E62f0c3c f8ba 47a7 a44e a1b165318b7f

さすらいのアリクイ

兵庫の山の中で暮らしています

兵庫の山の中で暮らしています。本の集まる場所に行くのが趣味です。読む本は面白そうだなと思ったノンフィクション、冒険探検旅の本、小説や絵本なども。椎名誠さん、川原泉さんの作品が好きです。

320

コメントした本

ビワイチ!―自転車で琵琶湖一周

小学生たちが自転車に乗って琵琶湖一周、ビワイチにチャレンジするという児童文学。主人公の少年がビワイチをやる理由は気になる子の気を引くため…とミーハーな感じで最初は大丈夫かと不安になりましたが、サイクルショップのびわ湖ロングライドに申し込み、他の小学生たちやコーチ、お店の人と一緒に自転車、バイクで琵琶湖を走っている光景を読むとこちらの気持ちが暑くなってくる。滋賀の小学生は自転車で琵琶湖一周に挑む子がいることや、ギアチェンジを行う理由、滋賀の各地の風景など読んでいて知らないことに色々触れていることに気付く。小学生たちのギリギリの挑戦と、走って得ることができる成長。あとは小学生たちと一緒に走るコーチがかなりいい人ですね。

6日前

Cd259d9f fea6 47db b841 255dfba24985Icon user placeholderEed2419f 2b1b 46e7 a20a 7a322cb7e9dc66b38508 5a46 4f97 a0fb 87ff00c4b34a018b83c5 0668 4ed4 8ea9 38aff4a710bf
大分県のしいたけ料理の本

大分県でしいたけを作っている農家の人たちの写真やしいたけ料理のレシピ、しいたけ関連のコラムが載っている本。写真が無茶苦茶いい。しいたけが生えるほだ木が並んで立っているほだ場や、しいたけを焼いたり揚げたり料理している光景、しいたけオムレツを食べた直後の人の顔など、写真が生々しくて、でもガツガツした感じがしない、いやらしくない(商売っ気がかなり薄い)感じがします。料理のレシピもすごい。「こうたろう」というしいたけの品種を使った「こうたろうの塩炒め」の材料は、こうたろうと塩と油のみ。油抜きの空炒りでも可。スーパーでしいたけを買いたくなる本。

24日前

Icon user placeholderIcon user placeholder
編む人―ちいさな本から生まれたもの

編集者、南陀楼さんが雑誌を作っていた方たち、雑誌を作っている方たちへのインタビューが載っている本。新宿プレイマップ、プレイガイドジャーナルなどかつて雑誌を作っていた方や、新潟の雑誌ライフマグなど今雑誌を作っている方に雑誌を作るときに何をしている(していた)のかとか、雑誌へのこだわり、今後どうしたいのかなどを南陀楼さんが聴いています。インタビューを読むことでかつてあった雑誌の話から雑誌があった頃、時代の空気が頭のなかに浮かんだり、今ある雑誌では題材にしている地域のことが理解できたりなど。いい本だと思います。

約1か月前

おとのさまのじてんしゃ

現代社会でお城に暮らしているお殿様がお城から自転車に乗った人を見て自転車に乗りたいと家来に言い出し、家来や自転車屋さんの力を借りて自転車に乗る練習をし、自転車に乗ってハンバーガー屋さんのドライブスルーに行き…という児童文学の本。教訓を得るというよりもお殿様が自転車に乗りたいと言い出したり、乗る練習をするという現実にはなかなかないシチュエーションを楽しみながら自転車に乗ることへの関心を引く本ではないかと。お殿様がいい味出していて、補助輪を外すときに補助輪が好きになったのにと言い出したりなど。自転車の本です。

約1か月前

全国 旅をしてでも行きたい街の本屋さん

全国各地の本屋さん、古本屋さんの紹介、情報が載っている本。僕みたいな旅先で本屋さんや古本屋さんに寄ってしまう人にはかなりおすすめの本です。内容がてんこ盛りなので何からしゃべって良いか悩みますが、まず東京以外の関東地方の本屋さん、古本屋さんの情報を知ることができるのがかなりありがたいです。関西では東京以外の関東地方の本屋さん古本屋さん情報はなかなか入ってこないので。そしてお店の名前や建物の由来など細かい情報が載っているのも良いです。千葉県の本屋、ときわ書房さんの名前の由来や群馬県前橋市の本屋、フリッツアートセンターさんの独特な形の建物の由来とか。僕にとっては無茶苦茶楽しい本です。

約2か月前

6603f993 76fc 4a32 b727 770c596558d1187bb560 6007 4def bd4d de632e937dc553faee56 087c 4df2 bf35 2817db8d08e279887820 f565 4157 afbd 20a48b6202a7Icon user placeholderEf51d276 3015 4737 8abf 61f1f41be7e9C2d6999d 627d 40ac b68a 80aae8485e75 9
きんじよ

