774af42e 30e9 462d a3c0 2639c09025a8

takeharu

主に漫画についての記録を投稿します。

主に漫画についての記録を投稿します。

100

コメントした本

ハモニカ文庫と詩の漫画

四畳半一間、古本、静かな夜、レコード、ボブディラン、純喫茶、コーヒー、フィルムカメラ、慎ましい恋… 小さな町、名もない人々のささやかな物語をえがいた漫画短編集。

8か月前

性悪猫

1960年代末にデビューし、成人女性向けマンガという今では当たり前のジャンルを切り拓いた女性漫画家、やまだ紫。彼女がガロで連載し、その凄みを展開したのが本作。 いわゆる「ネコ漫画」とは一線を画した内容。鋭く繊細な感性で紡ぎ出される一語一句は、詩的で美しくもハッとさせられる。 猫の日常の中にある様々な喜びや葛藤は、そのまま人間の私たちのそれと重なる。 歳を取ってフとした時に読み返したくなる、そしてこどもたちにもプレゼントしたくなる大切な一冊。 あと山田紫が描く猫、可愛いし凛としてるし素敵。

約1年前

Dd2e9fe1 f34c 46d6 8f37 461fa85a9c4008634c99 3a43 40c1 9ad5 6ba772150f2c43974a7a af02 4b08 9dc4 5536af07ca5d
ライク ア ローリング ストーン

1969年にCOMで連載されていた本作、約50年の時をえて単行本に。ずっと単行本に、という話を退けてきたけれど、ボブディランのノーベル平和賞受賞がきっかけで発刊にいたったらしい(タイトルはボブディランの名曲のまま)。 私小説ならぬ、私マンガの原点とも言われている本書、当時23歳だった著者のほぼ実体験が描かれている。政治の季節の熱っぽい空気感がブワッと躍動的に伝わってくる。 ハードボイルド、学生運動、抜き差しならない生 っぽい恋愛など、著書イメージがモロにあらわれていて凄く楽しめた。 今の大学生くらいの若者達は、この空気感をどう受け止めるんだろう。気になる。 ちなみに、はっぴいえんどの風街ロマンのジャケットを手掛けているのも宮谷一彦です。

約1年前

東京グッドバイ

タイトル、装丁から醸し出される雰囲気そのままの詩的な一冊。絶妙な清涼感、破滅的なモノローグ、なぜか癖になります。

約1年前

オートバイ少女

真夜中に読みたい、唯ひたすら瑞々しい漫画。 社会に摩耗された心に効く一冊。

2年前

00a6cf1a c5e2 4331 ad04 f26bd088f920C73ec256 ee18 44c0 808b 42c49c0f4c7bE1bcb276 3ad6 4c8c 87fa 8e8b0e77dd5aBab25638 243c 4217 ac77 f9d92acc334eEed2419f 2b1b 46e7 a20a 7a322cb7e9dcFbd98813 23fa 4913 b7b9 03293696ff05D3ab1324 2297 49d3 9762 0f100b7979f4 32
彩雪に舞う…―楠勝平作品集

30歳で夭折した天才漫画家、楠勝平の一冊。 本書内「ゴセの流れ」は、漫画史上に残る秀作と言っても過言ではないインパクトである。心揺さぶられること必至。コマ送りっぷりも職人芸。 幼少の頃から患っていた病によってであろう、死を象徴するテーマを非常に巧みに、かつ冷静に描いている。 死を忘れるな、といつも賢者は警告してきた。しかしそれでも死の意味を切迫して考える者は少ない。 楠勝平は、不幸なことに、早く死と対峙する環境におかれていた。 しかし幸福なことに、それを深く表現できる才能に恵まれた。 本書には、その凝縮された生命の輝きが詰まっている。

2年前

リトル・フォレスト(1)

四季折々、自然に寄り添った楽しみ方があることを教えてくれる一冊。 雑誌クーネル読者層にはどハマりするはず。マンガでは貴重なジャンル。 生活は工夫次第でいくらでも楽しめる。

2年前

Bedd1243 ee63 4363 b36d 67da4811cca198fe97a3 3898 4734 8940 4617f6aa6860870e5356 1916 4821 b503 59c16c5338df22322742 0fb9 47b8 99c1 98207a0d04d113661138 62ff 40cc 8b8a 2e18945bff8d5e788877 5ad6 44f8 b03b 7ed692e5affb62a61c21 60ab 40d0 9127 a1f3555474a1 10
神々の山嶺 全5巻セット

谷口ジローの訃報を聞いて。 10代の頃、夢中で読んだ本作品を思い出した。 金や名誉や安定の為でなく、登山家が冬の山に入っていく理由。心身の限界へと人を向かわせるものは何か。人が持ちうる可能性とは。 甘ったれで感傷的な若者には、愛のある平手打ち的な衝撃を与えうる作品。 少なくとも私にはそうであった。 だからだろうか、谷口ジローの訃報を聞いて感じた喪失感は、近しい恩師を亡くした際のそれに似ている。寂しいなあ、、

2年前

E6348966 90b5 426e 9958 7be5af704a1b8502e147 b34e 4d58 8bbd a3974774bb102c5dd3c5 106f 4b48 b59a 191e30b88287
滝田ゆう落語劇場

辰巳ヨシヒロの「劇画寄席」を読了した後、読み比べたくなり久々に本棚から引っ張り出した。 同じ演目でも随分味付けが違う。 滝田ゆうの方が良い意味でライト、ハーブティー飲みながら読むならこっち。 辰巳ヨシヒロは酒飲みながら読みたい。

