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ねこのすず箱

主にミステリを読んでいます

主にミステリを読んでいます。 Twitterから、書籍だけお引っ越し。 ただいま使い方、試行錯誤中です。

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コメントした本

ラヴクラフト全集 (1)

あんまり怖くないかも。インマウスの影、何よりインマウス顔の町人が怖い。水色の魔界を思い出す。闇に囁くもの、主人公が後半駄目でしょってとこに突き進んでいく。あのタイミングでタイプ打ちされた手紙が来たら罠じゃないか。そこからの迂闊さ、あなた知識人じゃなかったの。

10か月前

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日本探偵小説全集〈6〉小栗虫太郎集

足掛け2月。完全犯罪。現場も構成も、私の中で一二を争う美しさ。すごくすきです。しかしそれ以外正直歯が立たず。対象物が想定出来ない。空間把握能力欲しい。黒死館殺人事件。何度か読み直し、ノートも取ってみたけれど。恐るべし、ぺだんとりー。面白い気がするから余計に悔しい。

10か月前

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カササギ殺人事件〈上〉

たくさんの村人が出て来るのですが、割と名前や職業や人柄に特徴があり、すんなりと入ってきました。と言いますか、個人的には、第1部最後で期待一気に膨らみ、集中力が研ぎ澄まされた訳なのですが、果たしてどこに向かうのか。上巻は町に馴染んできた辺りで終わりました。

10か月前

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教会堂の殺人 ~Game Theory~

最早ミステリではないのでは?と思いつつ追ってしまう。前作で多少の覚悟はしていたものの、シリーズとしては更に過酷な展開。今回のトリックは恐ろしく淡白。個人的にはあんまり美しさも感じられず。空転の虚しさ。この巻、本当に必要だったんですよね。あとがきを信じて待ちます。

10か月前

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オリエント急行の殺人

すごい話。長距離寝台列車が雪で立ち往生。職業も国籍もばらばらな乗客が乗り合わせた列車という密室で、一人の男が殺される。終盤ポワロが「知らなきゃならないんです」って言った時、明らかになる事実の予感にぞっとした。新訳版だからか、すごく読みやすい。たぶん再読。

10か月前

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かくして殺人へ

少々過激な自作の小説がきっかけで、モニカ・スタントンは映画脚本家として採用される。スタジオで仕事を始めるも、何故か命を狙われることに。癖の強い映画人達が生き生きと動き回る。不穏だけど、この世界の空気が好き。夏の夜の夢を思い出したり。不条理劇のような二人もいい。

11か月前

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ミステリを書く! 10のステップ

小説の書き方と言うか、その前段階の練習についても書かれている親切な本。ジャンルに限らず小説全般に通じる考え方な気もする。個人的には、また読本にお決まりの古典ミステリのネタバレに当たり、打ちひしがれるなどした。自業自得なので、いい加減に学習すべき。

11か月前

凍りのくじら

学校の話が苦手。だからこの話もすぐ読むのを止めようとしました。でも、なぜか読み続けてしまった。違和感に感じていたところは、最後、全てふに落ちる。違和感なく上手に隠されていたところに後から気付く。私が、この物語がすきなのは、うちの父親が本が好きだからかもしれない。

11か月前

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堕落論

もう作家ではなくて教祖なのだから、不確かに変質してしまう心配はない。それは同時に、生者と死者にあてはまる。惚れてもいない女と心中してみる。こちら芸道の身悶えである。特攻隊は虚構。だとしても何故若者の死を無意味とするのか。わかった気がするとこだけ並べてみた。むつかしい。

11か月前

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モロッコ水晶の謎

ABCキラー。楽しい。あの様式が不合理であるというのは確かか。ワイドショーで連日放送されたら、まさか自分が巻き込まれるなんてことないだろうと思いながら、普段全然見ない電柱の地区名とか気にしちゃうんだろうな。表題作、大胆。犯人の人柄を考慮すれば納得できるのですが。

11か月前

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羊と鋼の森

偶然、ピアノの調律、に出会ってしまった外村。彼は、まっすぐまっすぐ、調律師の道を歩いていく。そこにねじ曲げられた場面は存在せず。正解のない芸術、とか、裏方の役目、とか。才能云々の話も。一般論でもなく、正論でもなく。全てがあたたかく呼吸している。外村君が、羨ましい。

10か月前

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十津川警部 幻想の信州上田

上田で真田で六文銭だから、思わず買ってしまったのですが、すごく衝撃を受けました。私の知っている小説とは、違う。設計図か、指示書か、ト書きか。テレビドラマ、ありき、なのか。足で稼ぐ刑事ドラマ。きっと映像になれば名所を織り込んで綺麗な画が撮れるんだろう。

10か月前

オペラ座の怪人

ルルーだったんですね。おとぎ話的な心のきれいさって実際すごく難しいなあ。同情の余地は多いにあるにしろ、それを補ってあまりある内面と行動のまずさ。彼女の最後の選択は、どういった心情なのだろう?終盤の追跡劇とか面白いんだけど、彼と彼女の最後の内心がよくわからない。

10か月前

僧正殺人事件

だあれが殺したクック・ロビン?マザーグースの見立て!ものすごく期待しちゃうじゃないですか!実際めくるめく事件群。関係者も皆どこか屈折した癖のある人物で、容疑者として魅力的。ただ、肝心の解決が、凡人の私にはあまり理解できず……。何故犯人がわかったんでしょうか……。

10か月前

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宇宙の果てのレストラン

いいなあ。気にせずだらだら読める。文脈お構いなしの予測不能な世界だし、深刻さも微塵もないから気を張らなくて良い。楽しい!今回はゼイフォード編みたいな印象。レモンの香りの紙ナプキンは怖いです。改めてマーヴィンはすごく優秀なロボットなんだね。稼働年数的に。

10か月前

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アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

自身の存在、自身の価値観が、根底から覆るか否かの瀬戸際は、本当に引き込まれた。それ故、その冷たさが露になる終盤は少し物足りない気分に。信じたかったのだと思う。「裏」は必ずしも真ならず。けれど嗚呼イジドア。ブレードランナーとはだいぶ違う印象。

11か月前

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伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~

ここまで来たか(帯文句)と言うより、そこまで行ってしまったかと言う……。今ちょっとショックから立ち直れていない。そこの絶対性は、挑んじゃ、……。今回の解は私には難しかったなあ。今までのと違って答えを聞いても理解できず。復習しよっと。唐突な昔話は、眠かったのかな。

11か月前

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あまからカルテット

学生時代からの親友4人組が、食べ物絡みの日常の謎を追うお話。直感と行動力で解決に突き進む。とにかく4人のキャラクターが魅力的。いろんな憧れを体現した存在でありつつ、彼女らの抱える悩みは共感できる。4人が別々の場所でそれぞれ問題に対決するおせちの話が楽しかった。

11か月前

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インド倶楽部の謎

国名シリーズの長編!神戸にインドの香りが濃く漂う。理解し難い絆で結ばれた倶楽部。推理は理路整然なのですが、やはり心境を理解するのが難しい。読後もつらつらと考えるも、ありきたりな事しか思い付かず。そうじゃないんだろうな。タイトルの話は微笑ましい。野上刑事活躍。

11か月前

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水沢文具店: あなただけの物語つづります

ペンとノートを買った方、希望者にオーダーメイドのお話を書きます。小学校教師の栞は、張り紙を見て、水沢文具店の敷居を跨いだ。小説の小説なんて、ずるいだけで無茶だと思ってたけど、彼らは懸命に生きている。打ち込んでいた大切な何かを無くしてしまった人に、きっと響くと思う。

11か月前

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