作家のいしいしんじさんがご家族と住む京都での暮らし、出来事を書いた本。お店に行く、お子さんの行動を見る、京都のイベントに参加するなど色々な出来事を時には緩く、またある時は男前な感じでいしいさんが語ります。不思議でつかみどころが見つからない本ですが、いしいさんたちはごきげんな毎日を送りたい、過ごしたいと思って暮らしているのかなと。感じたり思ったりしたりしていないわけではないでしょうが、いしいさんたちはためいきとか苦悩とかから、かなり遠いところにいるような感じがする。イベントの打ち上げでお子さんが横山剣さんに「GT」をリクエストする話、いしいさんのお父さんが塾をたたみまた塾をはじめる話など読んでいて気持ちがじわじわ盛り上がってくる話が時々出てきます。

2か月前

6cc053b7 a35f 4d76 8b84 5f08ee0a5defIcon user placeholder8cfbd4c3 9206 47ae 965f 95f4dcfdda64D7909256 6499 4a6a b54a 3f9214c4cccf41fd2b92 5a8a 4a5b a31e 4f61584623f4F11603e6 7980 4853 ba71 c021c99f74caIcon user placeholder 9
ふしぎなかばんやさん

路上で眠たそうな目の男がお客さんに鞄を売る、いや、プレゼンテーションする内容の絵本。この男、お客さんにおすすめする鞄はお客さんが求めている鞄とは全然違うものばかりで。小学生たちが遠足用にリュックが欲しいと言っているのに男はやたら大きなリュックを出し小学生たちからは不満を言われたり。ですが男がおすすめする鞄はお客の要求とミスマッチにもかかわらずお客さんは最終的には皆満足してしまうという。小学生たちも最後は大喜び。男は商売上手というわけではないが、お客さんたちの願望の着地点を実は見抜いているのかも。この絵本は男が手品的な接客を繰り出す話なのかなと。びっくり➡満足の不思議な絵本です。

2か月前

ツナパハ・ヌワラエリヤ スリランカカリーをつくろう

カレーの本です。福岡のスリランカ料理レストランの料理人(スリランカ人)と著者が一緒にカレーを作る内容ですが、一緒に作るときの喋り、掛け合いが面白い。というかこういう砕けた会話が載っているレシピ集の本って滅多にないです。本屋さんや図書館でこの本を見かけたら読んでみて欲しいです。腰が砕けそうになりますから。そんな感じですが載っているカレーやサイドメニューはまあ旨そうで。サンマカレー、サバカレー、タラカレー、そして蟹カレーなどミラクルなカレーレシピの数々。トークは緩めでレシピは本格派。そのギャップをお楽しみください。

3か月前

B30ed6db d9e4 45a3 a5a5 03505f2b2f44Icon user placeholderIcon user placeholder4e1c3589 2eb0 464c bd94 6d3a5133c1cc5f459b8d 75b0 42e4 9cac bc368d8d7a8e559ea320 59df 4afc b4ae edd6d446cf9aDdc956d3 8247 4c93 8c1f 99fc4e537075 13
歩いても、歩いても

主人公たち一家が両親が住む実家にある理由で帰り、同じころに帰ってきた姉夫婦一家と両親とで一軒の家で過ごす、という小説。是枝さんの小説を今回はじめて読みましたが、人の気持ち、場の空気を滑らかに書く方だなと。しかも隙のない滑らかさというか。そして要所要所で心にグサッとくる場面、言葉が飛び出してくるという。学校を卒業して10数年以上経つ方にはこの小説の内容がかなり重たく感じる方もいるかも知れない。読み終わっても色々残る小説。主人公がハッピーなのかはわかりませんが色々心の中に残る、消えにくいものがある小説です。

3か月前

Icon user placeholder4e1c3589 2eb0 464c bd94 6d3a5133c1cc5aad0610 8005 4190 b54f 5622c0f4f5be2217ec47 cf62 46d7 9a1b 8be5c7340c0c285d61d6 b4e4 46ea 8b3d 21ad309a449081b325a4 3128 49d4 b65f 14c97e51ba573880908b 3c3f 4c07 ab15 4efd38d6c5a8 9
ぼくたち負け組クラブ

読書好きな少年が小学校の放課後プログラムの時間で本を読む方法を探した結果、もう一人参加者を探し読書のクラブを作ることを知るのが物語のはじまり。しかしクラブの参加者を増やしたくないという彼の考えから、クラブの名前は「負け組クラブ」というひねくれたものに。最初の参加者の女の子と女の子に気がある男の子とのやりとり。宿題のクラブに入ってほしいと願う両親との駆け引き。作ったクラブが持っている意味、大切さに主人公が気づくことなど。主人公の少年は物語の最初の方では読書に夢中過ぎて学校生活の色々なことができない➡読書に逃げ込むという感じだったのですが、読書クラブを作り参加者と本絡みのやりとりをし、運営していくことを頑張った結果学校生活や勉強にも好影響が出る、という展開が読んでいてうれしい気持ちになる児童文学。本好きの大人でもいけるんじゃないかと。

