コメントした本
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久しぶりに一気に読みきった小説だった。 自分は、何に幸せを感じるか。 何を「普通」と認識するか。 歳を重ねるにつれてどんどん面倒になる社会の暗黙のルールを ぼんやりと「仕方のないこと」と思い始めてたタイミングで出会えたこの小説に感謝…! |
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発売された当初、ジャケ買いして読んだら独特な雰囲気に魅了されたのをよく覚えている。 「美しさ」というものを、超常の要素を使って神々しさとおそろしさを感じさせるように書かれてある感じ。 舞台になってる島に美しいものなんて殆ど無いし、醜さを散々見せてるからこそ引き立つ美しさ、みたいな。 年に一度くらいは読み返すけど、この世界にずぶずぶと浸る時間が好き。 |