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milkyismamanoaji

今年で社会人4年目 2019.2.21か…

今年で社会人4年目 2019.2.21から読書日記として始めました。

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コメントした本

沈黙の町で (朝日文庫)

なんでタイトルが「沈黙の町で」なんだろう。 中学生の転落死がいじめを苦にした自殺か事故か、そこを解き明かすのがこの本の1番の読みどころに見えるけれど、タイトルは「沈黙の町で」 そこが筆者からの隠されたメッセージなんじゃないかなと思った。 転落死とは関係なさそうに見えるけど頻繁に出てくる北関東の地方都市の描写。じめじめとした内陸部の天候、地方有力者たちの癒着、噂が早い小さな町、、、今の日本の地方都市の問題を転落死の究明と共に切り込んできているな、と思った。 奥田英朗は「無理」でもゆめの市っていう架空の地方都市を舞台にした本で同じように地方都市の問題に切り込んでいたから、こういうのが好きなのかな。 でもやっぱり1番の読み応えは転落死の究明を過去と現在の時間軸がぐちゃぐちゃに書かれながらもどんどん分かっていく感じ、ドラマを見てるみたいだった。 最初は被害者も加害者もどんな子なのか全く分からないのに読み進めるとどんどん分かってくる、あまりにもリアルすぎて本当にこの世に存在しているんじゃないかとすら思う。どんどん先を読みたくなる 。 あと、ちょっと皮肉?が混ざったような表現が面白い。声変わりが始まってない声を揶揄してウィーン少年合唱団のような声をあげた、とかちょっと笑ってしまった。 2019.3.10(5周目)

7か月前

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本を読む女

林真理子は女子校、女学校が好きだと思う。今回も和洋が出てきていたけど、今も実在する女子校が出てきたりするところが好き。 大陸への憧れの描写も好き。戦前は大陸で新しい生活を始めることも出来たのか、って歴史の授業で満州国作ったりなんて事実を文字でだけ知ってたけどその当時の人々の実際の生活なんて考えたこともなかったからロマンを感じる。 主人公を通して見える当時の生活感が面白い。 あと、章の題名が全部本の名前になってるのも好き。万葉集なんて、どうして万葉集がタイトルなのか、読んでみるとなんて素敵なセンスなの、と思う。 (2周目)

8か月前

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きみの友だち

重松清の、死に際しての残される側の心理描写本当に好き。24時間テレビみたいなのはたくさんあるけど、こういう風なタッチのは多分少ないと思う。 優しくて落ち着いている。すうって空気が抜けていくみたいな感じ。でも残される側の何気ない日常生活の中で死を受け入れたくない絶妙な描写があったりしてそこは生々しい。(いい意味で) この本のタッチが本当に好き。「きっと、ずっと、」とか「そして、たぶん、それは、」みたいな句読点の入れ方とか行と行の間の空白とか、活字だけど間があって、その直接的には書かれていない、その余白に全部の気持ちが詰まっていると思う。この良さは映像化じゃ絶対に再現できないだろうな。 この本を初めて読んだときは小学六年生の時で、登場人物の子達とちょうど同じくらいで、読みながら中学生活に思いを馳せてたりしたな。 今読み返して、最終章の後日譚で、恵美ちゃんたちが今の自分と同い年で鳥肌が立った。 小学生ときはやっぱり「花いちもんめ」が1番衝撃だったというか、友達の死と花いちもんめを合わせる表現に感動したけど、 今読み返してみたら、1番好きなシーンは由香ちゃんは最後に自分が目を覚ます奇跡じゃなくて友だち達が由香ちゃんのことを思い出す奇跡を起こすところが優しい子だった、ってところだなあ。 2019.2.25 3周目

8か月前

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