4か月前

旅する温泉漫画 かけ湯くん

かけ湯くんという猫(たぶん著者の分身)が色んなところの温泉に入りに行くという漫画。温泉に行く道中、入っているときの出来事、温泉がある街の光景など色んなことの描写、説明がまあ細かい。温泉や宿、食べものやアルコールなど、色んなものへの執着心が著者の松本さん強いなあーと思ってしまうぐらい細かいです。お風呂に入って絶景見たりいい気分になったなどの良いことも、浴場内でのいざこざに巻き込まれてしまうなど良くないことも両方描いてあるのが特徴的です。でもやはりいい湯、いい光景のページ。見ているとここに行きたいなー、温泉浸かりたいなーという気分になりますね。

16日前

大阪うまいもんのうた

お好み焼きやたこ焼きなど大阪の名物の食べ物はこういうものがあるということが載っている絵本。この絵本、よく見てみると大阪絡みの細かいコネタが描いてある。最初のページで、鉄道の高架下の壁に「京橋はええとこだっせ」と書いてある紙が貼ってあったり、餃子のページではお店の厨房の中に「たまごいちにち60コブタニクいちにち12キロ」と書いてある貼り紙が(王将のパロディ)。お好み焼き屋さんののれんには「おバマこハマ」と書いてあり、厨房ではアメリカの前大統領らしき人物がいる…。そういう大阪のコネタを楽しめる方なら楽しめる絵本ではないかと。キダタローさんっぽい人も出てきます。

27日前

放課後カグラヴァイブス (1)

主人公の高校生が広島の高校に転校し、部活、神楽部に入っていきなり神楽の舞台を踏むことになるというところまでが描かれた第一巻。神楽とは何か、舞台上で何をやっているのかという説明が分かりやすい。神楽について何となく程度の知識、興味があれば読めるのではないかと。神楽は実際に広島県の北部で盛んだそうで、主人公が入った神楽部がイベントで組まれた舞台で踊ることになるなど話のリアリティ、題材への誘導もいい感じです。しかし主人公は神楽未体験なのに神楽部に入って踊ることになるので、なかなか大変そうです。でも逃げずに続けるそうで。神楽のマンガです。

約1か月前

おもしろ植物図鑑: マンガと写真でゆる~く楽しむ、草花の魅力

花屋兼漫画家の花福さんがワラビ、ドクダミ、サクラ、クスノキなど色々な植物をマンガと紹介文で説明するという内容の本。マンガも紹介文も緩めですが細かい。アジサイは挿し木で簡単に増やせるが、アナベルという近年人気の品種は挿し木は難しいとか、ベランダの鉢に謎の草が生えてきて育ててみたらムラサキシキブだったことなと、著者花福さんの植物へのこだわりや興味の熱さが伝わってくる。植物の育て方や匂いにこだわるのは花屋さんのお仕事をされているだからか。花福さんによるとカツラの葉は放置しておくと醤油煎餅の匂いがするらしい。内容、じわじわと来る感じ。寝る前などに少しずつ読みたい本です。

約2か月前

97781521 fe97 4e41 854e 38d418d57338A9b1d7d9 5701 45cf 84e1 8d75a036696d92262c23 5b2b 4468 9d6d 325af50c031c24a40ddd fe3b 4a69 84ad 011f9f2c283cD3e4c275 4ddb 4e6d 82d6 df5fe724e79eIcon user placeholder38aecb1e ab6d 44a9 8407 9f126a093a21 17
カモメの日の読書 漢詩と暮らす

最初本の題を見たときは内容どんなものだろうと思いましたが、少し面白そうな感じがあったので。著者は海外に住む日本の俳人。古今東西の漢詩を今の日本語に訳したり、漢詩の内容や漢詩を詠んだ人について説明したり、著者の日常のことを書いたりしています。漢詩が題材で取っ付きにくいかなと思いましたが、漢詩の訳や説明、著者のエッセイも柔らかくて面白い。そして著者は漢詩が大好きなんだろうなということが文章からにじみ出している感じがする。しかし冷静に見るとユニークな本だと思います。ちくまプリマー新書的な感じ。漢詩とエッセイ、そして色々なことへのリスペクトが詰まっている本。