2年前

美代子阿佐ケ谷気分

10代の頃に無性に惹きつけられた一冊。 倦怠した恋愛の風景。奇跡のような均衡を保った瞬間。

2年前

久生十蘭漫画集 予言・姦

小説の魔術師の名を冠する久生十蘭。1957年に死没するまで多彩かつ幅広いジャンルの作品を発表している。 和魂洋才、緻密でモダンな面白い文章をかく実力派だが、なぜか人気や認知度はイマイチなのでマンガ化は嬉しいサプライズ。 ミステリからホラー、幻想SF、歴史物までを軽々とあつかう十蘭ワールド。原作を丁寧に表現した濃いマンガです。

10か月前

筒井康隆漫画全集

筒井康隆が、漫画をかいていたことを知っている方は少ないのではないだろうか?本人が描いた漫画の全集。1970年代初頭に、小説サンデー毎日で連載していたらしい。 小説の世界観はそのままに(絵にすると小説以上にぶっ飛び感が伝わってくるけれど)、SFはもちろん、シュールでナンセンスで混沌とした内容となっている。今なら絶対掲載できないようなキワドイ無秩序ネタが満載。 良い意味で漫画の型にハマっておらず、スリリングな読み応えのある一冊。

約1年前

59cbeb2b a74b 49f6 ac0d bb8d8e0ffc262c144179 394e 42df a05f 5d380807297c5c50f524 f6b7 412a b19b e458d59db9fdIcon user placeholder
夢十夜

フランスでも出版決定とのニュースをみて再読。夏目漱石と近藤ようこの才能が絶妙に融合し昇華されています。不思議な清涼感のあるうつくしい漫画。

約1年前

Dbea8975 e92c 4a59 8a07 cbd61456d18100a6cf1a c5e2 4331 ad04 f26bd088f920705a3186 26f6 4491 b78f 518c621045c5D4d0a8e8 f804 4d72 a324 437e38ead2e6Y x49zct normalDd548d8f c917 49f3 a410 cb90c178b62a
赤塚不二夫1000ページ

これでいいのだ、と言い切れる赤塚不二夫の寛容さと強さ。良いとこどりの1000ページ(欲張り)

2年前

休日ジャンクション: 真造圭伍短編集

ゆるい雰囲気のマンガが読みたいと思い、装丁とタイトルで購入したが、鋭いカウンターパンチを喰らった気分。 淡々と優しい線で描かれるストーリーは、かなり毒が効いている。 厳しく且つ核心を突くメッセージ。 それを饒舌に理屈っぽくではなく、サラッとシンプルに笑顔で言ってのける。 「家猫ぶんちゃん」が秀逸。

2年前

Af23a43c de7a 4b77 a911 0b5446efba2fE4f9a33d 0ee5 4e1d 9973 331e43dd85d2C8ab4ca0 717e 41de af3d e95859008373
トーマの心臓

萩尾望都の傑作。 少年の愛がテーマであり、典型的BLテイストだと誤解もあるかもだが全く違う。 フィリア・エロス的な愛ではなく、アガペーとしての愛がテーマであり、重厚感はさながら哲学書のよう。 自分と他者(社会)との関係をどう定義し構築していくか。その中での自分のアイデンティティとは。 大抵の若者が漠然と不安に思いながら、何となくやり過ごす根源的かつ普遍的な問いに、鋭く切り込んでいく。 これを20代半ばで描き上げた萩尾望都。おそるべき才能。

2年前

89f691a9 f020 41fa b05f 5e39ad0486e8002afacd 03e0 43cb b351 f3a04e318b71000f7f04 309c 4d70 b17e a6dba3d145d89ce2202e 9bd3 47a2 b5cd 397864a4dc3f6d4d227b e7bd 42e5 945c ecaf425bce6cB50ad172 8f40 461e a798 4732792577e8A5ae7592 5447 46e4 a325 ce80ccc9c421 19
耳は忘れない

昔のことを思い出す時。みえる色や線って美しかったり、ぼやけたりするけど、本作品はその雰囲気に似ている。 表現主義美術的な、エグミと美しさ。 個人的にはツボ。

2年前

22322742 0fb9 47b8 99c1 98207a0d04d11deea3f3 7080 4089 a441 490e4d0bf09f8ee7f3e8 cbcd 4458 aed6 fb5c7bb43380F37a7b3a 68ca 4679 820d be410780daf9De232267 052d 400b bc60 0ac4afae644c
初期のいましろたかし―ハーツ&マインズ+ザ★ライトスタッフ+その他

クソミソになってでも生き抜くことの美しさ。

2年前

二週間の休暇

心地好い夢をみているような気持ちになる一冊。 キュートでお洒落で優しいけど皮肉屋。唯一無二の魅力を纏った漫画家、フジモトマサル。 早過ぎる死が惜しまれます。

2年前

Cbda7f18 b4b3 417b 9513 712e1d29218400a6cf1a c5e2 4331 ad04 f26bd088f920Icon user placeholder7d8e41ec 6211 40ea bd26 48c1cd52ac02519ddf7a ede9 45b4 aae8 946dcf1207c2Icon user placeholder79887820 f565 4157 afbd 20a48b6202a7 27
TATSUMI

「劇画」を創造主、辰巳ヨシヒロ。 ヘコたれそうな時に読む。哀しみと希望は表裏一体。

2年前