉をかけるか考えてほしい。 |