2か月前

D487fe1c d403 4567 8828 809aeb6f98699b7b10e5 4fb3 4a41 a86b 9a79d145935d6f40c558 2efe 4d43 b658 ffbf72a47bd73221c9d3 635b 4ff4 b7d7 38140ce9362e
FLIP-FLAP

高校の卒業式、好きな女の子に告白した主人公。しかし女の子が付き合う条件として提示したのはゲームセンターにあるピンボールのゲームの最高得点記録を越えること、というのがこのマンガのはじまり。主人公はそれから少しずつピンボールに夢中になっていき、ハイスコアを追いかけながらピンボールのことを知っていく。告白した女の子からもスコアを伸ばすアドバイスをもらったり、二人がペアになってひとつの台を打ったりなど色々経験を積みながら主人公はピンボールを打ち続けます。彼女と付き合いたいというはじまりから、ピンボール台のハイスコアを抜きたい、そしてピンボールを楽しみたいという主人公の心境の変化が熱い。ピンボールを追いかけた結果、自分自身の人生も変化させたなと。そしてゲームで熱くなる人を見ているとこっちも熱くなるなと。気持ちいいマンガです。

2か月前

96c6ea9f fcf8 401d 9dbd 3e68f133b3c2E10a0e7a fd50 4720 8a6f aaf975102b0c
ズームイン、服!

坂口恭平という人の名前や本は時々SNSで目に入ることがあり、試しに読んでみたこの本。当たりでした。ファッション関係のお仕事をされている方たちや女装家、猟師など色々な職業の方に服や仕事や人生の出来事を坂口さんが聞きまくる本。坂口さんがインタビューする相手に何をしているのか? どういう生き方してきたのか? ということをガツガツ聞き文章化している。ひとりひとりの情報量が多すぎ。でも読みやすい。そして濃い。各インタビューの最後にインタビューを受けた方たちの感想が載っていて「取材が独特」などここだけ読んでも面白い。読んでいて時々衝撃が走った本です。

3か月前

1d5586ae 5320 49a4 909a 337ef92532aaIcon user placeholderC21e0cf0 962c 4e63 86ee 303caba24991F4c04302 3ecf 42e6 a34f 0f294f9f0518C57580ad cb93 4ea9 bd8c cf9e838ac581Fff45322 b0cc 4efa af26 2510329d729694610050 28a3 4194 bba5 b0de45b4447f 16
酒場っ子

酒場ライターのパリッコさんが東京や日本各地の居酒屋、酒場を巡って飲んで食べた記録の本。パリッコさんの引き出しの多さ、行くお店をとことん心地よく楽しんでしまおうという心意気に浸ることができる、読んでいてかなり愉快な気分になることができる本です。ただ酒場に行って飲むだけではなく、東大の食堂で飲める場所があるとか、開いているのか締まっているのか気になっていたお店の主人と酒場で仲良くなり主人のお店で夢みたいな内容の宴会をすることに…など読みごたえがある探索系の読みものもあり。著者はサービスし過ぎだよなと。サービスがうれしいけども。読んでいるとすんなりハッピーになれる心地よい本です。

3か月前

Icon user placeholderIcon user placeholderFbe03b83 b60d 43b1 9ee9 535d4d1f286dD7f4a023 7ae7 4f7b 96ba 7696b7d11ecf16e57a43 98bd 423a 954d 17865603ee6e17ad922b 01ae 458a b426 85f4b1c3f08f36766a54 f7fb 4be2 bb38 f56d9d3e233b 10
赤レンガを守った経営者たち 富岡製糸場 世界遺産への軌跡

群馬県の富岡市にある世界遺産、富岡製糸場に関わった会社や人、富岡製糸場が工場の役割を終えてから世界遺産に登録されるまでの動きなどが書いてある本。なぜ富岡製糸場は所有する会社が変わりながらも建物は残り、世界遺産の登録までにたどりついたのか? という部分の推測と解明が書いてあり、読みごたえがかなりあります。群馬県の養蚕についてや、所有していた各会社の中での富岡製糸場のポジションはどういったポジションだったのか、そしてそのポジションだったから次に所有する会社へのバトンが上手く渡ったのでは…など。著者が引いた線をたどっていくのが面白い本です。

4か月前

鈴木みきの富士登山ご案内

富士山登山の経験があるイラストレーターの著者、鈴木さんの富士山案内本。富士山ができるまでのお話や登山のルート、登山に持っていくもの、富士山の山小屋についてやトイレ事情まで細かく描いてあります。登山中に天気が悪くなったときの判断、登山までの準備期間で山に登らなくても街中で普段は歩かない距離を歩き、登山の行動時間をつかむなどアドバイスがひとつひとつ細かい。本の最後で著者と富士山登山未経験者の女性たちが実際に富士山へ登る実践編もあり。登る前の準備の大切さと、登るとどんなことが起きるかを教えてくれる登山の本。

4か月前